高湿度90%!2階寝室の湿気対策と健康への影響

湿度について質問です。我が家は、二階建ての一軒家なのですが寝室は二階にあります。問題は、その二階の寝室なのですが、湿度が常時90%あたりです。今なんてそれ以上でメモリの限界まで針が上がり切ってしまってます。常にこんなに湿度が極度に高い部屋で、今現在も、湿度90%の寝室で2才の子供も寝ていますが、私達の体が心配でなりません。。。湿度がここまで高い中で毎日寝ているとやはり体に大きな害は、ありますか?日中は、窓を開けて1・2時間の空気の入れ換えをすると60あたりまで下がります。でもまたすぐに針は上まで上がってしまいます。何か対策は無いでしょうか?皆様の良い提案があればどんなに小さな方法でも試してみようと思っているのでなるべく沢山のご意見よろしくお願い致します。

寝室の湿度90%!健康への影響と対策

湿度が常に90%という寝室環境は、大人だけでなく、特に2歳のお子さんにとって健康に悪影響を及ぼす可能性があります。高湿度の環境は、カビやダニの繁殖を促進し、アレルギー症状や呼吸器系の疾患を引き起こすリスクを高めます。また、不眠や倦怠感の原因にもなりかねません。具体的な影響を見ていきましょう。

高湿度による健康への影響

* カビ・ダニの繁殖: 高湿度はカビやダニの温床となります。これらはアレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす原因となります。特に、小さなお子さんや喘息持ちの方は注意が必要です。
* 呼吸器疾患: カビやダニの死骸、糞などが空気中に舞うことで、呼吸器系の炎症を引き起こしやすくなります。咳や痰、呼吸困難などの症状が現れる可能性があります。
* 不眠・倦怠感: 高湿度の環境は、寝苦しく、睡眠の質を低下させる可能性があります。睡眠不足は、日中の倦怠感や集中力の低下につながります。
* 結露による建物の劣化: 高湿度は、壁や天井に結露を引き起こし、建物の腐食やカビの発生を促進します。

寝室の湿度対策:効果的な方法

寝室の湿度を下げるためには、いくつかの対策を組み合わせることが重要です。

1.換気

* 窓の開閉: 日中は必ず窓を開けて換気を行いましょう。朝晩の気温差が大きい時間帯は特に効果的です。風通しの良い時間帯を選んで、できれば2時間以上換気することを心がけましょう。
* 換気扇の活用: 寝室に換気扇がある場合は、積極的に活用しましょう。窓を開けることができない場合でも、換気扇を回すことで室内の空気を入れ替えることができます。
* 除湿機との併用: 換気と除湿機の併用は、より効果的な湿度対策となります。換気によって湿気を外に逃がし、除湿機で室内の湿気をさらに除去します。

2.除湿

* 除湿機: コンプレッサー式やデシカント式など、様々なタイプの除湿機があります。寝室の広さや湿度の高さに合わせて適切な機種を選びましょう。コンプレッサー式はパワフルですが消費電力が大きいため、経済性を考慮する必要があります。デシカント式は消費電力が比較的低く、低温でも除湿効果が高いのが特徴です。
* 除湿剤: クローゼットや押入れなど、換気が難しい場所には除湿剤が有効です。ただし、寝室全体をカバーするには多くの除湿剤が必要となり、コストがかさむ可能性があります。
* エアコン: エアコンの除湿機能も活用しましょう。冷房と併用することで、室温と湿度を同時に調整できます。

3.湿気対策

* 湿気を吸着する素材: 寝具やカーテン、カーペットなどに、湿気を吸着する素材を使用しましょう。例えば、珪藻土マットや竹炭は、湿気を吸収する効果があります。
* 通気性の良い家具: 寝具や家具は、通気性の良いものを選びましょう。密閉性の高い家具は、湿気を閉じ込めてしまうため、カビの発生リスクを高めます。
* 衣類の乾燥: 寝室で衣類を乾燥させないよう注意しましょう。洗濯物は、浴室乾燥機や物干し竿などを利用して、別の場所で乾燥させましょう。
* 植物: 一部の植物は、室内の湿度を調整する効果があります。観葉植物を置くことで、湿度をある程度コントロールできる可能性があります。ただし、植物の種類によっては、かえってカビの発生を促進する可能性もあるため、注意が必要です。

4. その他の対策

* 断熱材の確認: 家全体の断熱性能を高めることで、結露の発生を抑えることができます。特に、二階建て住宅では、屋根や壁の断熱性能が重要です。専門業者に相談し、断熱材の追加や交換を検討しましょう。
* 雨漏りのチェック: 雨漏りが原因で湿度が高くなっている可能性もあります。屋根や壁に雨漏りがないか、定期的にチェックしましょう。

専門家の意見

建築士やインテリアコーディネーターなどの専門家に相談することも有効です。彼らは、住宅の構造や素材、適切な対策方法についてアドバイスをしてくれます。

まとめ

寝室の湿度が90%という状況は、健康面や建物の劣化リスクを高めるため、早急な対策が必要です。換気、除湿、湿気対策を組み合わせ、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、快適で健康的な寝室環境を実現しましょう。小さな対策でも積み重ねることで、大きな効果が期待できます。

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