部屋の空気がこもって息苦しい…原因と解決策|換気・掃除方法から家具選びまで徹底解説

自分の部屋は自宅の他の部屋よりすこしこもった(?)感じがします。若干息苦しくなるような感じです。においとかではありません。それでその部屋にしばらくいると喉が痛くなってきます。・・・これって埃が原因でしょうか?掃除は週4回くらいやっています。窓も明るいうちはずっと開けています。部屋にある衣類はベッド、カーテンぐらいです。でも埃の量はかなり多いです。お願いします。

部屋の空気がこもる原因:埃だけじゃない可能性

部屋の空気がこもって息苦しく、喉が痛くなる原因は、埃だけとは限りません。質問者様は掃除を週4回もされているにも関わらず、埃が多いとのこと。これは、埃の発生源や空気の循環、そしてもしかしたら建物の構造にも問題がある可能性があります。 以下、考えられる原因と解決策を詳しく見ていきましょう。

1. 埃の発生源の特定と徹底的な掃除

週4回掃除をされているとのことですが、埃の量が多いということは、埃の発生源が特定できていない、もしくは掃除方法に改善の余地がある可能性があります。

埃の主な発生源

* カーペットや絨毯:繊維の間に埃が溜まりやすく、大きな発生源となります。掃除機だけでなく、定期的な洗浄が必要です。
* 布製の家具:ソファや椅子などの布地は埃を吸着しやすいので、定期的な掃除機掛けや、できればカバーを洗うことをおすすめします。
* カーテン:埃が溜まりやすいので、定期的に洗濯するか、掃除機で丁寧に埃を吸い取ってください。
* 収納家具:棚の上や奥に埃が溜まりやすいので、定期的に拭き掃除をしましょう。
* エアコン:フィルターの掃除だけでなく、定期的な専門業者によるクリーニングがおすすめです。
* ペット:ペットを飼っている場合は、ペットの毛やフケが埃の原因になっている可能性があります。こまめな掃除と、ペットの毛がつきにくい素材の家具を選ぶのも有効です。
* 書籍や雑誌:紙の繊維が埃となって舞い上がります。定期的に整理整頓し、埃を落とすようにしましょう。

効果的な掃除方法

* 掃除機の選び方:強力な吸引力を持つ掃除機を選びましょう。できれば、HEPAフィルター付きのものがおすすめです。
* 掃除機掛けの頻度:週4回では足りないかもしれません。毎日、または最低でも2日に1回は掃除機をかけることをおすすめします。
* 拭き掃除:掃除機掛けだけでは取りきれない埃があるので、定期的に拭き掃除を行いましょう。マイクロファイバークロスを使うと効果的です。
* 湿式掃除:水拭きや、掃除機と併用したウェットタイプの掃除機を使用すると、埃を効果的に除去できます。

2. 換気方法の改善

窓を開けて換気をしているとのことですが、窓の位置や風の流れによっては、十分な換気ができていない可能性があります。

効果的な換気方法

* 窓の開け方:対角線上に窓を開けることで、部屋全体に空気が流れやすくなります。
* 換気扇の活用:換気扇を定期的に使用することで、室内の空気を効率的に排出できます。
* 空気清浄機の導入:空気清浄機は、室内の埃や花粉、ハウスダストなどを除去するのに効果的です。HEPAフィルター付きのものを選びましょう。
* 換気時間:明るいうちに窓を開けているとのことですが、時間の長さを見直してみましょう。朝晩など、気温差が少ない時間帯に長時間換気するのが効果的です。

3. その他の要因と対策

埃以外にも、以下の要因が考えられます。

* 建物の構造:古い建物や、換気システムが不十分な建物では、空気がこもりやすい場合があります。専門業者に相談し、換気システムの改善を検討する必要があるかもしれません。
* 湿度:湿度の高い環境は、カビやダニの繁殖を促し、空気の質を悪化させます。除湿機を使用したり、こまめな換気を行うことで湿度を調整しましょう。
* シックハウス症候群:建材から放出される化学物質が原因で、頭痛や喉の痛みなどの症状が現れることがあります。専門医に相談することをお勧めします。
* 家具の材質:ホルムアルデヒドなどの有害物質を放出する家具を使用している可能性があります。家具の材質を確認し、必要であれば交換を検討しましょう。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、以下の専門家に相談することを検討しましょう。

* 建築士:建物の構造的な問題がないか確認してもらう。
* 清掃業者:より高度な清掃方法や、埃の発生源特定のアドバイスを受ける。
* 医師:アレルギーやシックハウス症候群などの可能性を調べてもらう。

5. インテリアの見直し:素材と色の選び方

部屋の空気を改善するためには、インテリアの見直しも重要です。

素材選び

* 天然素材:木や綿、麻などの天然素材は、化学物質を放出するリスクが低く、通気性も良好です。
* 撥水・防ダニ加工:埃やダニを寄せ付けにくい加工が施された素材を選びましょう。

色の選び方

ベージュの部屋は、落ち着いていてリラックスできる空間を作りやすい反面、暗く感じやすいというデメリットがあります。

* 明るい色を取り入れる:壁やカーテンなどに、白やアイボリーなどの明るい色を取り入れることで、部屋を広く明るく見せることができます。
* アクセントカラー:黄色やオレンジなどの明るい色をアクセントとして取り入れることで、部屋に活気と明るさを与えることができます。

まとめ

部屋の空気がこもって息苦しいと感じている場合、埃だけでなく、様々な要因が考えられます。まずは、埃の発生源を特定し、徹底的な掃除と換気を行いましょう。それでも改善しない場合は、専門家への相談も検討してください。インテリアの見直しも効果的な対策の一つです。快適な空間を作るために、様々な方法を試してみて下さい。

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