うさぎがケージをかじって困っています。 ネザーランドドワーフ（メス：7ヶ月）を飼ってひと月ほど経ちましたが、最近ケージをかじる癖がひどくて困っています。 ベッドのある部屋とカーテンを隔てた部屋で飼っているのですが、一週間ほど前から朝6時～8時くらいに激しくケージをかじり、その音で目を覚ましてしまいます。 無視してもしつこくかじり続けますし、ダンボールでケージの四方を覆ってみても効果がありませんでした。 かじった時にケージを叩いてみましたが、その時は大人しくなるものの数分後にはまたかじり始めてしまいます。 不正咬合も心配ですが、私が昼～深夜に仕事をしているため、このままでは寝不足になってしまいそうです。 何か良い対策があれば、是非教えてください。ご自身の経験談も交えてくださるとありがたいです。補足皆さん回答ありがとうございます。とりあえず無視を徹底して対処してみようと思います。 補足でもう一つ質問したいのですが、餌の入れ替えやトイレ掃除などの世話をしている間にケージを噛んで来た時も極力無視するのがよいのでしょうか？それとも、そういう時は大きな音を出したり鼻を触ったりして対処した方がいいでしょうか？
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うさぎのケージかじりの原因を探る
うさぎがケージをかじる行動は、単なるいたずらではなく、様々な原因が考えられます。 まずは、その原因を特定することが、効果的な対策を立てる第一歩です。
考えられる原因
- ストレス： 寂しさ、不安、退屈などが原因でかじる場合があります。特に、夜間や早朝は、飼い主さんが不在で不安を感じやすい時間帯です。
- 歯の伸びすぎ： うさぎの歯は常に伸び続けるため、適切な咀嚼ができていないと、歯が伸びすぎてしまい、かじることで歯を研磨しようとする行動につながります。不正咬合の可能性も考慮する必要があります。
- 栄養不足： 必要な栄養素が不足している場合、異物を摂取することで栄養を補おうとする可能性があります。
- 遊びや探索行動： ケージ内が狭かったり、おもちゃが不足していたりすると、ケージ自体を探索・かじる対象としてしまうことがあります。
- 環境の変化： 引越しや家族構成の変化など、環境の変化によってストレスを感じ、かじる行動が増えることがあります。
効果的なケージかじり対策
ネザーランドドワーフは特に活発なため、適切な対策が必要です。 以下の対策を段階的に試してみてください。
1. 環境の見直しとストレス軽減
- ケージの広さ： ケージが狭すぎる場合は、より広いケージに買い替えましょう。うさぎが自由に動き回れるスペースが必要です。ケージの素材も、かじりにくい素材（ステンレスなど）を選ぶのも有効です。
- おもちゃの提供： かじっても安全な木製のおもちゃ、チモシーなどの牧草、専用の歯磨きおもちゃなどを豊富に与えましょう。これによって、ケージをかじる代わりに、これらのアイテムをかじるように誘導できます。
- 快適な休息場所： 隠れ家となるハウスや、柔らかいベッドなどを設置して、うさぎが安心して休める場所を作ってあげましょう。ブラウン系の落ち着いた色合いのハウスは、うさぎの落ち着きを促す効果があると言われています。
- コミュニケーション： 毎日、一定時間をかけてうさぎと触れ合い、コミュニケーションを取りましょう。ブラッシングや、優しく撫でることで、うさぎのストレスを軽減できます。
- ケージの位置： 騒音や人の出入りが少ない静かな場所にケージを移動してみましょう。カーテンで仕切っているとのことですが、完全に隔離されていると不安になる場合もあります。視覚的に飼い主さんの存在を感じられる位置が理想的です。
2. 食事の見直し
- 栄養バランス： ペレット、牧草、野菜などをバランスよく与え、栄養不足を解消しましょう。獣医さんに相談して、適切な食事内容をアドバイスしてもらうのも良いでしょう。
- ミネラルブロック： 歯の伸びすぎ予防に、ミネラルブロックを提供するのも効果的です。ただし、食べすぎに注意が必要です。
3. 無視と代替行動の強化
- 無視の徹底： かじっている最中は、一切反応しないようにしましょう。反応することで、うさぎはかじる行動が効果的だと学習してしまいます。餌の入れ替えやトイレ掃除中も、できる限り無視を心がけましょう。ただし、危険な行動をとっている場合は、優しく注意しましょう。
- 代替行動の強化： かじりやすいおもちゃなどを与え、ケージをかじる代わりに、それらをかじるように促しましょう。褒めて強化することで、代替行動を学習させやすくなります。
4. 専門家への相談
- 獣医： 不正咬合や病気の可能性がある場合は、獣医さんに相談しましょう。レントゲン検査などで、歯の状態を確認してもらうことが重要です。また、食事や飼育方法についてもアドバイスをもらえます。
- 動物行動学者： うさぎの行動に詳しい動物行動学者に相談することで、より具体的な対策を立てることができます。
インテリアとの調和：ブラウン系の空間づくり
うさぎのケージは、インテリアの一部として考えることも重要です。ブラウン系の落ち着いた色合いのケージや周辺アイテムを選ぶことで、お部屋全体との調和を図り、リラックスできる空間を作ることができます。例えば、ブラウン系の木製ケージや、ブラウンのハウス、ブラウンのマットなどを組み合わせることで、統一感のある空間を演出できます。
まとめ
うさぎのケージかじりは、ストレスや歯の伸びすぎなど、様々な原因が考えられます。 上記の対策を段階的に試すことで、効果的にケージかじりを改善できる可能性があります。 それでも改善が見られない場合は、獣医さんや動物行動学者に相談することをお勧めします。 うさぎとの快適な生活を実現するために、根気強く対応していきましょう。
