金魚水槽の水が白く濁る!原因と解決策|初心者向け徹底解説

金魚の水槽が白く濁る件 金魚飼育初心者なのですが、先日9/23に捨て金魚を保護しました。 黒出目金(約3cm)2匹、小赤?(約3cm)1匹。金魚すくいのサイズです。 18リットル水槽にこの数は多いので濁るのでしょうか? 9/23に取り急ぎ18L水槽を購入し、水道水をバケツで10回くらいばっ気させ、 水槽に付随のカルキ抜きを入れ、お店の方に聞いたバクテリアを入れ、 水槽に付属のフィルター KOTOBUKIプロトフィルターF1<クリア>小型水槽~40cm水槽・水容量25Lまでのタイプを使用し、流量は弱で流しています。 水槽設置後、1時間位袋のままつけて、2~3回水合わせをし、金魚を放ったのですが、 本に3日後位から餌やっていいと書いてあったので、9/25のAM10時位に餌をやってしまいました。 餌は10分程度で食べきれる量で、糞はスポイトや網で除去しています。 9/25夕方、あまりに濁っていたので、二分の一水かえを行いました。 9/26朝、餌をやり、糞を除去後出勤。 9/26現在、水温25度で、底砂は敷いておらず、やはり水が濁っているのですが、これはまずどう改善すべきでしょうか? 自室で飼育していますが、今の季節、部屋の温度差は、ほぼありません。 室内で飼っている動物もいません。 大きい水槽を買って来るべきなのか、 2日に1回ペースで水替えを行っていくべきなのか、 水替えの際、バクテリアをまた入れるべきなのか、 底砂は必要なのか、また、飼育水槽に入れる場合の手順はどうしたらよいのか、 購入した本だけでは知識がまるで追いつかず、皆様のお知恵を貸していただきたいです。 飼育環境がないのに金魚を受け入れた私にお叱りの意見もあるかと思いますが、 どうぞ宜しくお願い致します。

金魚水槽の水が白く濁る原因

金魚水槽の水が白く濁る原因はいくつか考えられます。質問者さんの状況を踏まえ、可能性の高い原因と対策を解説します。

1. バクテリアの定着不足

水槽を立ち上げてすぐに金魚を投入し、さらに早期に餌を与えたことが原因の可能性があります。水槽内のバクテリアは、金魚の排泄物や食べ残しを分解する役割を担っています。バクテリアが十分に繁殖する前に餌を与えると、アンモニアなどの有害物質が急増し、水が白く濁ります。これは「白濁り」と呼ばれる現象で、水槽立ち上げ初期によく見られます。

2. 水質悪化

18リットル水槽に3匹の金魚は、やや過密気味です。金魚の排泄物や食べ残しが多くなり、水質が悪化しやすい状態です。特に、餌の量が多かったり、糞の除去が不十分だと、水質悪化が加速します。

3. 濾過能力の不足

使用しているフィルターは小型水槽向けですが、金魚の匹数と水槽のサイズを考えると、濾過能力が不足している可能性があります。フィルターの目詰まりも考えられます。

具体的な改善策

では、具体的な改善策を見ていきましょう。

1. 水槽のサイズアップ

まずは、水槽のサイズアップを検討しましょう。金魚は成長しますし、3匹を飼育するには18リットルは少し小さいです。最低でも30リットル以上の水槽を用意することをおすすめします。より余裕を持たせたい場合は、45リットル以上の水槽が理想的です。

2. 水換えの頻度と方法

毎日、水槽の水の1/3程度を交換しましょう。水換えの際は、新しい水にカルキ抜きをしっかり行い、水温を水槽の水温に近づけてから、ゆっくりと新しい水を加えます。急激な水温変化は金魚にストレスを与えます。

3. 餌の量と頻度

餌の量は、金魚が10分程度で食べきれる量を目安にしましょう。食べ残しは水質悪化の原因となるため、厳守しましょう。与える頻度も、1日1回か、多くても2回にしましょう。

4. フィルターの清掃

フィルターは定期的に清掃しましょう。汚れが溜まると濾過能力が低下し、水質悪化につながります。フィルターの種類によって清掃方法は異なりますが、説明書をよく読んで適切な方法で清掃を行いましょう。

5. 底砂の有無

底砂は、バクテリアの住処となり、水質の安定に役立ちます。ただし、清掃が難しくなるため、初心者には敷かない方が管理しやすいです。もし敷く場合は、ソイルや砂利など、粒子が細かいものを選び、定期的に掃除機などで汚れを取り除きましょう。底砂を入れる手順は以下の通りです。

  • 水槽に水を半分ほど入れる
  • 底砂をゆっくりと均等に敷く
  • 水をゆっくりと足していく
  • 底砂が落ち着くまで数時間待つ

6. バクテリア剤の追加

水換えの際に、バクテリア剤を追加しても良いでしょう。ただし、過剰な使用はかえって水質を悪化させる可能性があるので、説明書をよく読んで適切な量を使用しましょう。

7. 観察と記録

金魚の行動や糞の状態、水の濁り具合などを毎日観察し、記録しましょう。これにより、水質の変化に早く気づき、適切な対策を取ることができます。

専門家の視点

熱帯魚飼育の専門家によると、金魚飼育において最も重要なのは「水質管理」です。適切な水換えと濾過、そして餌の管理によって、健康な金魚を飼育することができます。白濁りは初期段階であれば改善しやすいですが、放置すると深刻な水質悪化につながり、金魚の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。早期に対策を講じることが大切です。

まとめ

金魚水槽の水が白く濁る原因は、バクテリアの定着不足、水質悪化、濾過能力の不足など、複数の要因が考えられます。水槽のサイズアップ、適切な水換え、餌の量と頻度の調整、フィルターの清掃など、総合的な対策を行うことで、濁りを解消し、金魚にとって快適な環境を作ることができます。焦らず、一つずつ対策を行い、金魚たちの健康な生活を守りましょう。

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