うさぎとの距離を縮める方法:安心と信頼関係を築くためのステップ

うさぎに嫌われてます? (;;) 一人暮らしの彼氏がうさぎを飼って2年。 遊びにいくたび撫でたり話しかけたりしていますが、彼家に行くときしか会えないのでなかなか懐いてくれません。 人参やチモシー、ペレットを手からあげても食べてくれるし、小屋の中では大人しく頭を撫でさせてくれるので普通かなとは思うのですが、気になる点があるので教えてください。 1.頭を撫でようと手をもっていくと、たまにぐいぐい鼻で押され手を持ち上げさせられその先に行こうとします。縄張り主張でしょうか? 2.換毛期なのでグルーミングしようと、滅多に行かない部屋に連れ込み膝に載せてグルーミングしましたが、おしりを向けたままでした。こっちを向かせても、膝の上でうろうろした後、私におしりを向け座り直します。嫌われてるのでしょうか? 3.以前滅多に行かない部屋で爪切りをおとなしくさせてくれたので、小屋のあるいつもの部屋で抱っこしようとしたらすごい抵抗にあい腕からすり抜けてしまいました; おとなしくなってたのは知らない部屋だったからで、全く抱っこに慣れてないのでしょうか。 4.部屋んぽさせようと小屋から出すと嬉しそうにぴょんぴょん空中で体を反らせてジャンプするのですが、頭を撫でようと近づくとビクッと逃げます…。 彼氏は普段小屋からうさぎを出さず、抱っこなどもしないので2年経っても人間に慣れてないのかなと思っています。 ※以前うさぎ専門店に爪切りをお願いしたとき、すごく暴れて爪が切れず、もっと抱っこして人に慣らせなさいと店員さんに怒られたくらいです…。仰向け状態のうさぎの足がすごく痙攣して可哀想で見ていられませんでした。 ただ、先日の爪切りとグルーミングのときは、抱っこしてる状態で私の顔に接近してクンクン嗅いだり、胸の上に居座ったり、脇に顔をつっこんできたりしました。 膝の上で顔を洗うしぐさ(毛繕い?)をしたりしてたので、落ち着いてくれてるのかなと思いきやすごく鼻息が荒いのと震えているので(小動物はこんなものでしょうか)不安なのかなとも思い、、 私がうさぎの体や顔の上にあごを乗せても大人しくしていましたが、滅多に行かない部屋の効果だけでしょうか?その効果も小屋へ戻れば…(^_^;) 私はやはり嫌われているのでしょうか? 好かれるためにはどうすればいいでしょうか?

うさぎの行動から読み解く、本音と気持ち

うさぎはデリケートな生き物です。一見、嫌われているように見える行動も、実は恐怖や不安からくる反応かもしれません。質問者さんのうさぎさんの行動を一つずつ見ていきましょう。

1.鼻で押して手をどける行動

これは縄張り意識の表れである可能性が高いです。特に、頭を撫でられることに抵抗がある場合、自分のテリトリーを守るために、鼻で優しく押し戻す行動に出ることがあります。うさぎは繊細な嗅覚を持っているので、知らない人の匂いに対して警戒心を抱くことも珍しくありません。

2.お尻を向ける行動

お尻を向けるのは、警戒心や不安のサインです。換毛期でグルーミングが必要な状況でも、知らない場所で、しかも抱っこされている状態では、うさぎは恐怖を感じている可能性があります。安心できる環境で、ゆっくりと時間をかけてグルーミングを行うことが大切です。

3.部屋によって異なる反応

いつもの部屋と違う部屋で大人しく爪切りをさせてくれたのは、新しい環境への警戒心と、いつもの安心できる場所(小屋)からの距離が関係していると考えられます。うさぎは環境の変化に敏感です。

4.部屋んぽ時の反応

部屋んぽで嬉しそうにジャンプするのに、撫でようとすると逃げるのは、興奮と警戒心が混在している状態です。うさぎは、急に近づかれると驚いてしまうことが多いです。

うさぎと信頼関係を築くための具体的な方法

うさぎは、人間のように言葉で意思表示できません。彼らの行動をよく観察し、彼らの言葉(行動)を理解することが、信頼関係を築く第一歩です。

1.ゆっくりとした時間をかける

うさぎに安心感を与えるには、焦らずゆっくりと接することが重要です。いきなり抱っこしたり、撫でたりするのではなく、まずはうさぎのそばで静かに座り、存在を認識させることから始めましょう。

2.アイコンタクトと優しい声かけ

うさぎの目を見て、優しく語りかけましょう。声のトーンを低く穏やかにすることで、うさぎは安心感を覚えます。ただし、威圧感を与えないように、距離を保ちながら行いましょう。

3.おやつでコミュニケーション

人参やチモシー、ペレットなど、うさぎの大好物のおやつを使ってコミュニケーションを取りましょう。手から直接おやつを与え、ゆっくりと距離を縮めていくことが効果的です。最初は少し離れたところから始め、うさぎが自ら近づいてきたら、優しくおやつを与えます。

4.安全な空間の確保

うさぎにとって安全で落ち着ける場所(隠れ家)を用意してあげましょう。小屋だけでなく、布製のハウスやトンネルなどを設置し、自由に逃げ込める場所を作ることで、うさぎは安心感を覚えます。

5.無理強いはしない

うさぎは、自分の意思を尊重されることを好みます。抱っこやグルーミングなど、うさぎが嫌がることを無理強いすると、ストレスを与え、関係が悪化します。うさぎの反応をよく観察し、嫌がっているようであれば、すぐにやめましょう。

6.専門家のアドバイス

どうしても不安な場合は、動物病院やうさぎ専門のペットショップに相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、うさぎの行動を理解し、適切な接し方を知ることができます。

具体的なステップと時間軸

* **1週間目:** うさぎのそばに座って、静かに観察。優しく声をかける。おやつを少し離れた位置から与える。
* **2週間目:** うさぎが自ら近づいてきたら、優しく撫でる。ただし、嫌がったらすぐにやめる。
* **1ヶ月目:** 抱っこに挑戦。嫌がったら無理強いせず、すぐに抱っこをやめる。
* **2ヶ月目以降:** グルーミングに挑戦。嫌がったらすぐにやめる。

このステップはあくまで目安です。うさぎの性格や反応に合わせて、柔軟に対応することが大切です。

専門家の視点:獣医師からのアドバイス

獣医師によると、うさぎは非常にデリケートな動物であり、ストレスを感じやすい傾向があります。そのため、無理強いせず、うさぎのペースに合わせて接することが重要です。また、うさぎの行動をよく観察し、異常がないかチェックすることも大切です。

まとめ:信頼関係は時間と愛情で育む

うさぎとの信頼関係を築くには、時間と愛情が必要です。焦らず、うさぎのペースに合わせて、ゆっくりと関係を深めていきましょう。うさぎの行動をよく観察し、彼らの気持ちに寄り添うことが、幸せな共存につながります。

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