ありえないリフォーム会社への対処法:19歳学生からのSOSと具体的な解決策

私は19歳の学生です。皆さんの意見を聞かせていただきたいです。3月の地震でおかしくなったマンションの外壁や各部屋の内部の壁を直すために、マンションの大家さんがリフォーム会社に外壁塗装工事などの依頼をし、今日私の家の内部の壁なども直してもらいました。その際、作業に取り掛かる1週間前ほどに作業員の方が来て、段取りの確認をしました。その内容は『作業は2日間かけてやり、1日目は私の部屋とキッチンの半分の壁紙を貼り替え、2日目はキッチンの残りの半分と母の部屋の壁紙を貼り替える』というものでした。2日間に分けた理由は、作業する部屋に出ているものが埃などを被らないように別の部屋に移すためです。それを作業員の方2人ときちんと確認したにも関わらず、今日帰ってきたら、母の部屋の壁紙まで勝手に貼り替えてありました。物も勝手に動かした形跡があり、タンスなども無理矢理動かされていたため畳の至るところがボロボロになり、私が生まれたときに母が買ってくれた羽子板のガラスケースの扉は完全に外れていて謝罪もなし。パソコンや電話の線も引っこ抜かれてぐちゃぐちゃでした。あとベランダの地面の防水加工もしてくれたみたいですが、地面が斜めになっていないので、逆に雨が降ったらいつまでも水がひきません。挙句の果てに、キッチンには作業の途中で飲んだと思われる缶コーヒーの空き缶が2つ置きっぱなし。人の家にゴミを置いていくなんて考えられますか?耐えかねて母が会社に「約束が違いませんか?」と電話をしたら「先に母と私の部屋をやると言った」と言い出す始末。母が「違う」と言い張ったら、渋々といった感じで「すいませんでした」と言ったそうですが…。作業を早く進めようと思ってやってくれるのはありがたいと思いますが、それでもこちらの都合も考えてもらいたいし、約束は守ってもらいたいです。ほんとに頭にきているので、どのような対処をしたら1番いいか、皆さんの意見を聞かせてください。長文読んでくださってありがとうございました。補足すいません、補足なんですが、タンスの下に地震のときの転倒防止のためのものが挟んであったのですが、それがなくなっていて、部屋のどこを探してもありません。あと、トイレを勝手に使うのは普通なんでしょうか?通常は依頼主の大家さん宅のものを使うのではないかと思うのですが…回答よろしくお願いします。

信じられないリフォーム会社の対応:問題点の整理

今回のリフォーム工事では、複数の問題点が露呈しています。箇条書きで整理してみましょう。

  • 作業範囲の変更:事前に合意した作業範囲(1日目:あなたの部屋とキッチンの半分、2日目:キッチンの残り半分と母の部屋)を一方的に変更。
  • 物品の破損と紛失:タンスの移動による畳の破損、羽子板のガラスケース破損、転倒防止具の紛失。
  • 私物の無断移動:パソコンや電話の線の無断撤去、私物の無断移動による混乱。
  • 不適切な防水工事:ベランダの防水工事が不適切で、雨漏りのリスクが発生。
  • ゴミの放置:作業中に飲んだ缶コーヒーの空き缶を放置。
  • 嘘の報告:作業範囲変更について、リフォーム会社が嘘の報告。
  • トイレの無断使用:トイレを無断で使用(プライバシー侵害の可能性)。

これらの問題は、単なるミスではなく、プロとしてありえないずさんな作業と不誠実な対応です。

具体的な対処法:冷静に対処し、権利を守ろう

怒りや不満は理解できますが、冷静に対処することが重要です。以下のステップで対応することをお勧めします。

1. 写真・動画の証拠確保

全ての被害状況を写真や動画で記録しましょう。破損した畳、羽子板、ぐちゃぐちゃになった配線、放置されたゴミなど、証拠となるものは全て記録します。これは、後の交渉や損害賠償請求に非常に重要です。

2. リフォーム会社への正式な抗議

電話での抗議だけでは不十分です。内容証明郵便で、以下の点を明確に記載してリフォーム会社に送付しましょう。

  • 発生した問題点の箇条書き(上記で挙げた問題点全てを具体的に記述)
  • 損害賠償請求の意向(破損した物品の修理費用、新品購入費用、精神的苦痛に対する慰謝料など)
  • 期限付きの改善要求(例えば、1週間以内に回答と具体的な改善策を示すよう求める)

内容証明郵便は、証拠として残るため、非常に有効です。

3. マンションの大家さんへの報告

大家さんにも、発生した問題とリフォーム会社への対応状況を報告しましょう。大家さんは、リフォーム会社との契約者であり、責任を負う立場にあります。大家さんの協力を得ることで、よりスムーズな解決に繋がる可能性があります。

4. 必要に応じて専門家の相談

状況によっては、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、適切な損害賠償額の算定や交渉、法的措置の検討などをサポートしてくれます。特に、防水工事の不備による将来的な損害の可能性も考慮すると、専門家の意見を聞くことは重要です。

5. 消費者センターへの相談

リフォーム会社との交渉がうまくいかない場合、消費者センターに相談することもできます。消費者センターは、消費者の権利保護を支援する機関であり、適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。

リフォーム会社選びの注意点:二度とこんな目に合わないために

今回の経験を教訓に、今後のリフォーム会社選びに注意しましょう。

  • 複数の見積もりを取る:複数の会社から見積もりを取り、価格や内容を比較検討しましょう。安すぎる見積もりには注意が必要です。
  • 会社の評判を調べる:インターネットなどで会社の評判を調べ、口コミなどを参考にしましょう。悪い評判が多い会社は避けるべきです。
  • 契約内容をしっかり確認する:契約書の内容をしっかり確認し、不明な点は質問しましょう。特に、作業範囲、作業期間、支払い方法、責任範囲などを明確に記載されているかを確認しましょう。
  • 施工事例を確認する:過去の施工事例を確認し、会社の施工能力を確認しましょう。写真や動画などで確認できるものが理想です。
  • 保証内容を確認する:工事後の保証内容を確認し、万が一の場合の対応を確認しましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、今回のリフォーム会社は、基本的なプロ意識が欠如しています。作業手順、顧客とのコミュニケーション、そして何より、工事の質に問題があります。ベランダの防水工事の不備は、将来的に大きな損害につながる可能性があり、非常に危険です。

まとめ:冷静な対応と予防策で安心なリフォームを

今回のリフォーム工事は、非常に不愉快な経験だったと思います。しかし、冷静に対処することで、被害を最小限に抑え、今後のリフォームに活かすことができます。証拠をしっかり確保し、適切な対応を取ることで、あなたの権利を守りましょう。そして、今回の経験を活かし、次回のリフォームでは、より慎重な会社選びを行い、安心して工事を進められるようにしましょう。

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