部屋の蛍光灯、片方だけつかない!原因と解決策を徹底解説

部屋の蛍光灯の小さい方がつきません(丸い蛍光灯で大きいヤツと小さいヤツが2つあるオーソドックスなタイプ)。玉を新しい物に変えても、グローランプを交換しても小さい方だけがつきません(たまにつく)

蛍光灯が片方だけつかない原因

2灯式の蛍光灯器具で片方だけが点灯しない、というのはよくあるトラブルです。 質問者様のように、蛍光管とグローランプを交換しても改善しない場合は、いくつかの原因が考えられます。 まずは、それぞれの可能性を詳しく見ていきましょう。

1. グローランプの劣化または接触不良

グローランプは、蛍光灯の点灯に必要な電圧を発生させる部品です。一見問題なさそうに見えても、内部の劣化や接触不良によって、片方の蛍光管への電力供給が不安定になっている可能性があります。 新しいグローランプに交換したとのことですが、確実に新しいグローランプが正しく差し込まれているかを確認しましょう。 差し込み口の汚れや、グローランプの端子が曲がっているなど、物理的な問題がないかチェックが必要です。 もし、複数のグローランプを交換しても同じ症状が続く場合は、グローランプ自体ではなく、別の箇所に問題がある可能性が高いです。

2. 蛍光灯器具の配線不良

蛍光灯器具内部の配線が劣化したり、断線したりしている可能性があります。特に、長年使用している器具の場合、経年劣化による配線不良は避けられません。 器具内部の配線を丁寧に確認し、断線や接触不良がないかチェックする必要があります。 これは専門知識が必要な作業となるため、電気工事士などの専門家に依頼することをお勧めします。 無理に自分で修理しようとすると、感電などの危険性もあります。

3. バラスト(安定器)の故障

蛍光灯器具には、バラスト(安定器)と呼ばれる部品が内蔵されています。これは、蛍光管に適切な電流を供給するための重要な部品です。バラストが故障すると、蛍光管が点灯しなくなったり、ちらついたりします。 特に、片方の蛍光管だけが点灯しない場合は、バラストの故障が疑われます。 バラストの交換は、電気工事の知識が必要なため、専門業者に依頼するのが安全です。 自分で交換しようとすると、感電や火災の危険性があります。

4. 蛍光管の接触不良

蛍光管自体に問題がないか確認しましょう。新しい蛍光管でも、ソケットとの接触不良が原因で点灯しない場合があります。 蛍光管をソケットにしっかりと差し込み、しっかり固定されているかを確認してください。 ソケット部分の汚れも、接触不良の原因となるため、清掃も必要です。

5. 電源供給の問題

最後に、電源供給の問題も考えられます。 ブレーカーが落ちていないか、コンセントに問題がないかを確認しましょう。 他の電化製品が正常に動作するか確認し、問題があれば、ブレーカーの確認やコンセントの交換が必要となる可能性があります。

具体的な解決策とステップ

上記の各原因を踏まえ、具体的な解決策とステップを以下に示します。

ステップ1:安全確認

作業の前に、必ずブレーカーを落として電源を遮断しましょう。感電事故を防ぐために、これは最も重要なステップです。

ステップ2:グローランプの再確認と清掃

グローランプが正しく差し込まれているか、また、差し込み口やグローランプ自体に汚れや破損がないかを確認します。 必要に応じて、乾いた布で清掃しましょう。 それでも改善しない場合は、新しいグローランプに交換してみましょう。

ステップ3:蛍光管の確認と清掃

蛍光管がソケットにしっかりと差し込まれているかを確認します。 ソケット部分に汚れがあれば、乾いた布で清掃しましょう。 それでも改善しない場合は、新しい蛍光管に交換してみましょう。

ステップ4:専門家への相談

上記のステップを試しても改善しない場合は、電気工事士などの専門家に相談することをお勧めします。 配線不良やバラストの故障など、素人では対処できない問題の可能性があります。 専門家に見てもらうことで、安全かつ確実に問題を解決できます。

インテリアへの影響と対策

蛍光灯が片方だけ点灯しない状態は、部屋の明るさや雰囲気に大きく影響します。 デザイン性の高い照明器具を使用している場合、片方が点灯しないことで、意図しない影ができたり、バランスが悪くなったりする可能性があります。 そのため、早期の修理・交換が重要です。

また、照明の明るさが不足すると、インテリアの色彩の見え方にも影響を与えます。 例えば、暖色系のインテリアは、暗い照明下ではより暗く、寒色系のインテリアはより寒々しく見える可能性があります。 適切な明るさを確保することで、インテリアの本来の魅力を引き出すことができます。

専門家の視点

電気工事士の視点から見ると、グローランプや蛍光管の交換だけでは解決しないケースは、配線不良やバラストの故障が最も多いです。 特に古い器具の場合は、経年劣化による配線劣化が考えられます。 素人判断で修理しようとせず、専門家に依頼することが重要です。 感電や火災などの危険性があるため、安全を第一に考えましょう。

まとめ

蛍光灯が片方だけ点灯しない原因は様々ですが、まずは安全を確認し、グローランプや蛍光管の確認、清掃から始めましょう。 それでも改善しない場合は、専門家への相談を検討してください。 適切な対応をすることで、部屋の明るさを取り戻し、快適なインテリア空間を保つことができます。

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