「すっきり」から「素敵」へ!元汚部屋主婦が叶える、3LDKの理想のインテリア

素敵なおうちにお住まいの方、インテリアコーディネートの得意な方、お知恵をお貸しください。元・汚部屋の住人の主婦です。学生の頃までは、人が来ると片づけるけれど、ちょっと気を抜くと足の踏み場もないほど散らかしてしまうだらしのない人間でした。一人暮らししてから少し気を付けるようになりましたが、掃除は不得意です。実家もかなりモノが多く、不潔ではないけれど雑然としている家でした。例えば引き出しの中には使えるペンと使えないペンが混在してなん十本もあったり、はさみや爪切りなど日用品が行方不明になったり、いろいろな書類やチラシが食卓の一角に山になっているような感じです。「これではいかん!」と思い、整理収納の勉強をしたり、断捨離をしたりして、現在の我が家はだいぶすっきり暮らしています。服も最小限、一着買ったら一着処分、こまごました日用品はすべてきっちり分類してラベリングして収納、床にものを置かない、など、多分ごく当たり前のことですが、私としてはやっとここまで来た、という感じです。そして、すっきりしてきたところで少し欲が出て「すっきり」だけじゃなく「素敵」な家にしたい、と思い始めました。写真を飾ってみたり、素敵な小物を飾ってみたり、、、でもなんとなくしっくりきません。モデルルームのように、とは言いませんが、「素敵」って思えるインテリアとそうでないインテリアって、何が違うんでしょう??いろいろな雑誌や本も見ましたが、トータルコーディネートなのか、素晴らしすぎて参考になりませんでした。汚部屋→すっきり、とほんのちょっとだけステップアップしたダメ主婦に、インテリアのコツ、小技、ちょっとしたポイントなど、教えていただけませんでしょうか?ちなみに現在の間取りは3LDK,夫婦と0歳、2歳の娘の4人家族です。リビングにはソファとダイニングテーブルのみ、隣の和室の押し入れにおもちゃなど子どものものがしまってあります。テレビ・テレビ台・たんすやチェストなどはありません。

「すっきり」から「素敵」へ進化させるための3つのステップ

整理収納が行き届き「すっきり」とした状態から、さらに「素敵」な空間へとレベルアップするには、いくつかのステップが必要です。元汚部屋住人だったあなたが「素敵」と感じるインテリアを実現するために、3つのステップをご紹介します。

ステップ1:自分のスタイルを見つける

まず大切なのは、あなたが本当にどんなインテリアが好きかを見つけることです。雑誌やインスタグラム、Pinterestなどで、色々なインテリアの写真を見て、自分の心が「わくわくする」と感じたものを集めてみましょう。

  • 好きな色は何ですか?ベージュ、アイボリー、グレーなど、落ち着きのある色が好きですか?それとも、鮮やかな色やパステルカラーが好きですか?
  • 好きな素材は何ですか?木、布、金属、ガラスなど、素材にも注目してみましょう。自然素材が好きですか?それとも、モダンな素材が好きですか?
  • 好きなスタイルは何ですか?北欧風、シンプルモダン、ナチュラル、カントリーなど、様々なスタイルがあります。どのスタイルに魅力を感じますか?

これらの質問に答えることで、あなたのインテリアの好みが見えてきます。 漠然と「素敵」と思うのではなく、具体的なイメージを持つことが重要です。例えば、「ベージュを基調とした、ナチュラルで温かみのある空間」や「シンプルモダンで洗練された空間」など、具体的なイメージを持つことで、インテリア選びがスムーズになります。

ステップ2:ベースカラーとアクセントカラーを決める

インテリアのコーディネートでは、ベースカラーとアクセントカラーを意識することが重要です。ベースカラーは、壁や床、家具などの大きな面積を占める色で、全体の雰囲気を決定づけます。アクセントカラーは、ベースカラーを引き立てる色で、クッションやカーテン、小物などに使用することで、空間のアクセントになります。 あなたの場合は、ベースカラーにベージュを選んでみることをお勧めします。ベージュは、どんな色とも合わせやすく、温かみのある雰囲気を作り出せる万能な色です。アクセントカラーには、例えば、ブラウンやアイボリーなどの自然な色や、グリーンやブルーなどの爽やかな色などを加えてみましょう。

  • ベースカラー:ベージュ 落ち着きと温かみを演出します。壁や床、ソファなどの大きな家具に採用。
  • アクセントカラー:ブラウン 木の温もりを感じさせ、ベージュとの相性も抜群です。小物や家具の一部に使用。
  • アクセントカラー:グリーン 自然の癒しを与え、空間を明るく彩ります。観葉植物やクッションなどに。

ステップ3:少しずつアイテムを揃えていく

一気に全てを揃えようとせず、少しずつアイテムを揃えていくことが大切です。まずは、ベースとなる家具から揃えていきましょう。ソファやダイニングテーブルなどは、長く使うものなので、しっかり吟味して選びましょう。 次に、カーテンやラグなどのファブリックアイテムを選びます。ファブリックアイテムは、空間の雰囲気を大きく変えるので、ベースカラーとアクセントカラーを意識して選びましょう。最後に、クッションや照明、グリーンなどの小物で、個性を加えていきます。

  • 優先順位をつける:本当に必要なものから揃えていきましょう。例えば、収納家具、ソファ、ダイニングテーブルなど。
  • 高価なものは吟味する:長く使う家具などは、しっかり吟味して、高品質なものを選びましょう。
  • 少しずつ買い足す:焦らず、気に入ったものを見つけてから購入しましょう。インテリアは、時間をかけて完成させていくものです。

具体的なインテリアのポイント

3LDK、0歳と2歳の子供がいるご家庭のインテリアを考える上で、以下のポイントを意識してみましょう。

子供にも安全で使いやすい空間

* 床材:カーペットやラグを敷いて、転倒時の衝撃を和らげましょう。小さなお子さんには、滑りにくい素材がおすすめです。 * 家具の配置:家具の角は、お子さんがぶつからないように工夫しましょう。コーナーガードなどを活用するのも良いでしょう。 * 収納:おもちゃや子供用品は、お子さんが簡単に出し入れできる高さに収納しましょう。低い棚や引き出しを活用し、安全な収納を心がけましょう。 * 安全性:コンセントカバーや、家具の転倒防止対策は必須です。

機能性とデザイン性を両立

* 収納:子供がいると、どうしても物が多くなります。収納スペースを十分に確保し、整理整頓しやすいように工夫しましょう。 * 素材:汚れや傷に強い素材を選びましょう。撥水加工のカーテンや、拭き取りやすい素材のテーブルなど。 * デザイン:子供部屋だけでなく、リビングにも子供向けの要素を取り入れることで、家族みんなが過ごしやすい空間になります。

家族みんながくつろげる空間づくり

* 照明:明るすぎず、暗すぎない、程よい明るさの照明を選びましょう。間接照明などを活用して、リラックスできる雰囲気を作りましょう。 * グリーン:観葉植物を置くことで、空間に癒しを与え、リラックス効果を高めます。 * 家族写真:家族写真を飾ることで、温かみのある空間になります。

専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から見ると、すでにあなたは「すっきり」とした状態を実現されています。素晴らしいですね! 「素敵」な空間を作るには、整理収納をベースに、さらに「心地よさ」と「個性」をプラスすることが重要です。 例えば、整理収納で余ったスペースに、観葉植物を置いたり、好きな絵画を飾ったりすることで、空間がより豊かになります。また、家族写真や思い出の品を飾ることで、あなただけの「素敵」な空間が完成するでしょう。 「素敵」なインテリアは、一朝一夕に完成するものではありません。少しずつ、自分のペースで理想の空間を創り上げていくことを楽しんでください。

まとめ

「すっきり」から「素敵」へ、インテリアをレベルアップさせるには、自分のスタイルを見つけ、ベースカラーとアクセントカラーを決め、少しずつアイテムを揃えていくことが大切です。 子供がいる家庭では、安全性と機能性を考慮した上で、家族みんながくつろげる空間づくりを心がけましょう。そして、何よりも大切なのは、あなた自身の「好き」を大切にすることです。焦らず、ゆっくりと、あなただけの「素敵」な空間を創り上げていきましょう。

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