高齢者の一人暮らしにおける防犯対策:安心安全な住まいづくり

泥棒対策について。近所のタバコ屋に泥棒が入りました。高齢のおばあさんが1人暮らしです。深夜におばあさんが2階で寝ているときに、外から鍵を開けて、レジのお金と部屋のお金、財布のお金を盗まれ、物は無事だそうです。鍵を増やすと、お風呂場の窓から鉄格子を外してはいられたそうです。監視カメラには若い感じの男が映っていましたが、顔まで分からず。2ヶ月の間に数回はいられたみたいです。警察は1回目は指紋をとって、2回目は話のみ!数年前の担当の警官は深夜に見回りをして、報告のメモを貼っていったらしいですが。都内近辺の住宅街です。でも近くにカラオケや飲み屋もあります。犯人はたぶん、同じ人だし、客として来たことありそうですよね。警備会社はどうせ到着が遅いから意味ないと言ってました。お世話になっている方なので、なにか力になりたいです。おばあさんの2階の部屋に内側から鍵をつけたらいいと思って、プレゼントしようかと思います。ネットで調べたら、窓を割れにくくするシートも警察が勧めてました。その他に対策や自衛の為に出来ることはありませんか?

ご近所の防犯対策と高齢者一人暮らしの安心安全

近隣で発生した窃盗事件、そして高齢のおばあさんのお住まいの安全対策について、ご心配されていることと思います。 ご提案いただいた室内側の鍵や窓ガラスフィルムは有効な対策ですが、それ以外にも様々な対策があります。今回は、防犯対策の専門家の視点も交えながら、より効果的な対策を具体的にご説明します。

1. 室内への侵入対策:鍵と窓

おばあさんの2階のお部屋に内側から鍵を取り付けるのは非常に良いアイデアです。補助錠窓用ロックなども併せて検討しましょう。これらは、不審者による侵入を遅らせる効果があり、犯行を諦めさせる可能性を高めます。

* 補助錠の選定: 様々なタイプ(サムターン回し防止、窓用、ドア用など)があるので、おばあさんの体力や使いやすさを考慮して選びましょう。 ホームセンターなどで専門スタッフに相談するのも良いでしょう。
* 窓の強化: 窓ガラスフィルムは、割れにくくするだけでなく、飛散防止の効果もあります。 防犯フィルムを選ぶ際は、防犯性能を確認し、専門業者に施工を依頼することをお勧めします。 DIYでも施工できますが、専門業者の方がより確実な施工が可能です。
* 防犯ガラスへの交換: 予算に余裕があれば、窓ガラス自体を防犯ガラスに交換するのも有効です。 防犯ガラスは、通常のガラスよりもはるかに破壊しにくいため、高い抑止力となります。

2. 外部からの侵入対策:玄関ドアと窓

お風呂場の窓から侵入されたとのことですが、窓の鍵の強化が不可欠です。 窓の鍵が簡単に開けられるタイプであれば、より頑丈な鍵に交換しましょう。 また、窓自体を強化する対策も必要です。 鉄格子が外されたとのことですので、より頑丈な鉄格子への交換や、防犯センサーの設置も検討しましょう。

* 玄関ドアの強化: 玄関ドアも同様に、鍵の強化や、ドアクローザーの設置など、侵入されにくくする対策が必要です。 古いタイプの鍵であれば、ディンプルキーなど、ピッキングされにくい鍵への交換も検討しましょう。
* 防犯カメラの設置: 高画質の防犯カメラを設置し、記録を保存することで、犯人の特定に繋がることがあります。 また、カメラの存在自体が抑止力となります。 設置場所や角度を工夫することで、より効果を発揮します。 最近は、無線式で設置が容易なカメラも多く販売されています。

3. 近隣との連携と地域防犯活動

防犯対策は、個人だけでなく、地域全体で行うことが重要です。 近隣住民との連携を強化し、見守り活動を行うことで、犯罪の発生を抑制することができます。 地域の防犯協会や自治会に加入し、情報交換やパトロールに参加するのも有効です。

* 防犯灯の設置: 街灯が少ない地域であれば、防犯灯の設置を検討しましょう。 暗い場所では、犯罪が発生しやすいため、明るさは重要な要素です。
* 不審者情報共有: 近隣住民と不審者情報などを共有することで、早期に危険を察知し、対策を講じることが可能になります。

4. 警備会社について

警備会社への加入は、必ずしも到着が遅いとは限りません。 警備会社によっては、迅速な対応を謳っているところもあります。 また、警備会社は、緊急時の対応だけでなく、防犯に関する相談にも乗ってくれます。 複数の警備会社に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

5. その他の対策

* 防犯ブザーの携帯: おばあさんに防犯ブザーを携帯させ、緊急時に使用できるようにしましょう。
* 定期的な見回り: ご近所の方やご家族が定期的に見回りをしたり、安否確認を行うことで、安心感を高めることができます。
* 電話連絡: おばあさんと定期的に連絡を取り、様子を確認しましょう。

専門家の視点:防犯コンサルタント

防犯対策は、専門家に相談することで、より効果的な対策を立てることができます。 防犯コンサルタントは、住宅の構造や周辺環境などを分析し、最適な対策を提案してくれます。 費用はかかりますが、安心安全な住まいづくりには、専門家のアドバイスが非常に有効です。

まとめ

高齢者の一人暮らしにおける防犯対策は、多角的なアプローチが必要です。 今回ご紹介した対策を参考に、おばあさんの安全を守るために、できる限りの対策を講じていきましょう。 そして、継続的な見守りや情報共有によって、安心安全な生活をサポートすることが大切です。

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