「なくてもいいんじゃない?」と思う電気製品と、持続可能な暮らしへのヒント

なくてもいいんじゃない?と思う電気製品はありますか。東日本大震災、原発事故をきっかけに日々の生活で節電につながるいろいろなことを考えて生活するようになりました。先日、あるショッピングモールに行ってトイレを利用したとき、トイレに入る入り口の大きいドアが自動で開き、個室に入ると自動で便器のふたが開きました。紙をとろうと手を出すと、センサーが手の動きを読み取って自動で水が流れてしまいました。「音消し」の装置ももちろんありました。個室から出て手洗い場で手をかざすとこれまた自動で「水」が。そして壁には温風の出る「ハンドドライヤー」これで自動で手を乾かしました。自分が人間の力を使ったのは、おそらく紙をとったときと、用を足したときだけだと思います。私はなんか変だと思いました。体の不自由な方にとってはとてもありがたいものだと思います。でも全部をそうする必要はないんじゃないかと思いました。なんだか自分が怠けているような感覚になってしまいました。ハンカチもつのが面倒くさいとか、人が触った水道の蛇口をひねるのが不潔だとか、冷たい便座はいやだとか。そういう小さいことですが、小さいことがもしかして電気の使いすぎに繋がって、いろんな製品に派生してゆくゆく原発を作ることにも繋がったんじゃないかと思いました。どんな製品にも雇用はあって、売れればそれだけ経済は活性化しますから「これをなくせ!」というわけではないんですが、「実はこれ私には要らないな」という個人的な意見を聞かせていただければと思います。補足私はやっぱり原発が自分の町にあったらいやだと思うし、なくせるものならなくしたいです。そのために便利さを追求し物の豊かさで幸せレベルを判断させるような日本社会を少し違う方向に転換していくことに繋がればと思い質問させていただきました。

本当に必要な電気製品とは?省エネと快適性のバランス

私たちを取り巻く現代社会は、多くの電気製品に囲まれています。便利で快適な生活を提供してくれる一方で、その裏側にはエネルギー消費という現実があります。質問者様のご経験のように、自動化されたトイレ設備は確かに便利ですが、本当に必要なのか、省エネルギーの観点から見直す余地があるかもしれません。 この問いは、単なる電気製品の選別にとどまらず、私たちの消費行動やライフスタイル、そして持続可能な社会への貢献を考える上で非常に重要な問いかけです。

「なくてもいい」と感じた電気製品の例と、その理由

いくつか「なくてもいい」と感じた電気製品とその理由を、具体的な例を挙げて説明します。

1. 全自動トイレ

質問者様も体験された全自動トイレ。確かに高齢者や体の不自由な方にとって非常に便利ですが、健常者にとっては、手動でも十分機能を果たせる部分が多いです。自動化による省エネ効果は限定的で、むしろセンサーの誤作動や故障による無駄な電力消費も懸念されます。

2. 温風式ハンドドライヤー

公共施設などでよく見かける温風式ハンドドライヤーは、消費電力が非常に大きいです。ペーパータオルと比較すると、環境負荷の観点から疑問が残ります。手動のペーパータオルの方が、消費電力を抑え、ゴミ処理の問題はありますが、適切なリサイクルシステムと併用することで環境への負担を軽減できます。

3. 自動食器洗浄機

食器洗浄機は便利ですが、手洗いと比べて消費電力が大きく、節水効果も必ずしも高いとは限りません。食器の量や汚れ具合によっては、手洗いのほうが効率的です。

4. 電気カーペット

暖房器具として電気カーペットは人気ですが、部屋全体を暖める暖房器具と比較すると、効率が悪く、電気代が高くなる傾向があります。断熱性の高い住宅や、こたつなど他の暖房器具との併用を検討することで、電気代の節約につながります。

5. 加湿器

乾燥が気になる季節には便利な加湿器ですが、適切な換気や湿度管理を心がけることで、加湿器の使用頻度を減らすことができます。植物を置く、洗濯物を室内に干すなど、自然な加湿方法も効果的です。

省エネ生活を実現するための具体的なステップ

「なくてもいい」と感じる電気製品を特定した上で、省エネ生活を実現するための具体的なステップをご紹介します。

  • 不要な電気製品の断捨離: 本当に必要なものか、使用頻度などを確認し、不要なものは処分しましょう。不用品はリサイクルショップなどに売却することで、環境保護にも貢献できます。
  • 省エネ製品への切り替え: 購入する際には、省エネ性能の高い製品を選びましょう。製品のラベルに記載されている省エネ性能表示(年間消費電力量など)を参考に比較検討することが重要です。
  • ライフスタイルの見直し: 例えば、シャワー時間を短縮する、こまめな消灯を心がける、待機電力を削減するなど、日々の生活習慣を見直すことで、多くのエネルギーを節約できます。
  • 自然エネルギーの活用: 太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーを積極的に活用することで、環境負荷を低減できます。
  • スマートホームシステムの導入: スマートホームシステムは、家電の消費電力をリアルタイムで監視し、効率的なエネルギー管理を支援します。

専門家の視点:持続可能な社会に向けて

環境問題に詳しい専門家によると、「便利さ」を追求するだけでなく、環境への負荷や資源の有限性を意識したライフスタイルが重要とのことです。 単に電気製品を減らすだけでなく、消費行動全体を見直すことで、より持続可能な社会の実現に貢献できます。

まとめ:快適さと省エネの調和

電気製品は私たちの生活を豊かにしますが、その消費には責任が伴います。 「なくてもいい」と感じる製品を特定し、省エネ製品への切り替えやライフスタイルの見直しを行うことで、環境への負荷を軽減し、持続可能な社会の実現に貢献できます。 快適さと省エネの調和を目指し、賢く電気製品を選び、使いましょう。 小さな行動の積み重ねが、大きな変化を生み出します。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)