部屋の照明がチカチカする!蛍光灯5灯式照明のトラブルシューティング

部屋の電気について質問なんですが、急に私の部屋の電気がつかなくなりました。開けてみたら蛍光灯5本ついてるやつで、全部チカチカとたまに光ります。蛍光灯全部が急に悪くなると思わないんですが、考えられる原因わかりますか?助けてください。暗いです。

突然部屋の照明がチカチカし始め、点灯しなくなってしまうと、非常に困りますよね。特に、5灯式の蛍光灯照明器具の場合、全ての蛍光灯が同時に故障するとは考えにくいです。この記事では、ご質問にあるような状況の原因と、具体的な解決策、そして今後の照明選びにおけるポイントを解説します。

考えられる原因:蛍光灯5灯式照明がチカチカする理由

蛍光灯5灯式照明がチカチカする原因はいくつか考えられます。まず、最も可能性が高いのは以下の3点です。

  • 安定器の故障:蛍光灯の点灯に必要な電圧を安定させる役割を持つ安定器が故障している可能性が高いです。安定器は、蛍光灯に適切な電圧を供給する重要な部品です。経年劣化や過電圧などで故障すると、チカチカしたり、点灯しなくなったりします。これは、蛍光灯自体ではなく、安定器の交換で解決できる可能性が高いです。
  • 蛍光灯の劣化:蛍光灯自体が寿命を迎えている可能性もあります。蛍光灯には寿命があり、使用時間とともに明るさが低下し、チカチカしたり、点灯しなくなったりします。全ての蛍光灯が同時に寿命を迎えることは少ないですが、複数の蛍光灯が同時に劣化している可能性も考えられます。一つずつ確認し、必要に応じて交換しましょう。
  • 配線不良:配線部分の緩みや断線、接触不良などが原因で、電圧が不安定になり、チカチカする現象が起こる場合があります。特に、照明器具の取り付け部分や、壁の中の配線に問題がある可能性があります。自分で確認するのは危険なので、専門業者に依頼することをお勧めします。

その他の可能性

上記以外にも、以下のような原因が考えられます。

  • 電圧の変動:電圧が不安定な場合、蛍光灯がチカチカしたり、点灯しなくなったりすることがあります。電力会社に問い合わせて、電圧の変動がないか確認してみましょう。
  • 回路ブレーカーのトリップ:過負荷やショートなどで回路ブレーカーがトリップしている可能性があります。ブレーカーを上げてみて、改善するか確認しましょう。もし頻繁にトリップする場合は、電気容量を超えている可能性があるので、専門業者に相談しましょう。
  • コンセントの不良:照明器具の電源コンセントに問題がある可能性も考えられます。コンセントを交換してみるか、別のコンセントに接続して確認してみましょう。

具体的な解決策と手順

まずは、安全に作業を行うために、必ずブレーカーを落としてから作業を始めましょう。感電の危険がありますので、電気工事の経験がない方は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

1. 安定器の確認と交換

照明器具を開けて、安定器を確認します。安定器に異常が見られる場合(焦げ付きや破損など)、交換が必要です。安定器は照明器具の種類によって異なりますので、同じ型番の安定器を購入する必要があります。ホームセンターや電気店で入手できます。交換方法は、安定器の種類によって異なりますので、取扱説明書をよく読んでから作業を行いましょう。不安な場合は、専門業者に依頼しましょう。

2. 蛍光灯の確認と交換

安定器に異常がない場合、蛍光灯自体が劣化している可能性があります。蛍光灯を一つずつ確認し、黒ずみや破損などが見られる場合は、交換しましょう。新しい蛍光灯を取り付ける際は、正しい向きに装着することを確認してください。蛍光灯の交換は比較的簡単ですが、ガラス管を割らないように注意が必要です。

3. 配線の確認

配線に問題がある場合は、自分で修理するのは危険です。必ず専門業者に依頼しましょう。配線不良は、感電や火災の原因となる可能性がありますので、安易な自己修理は避けてください。

専門家の視点:照明器具選びのポイント

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「照明器具を選ぶ際には、デザイン性だけでなく、機能性や耐久性も考慮することが重要です。特に、安定器の品質は照明器具の寿命に大きく影響します。信頼できるメーカーの製品を選ぶことをお勧めします。また、LED照明は省エネで長寿命なので、近年人気が高まっています。」とのことです。

今後の照明選び:LED照明への切り替えも検討しよう

今回のトラブルを機に、照明器具の買い替えも検討してみてはいかがでしょうか?特に、LED照明は省エネルギーで長寿命、そして近年ではデザイン性も向上しており、選択肢も豊富です。LED照明への切り替えは、ランニングコストの削減にもつながります。

  • 長寿命:LED照明は蛍光灯に比べて寿命がはるかに長いため、交換頻度が少なくなり、手間が省けます。
  • 省エネルギー:消費電力が少なく、電気代の節約につながります。
  • デザイン性の向上:様々なデザインのLED照明が販売されているため、インテリアに合わせた照明選びが可能です。

まとめ

部屋の照明がチカチカする原因は様々ですが、まずは安定器と蛍光灯の確認から始めましょう。自分で修理する際は、必ずブレーカーを落として安全に作業を行い、不安な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。今回の経験を活かし、今後の照明選びでは、LED照明など、より長寿命で省エネな製品を選ぶことを検討してみてはいかがでしょうか。

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