「実用的じゃないけど楽しい!」こだわりの雑多空間インテリア

意図的にごちゃごちゃさせている部屋の写真がたくさん見たいです。ごみが散乱しているようなものではなく、実用的ではないけど見ている分には楽しい、みたいな部屋です。例は最近テレビで見るモデルのぺこ?(ぺこちゃん?)の部屋です。できればこういう女の子女の子している感じではなく、もう少しシックな感じが好みです。サイトなどご存知の方いらっしゃったら教えてください!

「ごちゃごちゃ」という言葉からは、散らかった部屋を想像しがちですが、実は「意図的にごちゃごちゃさせている」空間には、独特の魅力があります。今回は、ごみ屋敷とは異なる、見ていて楽しい、そしてシックな雰囲気の「雑多空間インテリア」についてご紹介します。実用性よりも個性を重視した、こだわりの詰まった空間づくりを目指しましょう。

「雑多空間」と「ごみ屋敷」の違い

まず重要なのは、「雑多空間」と「ごみ屋敷」の違いを理解することです。ごみ屋敷は、生活に支障をきたすほどのゴミや不要物が散乱している状態ですが、雑多空間は、所有者の個性や趣味が反映された、計算された「ごちゃごちゃ」です。 一見散らかって見えるかもしれませんが、そこにはそれぞれのアイテムに意味があり、全体のバランスがとれているのが特徴です。 整理整頓されている空間とは異なる魅力があり、見ているだけでワクワクするような、創造的な空間と言えるでしょう。

シックな雑多空間インテリアを実現するためのポイント

ぺこさんのような可愛らしい雰囲気ではなく、シックな雑多空間インテリアを目指すには、いくつかのポイントがあります。

  • カラーパレットの統一感:ブラウン、ダークブラウン、ベージュなどの落ち着いた色を基調に、アクセントカラーを少量取り入れることで、統一感のあるシックな空間を作ることができます。例えば、ブラウンの家具に、深緑色のクッションや、アイボリー色のラグを組み合わせるなど。
  • 素材の組み合わせ:木材、レザー、金属など、異なる素材を組み合わせることで、奥行きと立体感を演出できます。例えば、木のテーブルに、レザーの椅子、そして金属製の照明器具を配置するなど。
  • ディスプレイの工夫:本、植物、オブジェなどを、ただ置くのではなく、棚や壁に美しくディスプレイすることで、雑多な印象を防ぎ、洗練された雰囲気を演出できます。 アイテムの高さや色、形を意識して配置することで、より魅力的なディスプレイになります。
  • 照明の活用:間接照明やスポットライトなどを効果的に使うことで、空間の雰囲気を大きく変えることができます。 例えば、落ち着いた雰囲気のペンダントライトや、壁に埋め込んだ間接照明で、シックなムードを演出できます。
  • 負けない収納:雑多なアイテムを収納するスペースも必要です。しかし、収納自体が目立つと、かえってごちゃごちゃした印象を与えてしまうため、収納家具もインテリアの一部として考えましょう。例えば、アンティーク調のチェストや、落ち着いた色のキャビネットなどを活用するのも良いでしょう。

具体的なインテリア例と参考サイト

具体的なインテリア例として、以下のような組み合わせを考えてみましょう。

例1:書斎風雑多空間

ダークブラウンのデスクとチェア、本棚には様々なジャンルの本がぎっしり。壁には絵画やポスターを飾り、デスクの上には万年筆やインクボトル、文房具などが散らばっていますが、それぞれが計算された配置で、落ち着いた雰囲気の書斎風雑多空間が完成します。 照明は、落ち着いた色のスタンドライトを使用し、温かみのある空間を演出します。 床には、ダークブラウンの絨毯を敷き、よりシックな印象に。

例2:カフェ風雑多空間

ブラウンのテーブルと椅子、そして様々な種類のカップやグラスが置かれた棚。壁には、植物や絵画を飾り、リラックスできるカフェのような空間を演出します。 照明は、ペンダントライトや間接照明を使用し、温かみのある雰囲気に。 床には、ベージュのタイルや木製の床を使用し、ナチュラルな印象に。 様々な種類のコーヒー豆や紅茶のパッケージをディスプレイすることで、さらにカフェらしさを演出できます。

これらの例以外にも、PinterestInstagramなどのSNSで、「#雑多空間インテリア」「#bohoインテリア」「#eclecticインテリア」などのハッシュタグで検索すると、多くの参考画像を見つけることができます。 また、Houzzなどのインテリアサイトもおすすめです。 様々なスタイルのインテリア写真から、自分自身の好みに合ったスタイルを見つけることができるでしょう。

インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、雑多空間インテリアの成功のカギは「全体のバランス」にあります。 一見すると散らかって見えるアイテムも、色調や素材、配置を工夫することで、統一感のある洗練された空間を作り上げることができます。 専門家であれば、個々のアイテムの配置だけでなく、照明や壁の色、床材との調和なども考慮し、より魅力的な空間を提案することができます。 もし迷うようであれば、プロのインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

「実用的ではないけど見ていて楽しい」雑多空間インテリアは、個性を表現する上で非常に魅力的なスタイルです。 しかし、単なる散らかりとは異なる、計算された「ごちゃごちゃ」こそがポイントです。 今回ご紹介したポイントを参考に、あなただけのシックで魅力的な雑多空間インテリアを実現してみてください。

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