電話用モジュラージャックの増設・移設方法と費用

半年ほど前に、某住宅メーカーの注文住宅を新築しました。入居時、某社ひかりの新規契約として、ネットと電話を入れたのですが、電話機自体を新たに購入する手間や(これまでは携帯で事足りてたので)、必要性を考えると、急いで何する事もなく、放置した状態で今に至ります。しかし、近々、家族が自宅で個人事業を開業する事になり、その回線を仕事用で使用する事になったのですが、当初、電話の設置を予定していた部屋(リビング)にしか、電話用のモジュラージャックがなく、仕事部屋にはありません。(コンセントパネルと空きのケーブルジャックは有ります)宅内の配線状況としては、宅内の1ヶ所に各部屋へLANケーブルを振り分けるターミナルを設置し、そこにあるパネルのジャックに、それぞれ差し込むと各部屋へLANが行き渡るようになっており、元々、電話も「ひかり電話」を予定していたため、ターミナルの場所まで、ひかり電話のケーブルが来ていて、ここから、リビングの電話のジャックにつながるようになっています。(空きのケーブルジャックもここから振り分ける形となります)恐らく、この空きケーブルジャックの行き先を確認した上で、仕事部屋の空きジャックを電話用のジャック(アダプタ)にし、電話線?を通して、つないでしまえば良いとは思うのですが、ホームセンター等で電話のジャックと電話線が入手出来るようなので、自分でやってしまおうかなと思うのですが、作業内容はこれで可能ですか?(当方、これまでも多少のDIYは入念に調べてやってしまう事が多いです)それとも、やはり専門の業者に任せた方が良いのでしょうか?その場合は、住宅メーカーと近所の電気屋のどちらが、時間的・費用的に効率良く済むのでしょうか?また、費用は、いくらくらいかかる工事になるでしょうか?(住宅メーカーのサービスで無料でお願いするのは図々しいですか?)同じような経験をお持ちの方、専門業者の方など、いろんな方面からのご意見を伺えればと思います。よろしくお願いします。

電話ジャック増設DIYの可能性と注意点

ご自宅のネットワーク環境と、DIY経験をお持ちとのことですので、ご自身で電話ジャックを増設できる可能性は十分にあります。しかし、いくつかの注意点があります。

作業内容と必要なもの

まず、リビングの電話ジャックから伸びているケーブルが、ターミナルでどのジャックに接続されているかを確認しましょう。このケーブルは、通常はモジュラージャックとRJ-11ケーブルを使用しています。 ターミナルを確認したら、仕事部屋の空きジャックに、モジュラージャックとRJ-11ケーブルを使って接続します。ホームセンターなどで、モジュラージャック、RJ-11ケーブル、そして必要に応じて壁面用の取り付け金具を購入できます。

  • モジュラージャック: 電話線を接続するためのジャックです。
  • RJ-11ケーブル: 電話線を接続するためのケーブルです。長さは、リビングと仕事部屋間の距離に合わせて選びましょう。
  • 壁面取り付け金具: モジュラージャックを壁に取り付けるための金具です。必要に応じて購入しましょう。
  • ワイヤーストリッパー: ケーブルの被覆を剥くための工具です。精密ドライバーでも代用できますが、専用の工具があると作業がスムーズになります。
  • 圧着工具(ペンチ): ケーブルをジャックに接続する際に必要です。圧着不良を防ぐため、可能な限り専用工具を使用しましょう。

DIYのメリットとデメリット

メリット:費用を抑えることができる、自分のペースで作業できる。

デメリット:配線ミスによる故障の可能性、作業に時間がかかる、保証がない。

専門業者への依頼

DIYに不安がある場合、または配線に不慣れな場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

専門業者への依頼:住宅メーカー vs. 電気屋

住宅メーカーと近所の電気屋、どちらに依頼するかは、いくつかの要素を考慮する必要があります。

住宅メーカーへの依頼

メリット:新築住宅なので、住宅メーカーは配線状況を把握している可能性が高い。アフターサービスとして対応してくれる可能性がある。

デメリット:費用が高くなる可能性がある。対応に時間がかかる可能性がある。

電気屋への依頼

メリット:比較的費用が安価。対応が早い。

デメリット:住宅の配線状況を把握していない可能性がある。

費用について

費用は、作業内容や業者によって大きく異なります。住宅メーカーへの依頼は、数万円から数十万円かかる可能性があります。電気屋への依頼であれば、数千円から数万円程度で済む可能性が高いです。 無料での対応を依頼するのは、状況によっては難しいかもしれません。

費用を抑えるための工夫

費用を抑えたい場合は、以下の点を考慮しましょう。

  • 複数の業者に見積もりを取る:複数の業者に見積もりを取り、比較検討することで、費用を抑えることができます。
  • 作業内容を明確にする:作業内容を明確にすることで、無駄な費用を抑えることができます。
  • DIY可能な範囲は自分で行う:配線状況を把握し、自信がある範囲は自分で作業することで、費用を抑えることができます。

専門家の視点:安全第一

電気工事は、専門知識と技術が必要です。誤った配線を行うと、火災や感電の危険性があります。DIYを行う場合は、十分に注意し、安全に配慮して作業を行いましょう。不安な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

まとめ

電話ジャックの増設は、DIYでも可能ですが、安全性を考慮し、自身のスキルと状況を判断することが重要です。費用や時間、リスクを比較検討し、最適な方法を選択しましょう。 住宅メーカーに無料で依頼するのは難しい可能性が高いですが、状況を説明し、相談してみるのも良いでしょう。

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