部屋の照明器具の紐が切れてしまった!SANYO蛍光灯の修理方法とスイッチの構造

最近、部屋の電灯のヒモを長くしていたのですが、たまたまシャーペンが引っかかったとき強く引いてしまい、根本から切れてしまいました… どうすれば直せますか? 補足 分解してヒモをつけ直し、直そうと頑張りましたが、何度試しても点きません…スイッチの構造を理解しようと(電気専攻ですので)触っていたら、スイッチ部分のバネが飛んでバラバラになり、より悪化してしまいました…そもそもどういった構造だったんでしょうか?SANYOの蛍光灯です

照明器具の紐交換:手順と注意点

照明器具の紐が切れてしまった、というのはよくあるトラブルです。特に、紐を長くしたり、引っ掛けたりすることで、負担がかかりやすく、切れてしまうケースが多いです。 ご自身で修理を試みられたとのことですが、電気に関する知識がおありとのことですので、基本的な手順と注意点を確認しながら進めていきましょう。SANYOの蛍光灯とのことですが、メーカーによって構造が多少異なる可能性があるため、写真などを参考にしながら作業を進めることをおすすめします。

1. 電源を切る

まず、最重要ですが、作業前に必ずブレーカーを落として電源を完全に切ってください。感電事故を防ぐために、これは絶対に守るべき手順です。

2. 照明器具の分解

照明器具の種類によって分解方法は異なりますが、一般的には、以下の手順となります。

  • 器具本体と天井の取り付け部分を確認します。通常はネジで固定されていることが多いです。
  • ネジを外し、器具本体を天井から取り外します。この際、配線に無理な力がかからないように注意しましょう。
  • 器具本体を分解し、切れた紐とスイッチ部分を確認します。

3. 紐の交換

  • 新しい紐を用意します。ホームセンターなどで簡単に購入できます。長さは、元の紐の長さを測り、少し余裕を持たせて購入しましょう。
  • 古い紐を取り外し、新しい紐を取り付けます。紐の取り付け方は、器具の種類によって異なりますが、通常は、スイッチ部分に紐を結びつけるか、専用の金具で固定します。
  • 紐の結び目がしっかりとしているか、また、紐が引っ張られても外れないように確認しましょう。必要に応じて、接着剤などで補強しても良いでしょう。

4. スイッチの復旧

スイッチ部分のバネが飛んでしまったとのことですが、これは繊細な部品なので、元通りに組み立てるのが難しい場合があります。もし、バネの位置が分からなくなってしまった場合は、無理に組み立てるのは避け、新しいスイッチに交換することをおすすめします。ホームセンターなどで、同じタイプのスイッチを購入できます。

5. 照明器具の組み立てと点灯確認

  • 分解した手順と逆の手順で、照明器具を組み立てます。
  • 配線が正しく接続されていることを確認します。間違えると感電事故や火災の原因となるため、慎重に作業しましょう。
  • ブレーカーを上げて電源を入れ、点灯を確認します。もし点灯しない場合は、配線を確認するか、専門業者に依頼しましょう。

SANYO蛍光灯スイッチの構造

SANYOの蛍光灯のスイッチは、一般的にプルスイッチと呼ばれるタイプが多いです。このタイプのスイッチは、紐を引くことで内部の接点を切り替え、電気をオンオフします。内部構造は、以下のようになっています。

  • プルコード:照明器具の外側に出ている紐です。これを引くことでスイッチが作動します。
  • プーリー:プルコードを巻き取るための滑車のような部品です。コードの動きをスムーズにする役割があります。
  • スイッチ本体:内部に接点があり、プルコードの動きによって接点が切り替わります。通常、バネと小さな部品で構成されています。このバネが飛んでしまったのが原因と考えられます。
  • 接点:電気をオンオフする部分です。バネの力で接点が切り替わります。

専門家の視点:電気工事士のアドバイス

電気工事士の視点から見ると、ご自身で修理を試みられたことは素晴らしいですが、スイッチのバネが飛んでしまった状態では、安全面を考慮すると、専門業者への依頼を強くおすすめします。電気工事士は、電気設備に関する専門知識と経験を持っています。安全かつ確実に修理を行うことができます。特に、電気系統に不慣れな場合は、感電事故や火災のリスクを避けるためにも、専門家への依頼が最善策です。

まとめ:安全第一で修理を進めましょう

照明器具の紐交換は、一見簡単そうですが、電気系統を扱うため、安全に配慮することが非常に重要です。もし、ご自身で修理に自信がない場合は、専門業者に依頼することを強くおすすめします。安全を確保し、安心して照明器具を使用できるよう、適切な対応を心がけましょう。 今回の経験を踏まえ、インテリアのDIYを楽しむ際には、安全対策をしっかりと行い、必要に応じて専門家の力を借りることも検討してください。

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