2階にミニキッチンを作る!費用と工事内容を徹底解説

2階に水道を引いてミニキッチンを作りたいのですが、だいたいいくらかかるか知りたいです。 ・部屋の真下は浴室。 ・部屋の斜め下がキッチン。1階キッチンの給排水管から最短の位置にミニキッチンを作る予定。 ・給排水管は外壁に出てていいです。 ・お湯も使いたい。(浴室の給湯器から引けるのかな??温度調整のできるタッチパネルも2階につけたい) ・ミニキッチンとして機能する水圧も欲しい 配管工事だけで10万円位でできるなら業者に見積りを取ろうと思っています。 それ以上なら…キッチン諦めます。 よろしくお願いします。補足ガス使用のボイラーで本体に「貯湯量 1.8L」と記載がありました。これって減圧式ということでしょうか? また水源は水道水です。引き続きご回答よろしくお願いします。

2階ミニキッチンの費用:配管工事と設備費用を詳しく解説

2階にミニキッチンを設置する際の費用は、大きく分けて「配管工事費用」と「設備費用」の2つに分けられます。ご質問にあるように、配管工事だけで10万円でおさまるかどうかが大きな判断基準となりますね。結論から言うと、10万円では難しい可能性が高いです。 浴室真下、斜め下にキッチンという条件、そしてお湯の使用とタッチパネル式温度調整器の設置を希望されていることから、想定される費用は10万円を大きく超える見込みです。

配管工事費用内訳

配管工事費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 給排水管の距離と経路: 1階キッチンからの距離、壁や床の貫通箇所、配管の曲がり具合などによって費用が大きく変わります。最短距離で配管できるとしても、壁や床を貫通する工事が必要となるため、予想以上に費用がかかる可能性があります。浴室真下という条件も、配管経路の選定を複雑にする可能性があります。
  • 使用する配管材料:材質や規格によって価格が異なります。耐久性や耐水性を考慮すると、高価な材料を選択する方が長期的なコストパフォーマンスが良い場合もあります。
  • 工事の難易度:既存の配管への接続方法、壁や床の構造、アクセス性の悪さなどによって工事が複雑になる場合、費用が高くなります。特に浴室真下という条件は、作業スペースの確保が難しく、難易度を高める可能性があります。
  • 職人さんの技術料:熟練の職人さんほど技術料が高くなりますが、丁寧な作業と仕上がりの美しさ、そしてトラブル発生時の対応の迅速さを期待できます。
  • 申請費用:場合によっては、建築確認申請などの行政手続きが必要となる可能性があり、その費用も必要になります。

設備費用内訳

ミニキッチンに必要な設備費用も考慮しなければなりません。

  • ミニキッチン本体:サイズ、機能、デザインによって価格が大きく異なります。コンパクトなシステムキッチンから、本格的な設備を備えたものまで、選択肢は様々です。
  • 給湯器:浴室の給湯器から分岐して供給する場合は、分岐金具や配管工事の追加費用が発生します。温度調整のできるタッチパネル式温水器の設置も、追加費用となります。1.8Lの貯湯量では、ミニキッチンでの連続使用には不向きな可能性があります。容量不足による温度低下や、水圧不足の可能性も考慮が必要です。
  • 蛇口:デザインや機能によって価格が異なります。節水機能付きの蛇口を選ぶと、ランニングコストを抑えることができます。
  • 排水設備:排水トラップや排水管など、適切な排水設備の設置が必要です。排水勾配の確保も重要です。

費用を抑えるための工夫

10万円という予算では難しい可能性が高いですが、費用を抑える工夫をすることで、実現できる可能性も出てきます。

  • シンプルなミニキッチンを選ぶ:機能を絞り込んだシンプルなミニキッチンを選択することで、本体価格を抑えることができます。
  • DIY可能な部分を行う:例えば、壁の穴あけや配管の簡単な接続などは、DIYに挑戦することで工賃を削減できます。ただし、専門知識と技術が必要な作業は、必ず専門業者に依頼しましょう。
  • 複数の業者に見積もりを取る:複数の業者に見積もりを依頼することで、価格の比較や最適なプランの選定ができます。
  • 時期を選ぶ:繁忙期を避けて工事を行うことで、価格を抑えることができる可能性があります。

専門家の視点:給湯器と水圧について

ご質問にある「貯湯量1.8Lのガス給湯器」は、おそらく減圧式給湯器ではないと思われます。減圧式給湯器は、貯湯タンクを持たないものが一般的です。1.8Lの貯湯量は、瞬間湯沸かし器のようなタイプかもしれません。ミニキッチンでお湯を使用する場合、瞬間湯沸かし器では水圧が不足したり、お湯の温度が安定しなかったりする可能性があります。 容量の大きな給湯器への交換、または別途小型の給湯器を設置する必要があるかもしれません。

また、水圧についても、既存の給水管の水圧がミニキッチンの使用に十分かどうかを確認する必要があります。水圧が低い場合は、ポンプの設置が必要になる可能性があります。

まとめ:現実的な費用と計画を

2階にミニキッチンを設置する工事は、想像以上に費用がかかる可能性があります。10万円という予算では難しい可能性が高いため、まずは複数の業者に見積もりを取り、現実的な費用と計画を立てることが重要です。 配管経路、使用する設備、工事の難易度などを考慮した上で、予算と希望を調整し、最適なプランを検討しましょう。 DIYに挑戦する部分と専門業者に依頼する部分を明確に区別し、安全に配慮した作業を進めることも重要です。 専門業者との綿密な打ち合わせを通じて、理想のミニキッチンを実現してください。

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