うさぎの血尿と食欲不振:セカンドオピニオンと適切なケア

うさぎが血尿を出し、今日、病院に行ってきました。4歳のメスのロップと暮らしています。今年の5月頃、急に自分の首元を噛む自傷行為を始めて、病院(他の動物病院に、ここならうさぎに詳しいと紹介された病院です)に行きましたが原因がわからず、首にエリザベスカラーを巻いたまま現在に至ります。カラーははずすとすぐに首元を噛んで肉が出てしまう大けがになるので、仕方なくはめています。2日前まで食欲はあったのですが、昨日からほとんど食べなくなり(チモシーを少しとバナナを1口だけ食べました。)、夜中に血尿が出ました。ビックリして今日病院(前回と同じ)を受診し、レントゲンと血液検査と尿検査とエコーの結果、先生の説明は、・結石はなく、腫瘍なども見当たらない。・胃に食べ物がたくさん詰っているので、お腹が空かないから食べないんでしょう。(←え?これってうっ滞って言うんじゃないの?違うの?と思いましたが治療はなしでした・・・)・若干気になるのは、子宮が通常の倍くらいに腫れていることくらいかな~・血液検査で腎臓のBUNの数値が高いので腎機能低下が見受けられる・カルシウム値が正常値より低い・貧血の症状が見受けられる。・現状ではどうして血尿が出るのかわからない。お腹を開けてみないことには子宮もどうなっているのかわからない。と、こんな感じで、今日は検査のみで他の治療は一切ありませんでした。薬は胃腸薬、抗生物質、止血剤(全て粉薬)と、強制給餌用粉末フードが処方されました。人間の大人でも飲むのが大変なくらいの大量の粉を、毎日2回飲ませて様子を見るように言われました。 今後は、薬を飲ませ続けるか、お腹を開けてみるかしか治療法がないそうです。なんだかモヤモヤします。本当にこれでいいのでしょうか?この病院に通い続けていいのでしょうか?インフォームド・コンセントってしたほうが良いのでしょうか?今もうさちゃんは部屋の隅でうずくまっています。皆さん、何かアドバイスください!!!よろしくお願いします。

うさぎの症状と検査結果の整理

ご心配な状況、よく分かります。4歳のメスロップウサギさんが、血尿、食欲不振、そして長期間にわたる自傷行為という深刻な問題を抱えているとのこと。検査結果からは、胃内容物の増加(うっ滞の可能性)、子宮の腫大、腎機能低下、低カルシウム血症、貧血が示唆されています。しかし、血尿の原因は特定されておらず、治療方針も曖昧な印象です。

現状の問題点

* **血尿の原因不明:** これが最も重要な問題です。子宮の腫大が原因の可能性もありますが、確定診断に至っていません。
* **胃内容物の増加(うっ滞の可能性)への対応不足:** うっ滞は命に関わる緊急事態です。適切な治療(胃腸運動促進剤の投与、強制給餌など)が不足しているように感じます。
* **インフォームド・コンセント不足:** 治療法の選択肢、リスク、メリットについて十分な説明を受けていない可能性があります。
* **治療方針の曖昧性:** 薬物療法のみで経過観察という方針ですが、根本原因が不明なままでは、効果が期待できない可能性があります。

セカンドオピニオンの検討

現状の治療に不安を感じるのは当然です。セカンドオピニオンを得ることを強くお勧めします。別の専門性の高い動物病院を受診し、検査結果と治療方針について改めて相談しましょう。

セカンドオピニオンを受けるメリット

* **別の視点からの診断:** 異なる獣医師の意見を聞くことで、見落としがあったり、新たな治療法が見つかる可能性があります。
* **治療方針の確認:** 現状の治療方針が適切かどうか、より効果的な方法があるかどうかを確認できます。
* **不安解消:** 専門家からの説明を受けることで、不安や疑問を解消し、安心して治療を進めることができます。

セカンドオピニオンを受ける際のポイント

* **検査結果のデータを持参:** レントゲン写真、血液検査結果、尿検査結果などのデータを全て持参しましょう。
* **これまでの経緯を詳しく説明:** 症状の経過、これまでの治療内容を詳しく説明することで、より正確な診断が得られます。
* **質問を準備:** 不安に思っていること、疑問に思っていることを事前にリストアップしておきましょう。

うさぎのケア:自宅での対応

セカンドオピニオンを受けるまでの間、できる限りのケアを行いましょう。

強制給餌について

処方された強制給餌用粉末フードは、指示通りに与えましょう。しかし、飲み込みづらそうであれば、獣医師に相談し、より適切な方法を検討しましょう。ペースト状のフードや、シリンジを使って少量ずつ与える方法もあります。

水分補給

脱水症状を防ぐため、こまめな水分補給が重要です。新鮮な水を常に用意し、飲ませるように促しましょう。

ストレス軽減

うさぎはストレスに弱いため、静かな環境で休ませることが大切です。ケージを清潔に保ち、落ち着ける場所を作ってあげましょう。

エリザベスカラー

エリザベスカラーは、自傷行為を防ぐために必要不可欠です。しかし、うさぎのストレス軽減のため、適宜休憩時間を設けましょう。カラーを外す際は、必ず安全な場所で、短時間にとどめましょう。

専門家の視点:うさぎの病気と治療

うさぎの専門医は、うさぎ特有の病気や治療法に精通しています。一般の動物病院よりも、より高度な医療を提供できる可能性があります。

専門医を探す方法

* **日本獣医学会のホームページ:** 専門医のリストが掲載されている場合があります。
* **インターネット検索:** 「うさぎ 専門医」などで検索し、近くの病院を探しましょう。
* **うさぎ専門の動物病院:** うさぎ専門の動物病院であれば、経験豊富な獣医師が対応してくれます。

まとめ:早期の対応が重要

うさぎの血尿、食欲不振は、深刻な病気のサインである可能性があります。早期に適切な治療を受けることが、うさぎの命を守るために非常に重要です。セカンドオピニオンを得て、信頼できる獣医師と共に治療を進めていきましょう。

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