部屋の間に壁で仕切りを作りたい!費用と方法を徹底解説

部屋の間に壁で仕切りを作りたいのですが、どうすれば良いですか?やっぱり大工に頼るしか無いのでしょうか?両方の値段も教えて頂くとうれしいです。

部屋の間に壁を作り、空間を仕切ったり、プライバシーを確保したりしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。しかし、「大工に頼むしかないのか?」「費用はどれくらいかかるのか?」と、不安に感じる方もいるかもしれません。この記事では、部屋の間に壁を作る方法、費用、そしてDIYの可能性について、詳しく解説します。

壁を作る方法:DIYとプロ施工の比較

部屋の間に壁を作る方法は大きく分けて2つあります。一つはDIY、もう一つはプロ(大工)に依頼する方法です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

DIYで壁を作る方法

DIYで壁を作る場合は、以下の手順を踏む必要があります。

  • 設計と計画:まず、壁のサイズ、位置、材質などを決め、必要な材料を計算します。正確な設計図を作成することが重要です。設計が甘いと、後々修正が必要になり、余計な時間と費用がかかってしまう可能性があります。
  • 材料の購入:ホームセンターなどで、木材、石膏ボード、断熱材、ネジ、釘などの材料を購入します。必要な工具も忘れずに揃えましょう。事前に材料リストを作成し、必要な数量を正確に把握しておくことが重要です。特に、木材の長さや石膏ボードの枚数は、正確に計算する必要があります。
  • 下地作り:既存の壁や床に下地となる木材を取り付けます。これは、壁の強度を保つために非常に重要です。水平器や墨出し器などを使い、正確に施工しましょう。下地がしっかりしていないと、壁が歪んだり、崩れたりする可能性があります。
  • 断熱材の設置:壁の中に断熱材を詰め込みます。断熱材を入れることで、室内の温度を安定させ、省エネ効果を高めることができます。グラスウールやロックウールなどが一般的です。断熱材の厚さによって断熱性能が変わるため、地域の気候に合わせて適切な厚さを選びましょう。
  • 石膏ボードの取り付け:下地の上に石膏ボードを取り付けます。石膏ボードは、壁の表面を仕上げるための材料です。ネジを使ってしっかりと固定しましょう。石膏ボードの継ぎ目は、パテで埋め、滑らかに仕上げます。
  • 仕上げ:パテを乾燥させた後、研磨し、クロスや塗装で仕上げます。クロスを貼る場合は、糊付けに注意しましょう。塗装する場合は、下地処理をしっかり行い、均一に塗るように心がけましょう。

DIYは、費用を抑えることができる反面、時間と労力がかかります。また、専門的な知識や技術が必要となるため、失敗するリスクも考慮しなければなりません。初めてDIYに挑戦する場合は、簡単な部分から始めて、徐々に難易度を上げていくことをおすすめします。

プロ(大工)に依頼する方法

プロに依頼する場合は、見積もりを取ってから契約しましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選ぶことができます。

  • 見積もりの比較:複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較します。価格だけでなく、業者の信頼性や対応の良さなども考慮しましょう。インターネットで口コミなどを確認するのも有効です。
  • 契約内容の確認:契約前に、契約内容をしっかりと確認しましょう。特に、施工期間、費用、保証内容などは、明確に記載されているかを確認することが重要です。不明な点があれば、業者に質問しましょう。
  • 施工状況の確認:施工中は、定期的に現場を確認し、問題がないかを確認しましょう。何か問題が発生した場合は、すぐに業者に連絡しましょう。

プロに依頼するメリットは、仕上がりの美しさ、確実性、そして時間の節約です。DIYでは難しい複雑な構造の壁も、プロであれば問題なく施工できます。ただし、DIYに比べて費用は高くなります。

費用について

DIYとプロ施工、それぞれの費用について見ていきましょう。

DIYの場合

DIYの費用は、使用する材料費と工具代が主な費用となります。材料費は、壁のサイズや使用する材料によって大きく変動します。目安として、1㎡あたり5,000円~10,000円程度と考えておきましょう。工具は、既に持っているものがあれば費用を抑えることができますが、新たに購入する必要がある場合は、数万円程度の費用がかかる可能性があります。

プロ施工の場合

プロ施工の場合の費用は、壁のサイズ、構造、使用する材料、業者の料金体系によって大きく異なります。目安として、1㎡あたり20,000円~40,000円程度と、DIYに比べて高額になります。しかし、仕上がりの美しさや確実性を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの山田先生に、壁を作る際の注意点について伺いました。

「壁を作ることで、部屋の雰囲気が大きく変わるため、事前に全体のレイアウトをしっかりと計画することが重要です。また、壁の色や素材を選ぶ際には、既存のインテリアとの調和を考慮しましょう。例えば、ベージュの壁は、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着いた雰囲気を演出します。ダークブラウンの壁は、重厚感があり、高級感を演出できます。部屋の広さや採光条件なども考慮し、最適な色や素材を選びましょう。」

まとめ

部屋の間に壁を作る方法は、DIYとプロ施工の2つの方法があります。DIYは費用を抑えることができますが、時間と労力がかかり、失敗するリスクもあります。プロ施工は費用は高くなりますが、仕上がりの美しさや確実性が高いです。どちらの方法を選ぶかは、予算、時間、スキルなどを考慮して判断しましょう。 この記事が、皆様の部屋づくりのお役に立てれば幸いです。

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