い草ラグのメリット・デメリットと8畳間への敷き方|畳との組み合わせ術

今まで畳8畳間にカーペットを敷いていたのですが、い草ラグ(クッション付き)というものを使ったことがなく、カーペットと比べて長所、短所など教えていただきたく質問しました。い草ラグという品物はおそらく細かいホコリが出にくいのではと思い掃除も楽?でいいのでないかと思うようになりました。ただクッションのないタイプだとさすがに生活してて痛いので裏地にクッション有りのほうがいいと思ってますがどうでしょうか?実際どちらも使ったことがある方からのご意見だとありがたいですが、こういうインテリアに詳しい方からも幅広くご意見お願いしたいです。そして8畳間ですが8畳用のラグを買うのではなく、わざと6畳用か4.5畳用を買って、自分が常にいる位置の机と椅子の周りのみの大きさのものにして、8畳 - 4.5畳=3.5畳は元の畳のままで生活するのはどうかと検討中です。おそらくこの方法だと畳がむき出しのところは、陽が当たって徐々により黄色に変化していくと思います。しかし8畳用をびっしりと敷くよりも取り外しがしやすく、掃除の時移動などがしやすい点と8畳よりも4.5畳用のほうがはるかに安価であることなどがメリットかなと思います。ですが、い草ラグを敷いてない部分の畳に重いパイプハンガーなどを置いてしまうと、キャスター4箇所に重量がかなりかかってしまい畳にへこみができてしまうなどのデメリットがあります。皆さんの部屋はどんな工夫や便利グッズなど使っておりますか?また、い草ラグの商品でここのこんなのがイイよというのがありましたらぜひURLの紹介お願いします。同じ畳数であっても店や品質によって、値段がかなり違うようなので、高すぎない範囲でできるだけ良い品を購入したいのでよろしくお願いします。

い草ラグとカーペットの比較:メリット・デメリット

い草ラグとカーペット、どちらも畳の上に敷く床材として人気がありますが、それぞれに特徴があります。8畳間という広さでの使用を想定し、比較してみましょう。

い草ラグのメリット

  • 天然素材の涼感:い草は天然素材のため、夏場でもひんやりとした感触で快適に過ごせます。カーペットのように熱がこもりにくいのが大きなメリットです。特に日本の夏の湿気対策に効果的です。
  • 調湿効果:い草には優れた調湿効果があり、湿気を吸収・放出することで、お部屋の湿度を快適に保ちます。カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。
  • 空気浄化効果:い草には、空気中のホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着する効果があると言われています。小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心です。
  • リラックス効果:い草の香りは、リラックス効果や安眠効果があるとされています。心地よい空間づくりに役立ちます。
  • 掃除のしやすさ:カーペットに比べて、細かいゴミやホコリが絡まりにくいので、掃除機をかけるだけで比較的簡単に清掃できます。ただし、食べこぼしなどの汚れはすぐに拭き取る必要があります。

い草ラグのデメリット

  • 耐久性:い草は天然素材のため、カーペットに比べて耐久性が低く、ヘタリやすい傾向があります。頻繁に移動させたり、重いものを置いたりすると、傷みやすくなります。
  • 水分への弱さ:水分に弱いため、こぼれた飲み物などはすぐに拭き取ることが重要です。長時間濡れた状態が続くと、カビやシミの原因となります。
  • 価格:カーペットに比べて、高価な製品が多い傾向があります。品質やサイズによって価格差が大きいため、予算に合わせて選ぶ必要があります。
  • 虫害:い草は、虫がつきやすい素材です。定期的な掃除や防虫対策が必要です。

カーペットのメリット

  • 耐久性:い草ラグに比べて耐久性が高く、長期間使用できます。
  • デザイン・バリエーション:デザインや素材のバリエーションが豊富で、様々なインテリアに合わせやすいです。
  • 防音効果:防音効果のあるカーペットもあります。

カーペットのデメリット

  • 通気性:通気性が悪く、夏場は暑く感じることがあります。
  • 掃除の手間:ホコリやゴミが絡まりやすく、掃除が大変です。
  • ダニ・カビの繁殖:通気性が悪いことから、ダニやカビが繁殖しやすい環境になりがちです。

8畳間にい草ラグを敷く際の工夫

質問者様は、8畳間の部屋に8畳用のい草ラグではなく、6畳用または4.5畳用のい草ラグを敷くことを検討されています。これは、掃除のしやすさやコストを抑えるという点で有効な方法です。

部分的にい草ラグを敷くメリット

  • コスト削減:サイズの小さいラグは、大きなラグに比べて価格が安価です。
  • 掃除のしやすさ:ラグを移動させて掃除がしやすくなります。
  • 模様替えの容易さ:必要に応じてラグの位置や向きを変えることで、簡単に模様替えができます。

部分的にい草ラグを敷くデメリット

  • 畳の色の変化:日当たりによって、畳の色が変化する可能性があります。日焼け防止対策として、UVカット効果のあるカーテンやブラインドなどを活用しましょう。
  • 畳の傷み:重い家具を直接畳の上に置くと、へこみなどが生じる可能性があります。家具の足に保護キャップを付ける、または、家具の下に保護シートを敷くなどの対策が必要です。キャスター付きの家具は特に注意が必要です。キャスター付きの家具には、床の傷つきを防ぐためのフェルトなどを貼ることをおすすめします。

畳の保護対策

畳のへこみ防止には、以下の対策が有効です。

  • 家具の脚に保護キャップをつける:100円ショップなどでも手軽に購入できます。
  • 家具の下に保護シートを敷く:滑り止め効果のあるシートを選ぶと、家具の移動もスムーズになります。
  • 畳の下にすのこを敷く:通気性を良くし、湿気による畳の傷みを防ぎます。
  • 重量のある家具は、い草ラグの上ではなく、畳の上に直接置かない:い草ラグが傷むのを防ぎます。

い草ラグ選びのポイント

い草ラグを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • い草の種類:「九州産い草」や「熊本県産い草」など、産地によって品質や香りが異なります。高級品は香りが良く、耐久性も高い傾向があります。
  • 織り方:「織り方」によって、耐久性や肌触りが異なります。しっかりとした織りのものを選ぶと、長持ちします。
  • クッション性:クッション材の厚さや素材によって、座り心地が大きく変わります。長時間座ることを想定する場合は、厚みのあるクッション材を選びましょう。
  • サイズ:部屋のサイズに合ったものを選びましょう。少し小さめのサイズを選ぶことで、掃除がしやすくなります。
  • 価格:予算に合わせて選びましょう。価格帯によって品質やデザインが大きく異なります。

おすすめのい草ラグ(例)

具体的な商品紹介は、アフィリエイトサイトの性質上、ここではURLの提示は控えさせていただきます。しかし、多くのインテリアショップや通販サイトで、様々なデザインや価格帯のい草ラグが販売されています。 「い草ラグ 6畳」「い草ラグ クッション付き 4.5畳」などのキーワードで検索すると、多くの商品が見つかるでしょう。 購入前に、レビューなどを参考に、品質や耐久性を確認することをおすすめします。

まとめ

い草ラグは、天然素材の涼しさや調湿効果など、多くのメリットを持つ一方で、耐久性や水分への弱さといったデメリットも存在します。8畳間に敷く際には、サイズや敷き方、畳の保護対策などを考慮することが大切です。 ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、最適な選び方をしてください。

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