い草マットからカスが出るのはなぜ?お手入れ方法と選び方

先日ホームセンターにて『い草マット』なる物を見つけ自分の部屋に丁度良いと思い購入しました。早速、部屋に敷いてみたら、い草のカス?みたいなヤツがボロボロと出てきます・・・掃除機をかけても、次の日には、またカス?みたいなんが出てきます。い草って、元々こんな物なんでしょうか?それとも、たんなる安物だからでしょうか?(990円で購入)解りにくいですが写真を添付します。宜しくお願いします。ちなみに、い草は絨毯の上に重ねて敷いてます。補足ニオイも結構きついです・・・

い草マットからカスが出る原因と対策

い草マットからカスのようなものがボロボロと出てきてしまう、そして強い匂いがするとのこと、ご心配ですね。結論から言うと、安価な製品であること、そして絨毯の上に重ねて敷いていることが原因として考えられます。 いくつか可能性を検討してみましょう。

1. い草の繊維の抜け落ち

い草マットは天然素材のため、繊維が抜け落ちることはある程度避けられません。特に、品質の低い製品や、乾燥が不十分なまま製造された製品では、繊維が弱く、抜け落ちやすくなります。990円という価格から察するに、品質が低い可能性が高いです。

  • 対策: 高品質な製品を選ぶことが重要です。購入前に、い草の密度や品質を確認しましょう。しっかりとした織り目の製品を選ぶことで、カスが出にくくなります。

2. 絨毯との摩擦

い草マットを絨毯の上に重ねて敷いているとのことですが、絨毯との摩擦によって繊維が抜け落ちやすくなっている可能性があります。絨毯の素材によっては、い草の繊維を傷つけ、カスが出やすくなる場合があります。

  • 対策: 絨毯の上ではなく、フローリングなどの直接床に敷くことをおすすめします。もし絨毯の上に敷く必要がある場合は、滑り止めシートなどを敷いて摩擦を軽減しましょう。

3. い草の乾燥不足

い草マットは、収穫後、乾燥工程を経て作られますが、乾燥が不十分だと、繊維が弱く、抜け落ちやすくなります。安価な製品では、この乾燥工程が十分でない可能性があります。

  • 対策: 購入する際には、製造工程や品質表示などを確認しましょう。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。また、購入後、風通しの良い場所で陰干しすることで、余分な水分を飛ばし、抜け落ちを軽減できる可能性があります。

4. カビやダニ

強い匂いがするとのことですが、湿気がこもりやすい環境ではカビやダニが発生する可能性があります。特に、絨毯の上に重ねて敷いていると、通気性が悪くなり、カビやダニが発生しやすくなります。カビやダニの死骸がカスとして見えることもあります。

  • 対策: 定期的に掃除機をかけ、風通しの良い場所に干しましょう。天日干しは色褪せの原因となるため、陰干しをおすすめします。市販の防カビ・防ダニスプレーを使用するのも有効です。ただし、い草に直接スプレーするのではなく、マットの裏側に吹きかけるようにしましょう。

い草マットの選び方と適切なケア

い草マットを購入する際には、以下の点を考慮しましょう。

1. 価格と品質

安価な製品は、品質が低い可能性があります。価格と品質のバランスを考慮して、信頼できるメーカーの製品を選びましょう

2. い草の種類と密度

い草の種類や密度によって、耐久性や肌触りが異なります。高密度のい草を使用している製品は、耐久性が高く、カスが出にくい傾向があります

3. サイズと厚さ

部屋のサイズや用途に合わせて、適切なサイズと厚さの製品を選びましょう。厚みのある製品は、クッション性が高く、足触りが良いです。

4. お手入れ方法

い草マットのお手入れ方法は、製品によって異なります。購入前に、お手入れ方法を確認しておきましょう

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「い草マットのカスは、品質やお手入れ方法によって大きく異なります。安価な製品は繊維が弱く、抜け落ちやすい傾向があります。また、絨毯の上に重ねて敷くと、摩擦によってカスが出やすくなります。適切な製品を選び、適切なお手入れをすることで、カスを最小限に抑えることができます。」とのことです。

まとめ

い草マットからカスが出るのは、製品の品質、敷き方、お手入れ方法などが影響しています。より良い状態を保つためには、高品質な製品を選び、適切な場所に敷き、定期的なお手入れを行うことが重要です。今回のように、絨毯の上に重ねて敷くのは避けた方が良いでしょう。もし、今回購入したマットがどうしても気になるようでしたら、新しい高品質なマットを購入することを検討してみてください。

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