あじさいの剪定方法と、お部屋に飾るためのカットの仕方

あじさいの剪定ですが、花のすぐ下をカットと聞きますが、お花が咲いた時、お部屋に飾るために長めにカットしています。 なので、「花のすぐ下」と違うことになります。 ということは、来年この枝からは花が咲かないということですか?間引くというのは、根元からカットということでしょぅか? 補足 ざくっと、短くしたいのですが、危険ですか?(笑)

あじさいの剪定と花持ちの両立:お部屋に飾るためのカットと来年の開花の関係

あじさいを綺麗に咲かせ、さらに切り花として楽しむための剪定方法について解説します。質問にあるように、切り花として楽しむために花のすぐ下ではなく長めにカットした場合、来年の開花に影響するのか、また、間引き剪定について詳しく見ていきましょう。

あじさいの種類と剪定方法

まず、重要なのはあじさいの種類です。あじさいは大きく分けて「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」があり、剪定方法が異なります。

* ガクアジサイ:古い枝に花芽をつけるため、花後すぐに剪定せず、花が咲き終わった後、古くなった枝や弱った枝を間引くように剪定します。花を長く楽しむために、切り花として利用する際は、花の下ではなく、数節下でカットしましょう。それでも来年の開花には影響が少ないです。
* ホンアジサイ:新しい枝に花芽をつけるため、冬の間に剪定を行います。剪定の時期を間違えると、来年の開花に影響が出ます。花を長く楽しむために切り花として利用する際は、ガクアジサイと同様に、花の下ではなく、数節下でカットしましょう。

質問者様のように、花を長く楽しむために長めにカットした場合は、来年その枝から花が咲かない可能性があります。しかし、すべての枝を長くカットしたわけではないのであれば、他の枝から花が咲く可能性は十分にあります。

間引くとは?根元からのカット?

「間引く」とは、密集している枝や弱っている枝を取り除くことを意味します。必ずしも根元からカットする必要はありません。混み合っている枝を間引き、風通しと日当たりを良くすることで、より健康的な株を育てることができます。

具体的には、

  • 枯れた枝や病気にかかった枝
  • 込み合っている枝
  • 内側に伸びている枝
  • 弱っている枝

などを間引きます。根元からカットする場合は、株のバランスを考慮して行いましょう。

ざっくり剪定の注意点と安全な方法

「ざくっと短くしたい」というご希望ですが、剪定ばさみを使用し、枝の太さに合った刃を使用することが重要です。無理に太い枝を切ろうとすると、枝が折れたり、手が滑って怪我をする可能性があります。

剪定する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 剪定ばさみはよく研いで清潔な状態で使いましょう。
  • 枝の太さに合った剪定ばさみを選びましょう。
  • 手袋を着用して作業を行いましょう。
  • 剪定する際は、枝の向きや株全体のバランスを考慮しましょう。

剪定が初めての方は、専門家に相談したり、剪定方法を解説した動画などを参考にすると良いでしょう。

あじさいの剪定:専門家のアドバイス

造園業を営むA氏に、あじさいの剪定についてアドバイスを求めました。

A氏:「あじさいの剪定は、種類によって大きく異なります。特に、花を長く楽しむための切り取りと、来年の開花を両立させるためには、花後の剪定時期と剪定方法を理解することが重要です。また、剪定の際には、株全体のバランスを考慮し、風通しをよくすることを心がけてください。剪定が初めての方は、無理せず少しずつ剪定することをお勧めします。」

まとめ:あじさいの剪定と切り花を楽しむためのポイント

あじさいの剪定は、種類や目的によって方法が異なります。お部屋に飾るために長めにカットしても、他の枝から花が咲く可能性はあります。しかし、来年の開花をより確実なものにするためには、適切な時期と方法で剪定を行いましょう。間引き剪定は、株の健康を保つ上で重要です。剪定作業を行う際は、安全に配慮し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

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