賃貸マンションのインターネット事情：ネット代込み物件でプロバイダを選べる？

ネット代込のアパートでプロバイダ（？）を選ぶ？管理費にネット代込の賃貸アパートに住んでいます。引っ越し後、ケーブルで繋ぐだけでインターネットが出来る状態でした。部屋の説明書等が入っているファイルにe-broadという会社のメールアカウント取得の用紙があったので取得しました（ほぼ使っていませんが）その後、NTT代理店の営業だという人から電話があって「NTTに変更しませんか」というような事を言っていたのですが、仕事中だったりでタイミングが悪くてちゃんと話は聞いていません。今まで見過ごしていたのか、アパートの入口にNTTのフレッツ光対応というステッカーが貼ってあるのを見つけました。この状況から考えるとプロバイダを入居者が選べるという事になるのでしょうか？インターネットの契約書も何も書いていないんです、そういうのは大家さんが決めるんじゃないの？入居者にメリットはあるの？？と思っています。管理費は固定だし、ネットの速度も悪くなく現状で満足しているので、どこかに問い合わせる程ではないのですが、気になってしまって。わかる方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

Contents

1 賃貸マンションにおけるインターネット接続とプロバイダ選択について
2 まとめ

賃貸マンションにおけるインターネット接続とプロバイダ選択について

管理費込みの賃貸マンションでインターネットが利用できる場合、その接続方法やプロバイダの選択について、入居者にとって不明な点が多いのは事実です。今回のケースのように、e-broadのメールアカウント取得用紙があったり、NTTフレッツ光のステッカーがあったり、NTT代理店から営業電話があったりと、状況が複雑に感じられるのも無理はありません。

インターネット接続の種類とプロバイダの役割

まず、インターネット接続には大きく分けて2つの要素があります。

回線事業者：インターネットへの物理的な接続を提供する事業者です。今回のケースでは、NTTフレッツ光がマンション全体に導入されている可能性が高いです。マンション全体に光ファイバーが引かれ、その回線を各部屋に接続していると考えられます。
プロバイダ：回線事業者から提供された回線を使って、インターネットサービスを提供する事業者です。メールアドレスの提供、セキュリティ対策、接続速度の管理など、インターネットを利用するための様々なサービスを提供します。e-broadがその役割を担っている可能性があります。

多くの場合、マンションオーナーは回線事業者と契約し、入居者にはプロバイダの選択を委ねる、または特定のプロバイダと契約済みの状態を提供することがあります。

あなたの状況の分析と可能性

あなたのマンションでは、既にNTTフレッツ光が導入され、e-broadがプロバイダとしてサービスを提供している可能性が高いです。管理費にインターネット代が含まれているということは、マンションオーナーが回線とプロバイダの費用を負担している、もしくは一括契約により入居者への負担を軽減していると考えられます。

NTT代理店からの営業電話は、あなたがe-broadではなく、NTTが提供するプロバイダサービス（例：フレッツ光ネクスト）への変更を促すものでした。これは、あなたが自由にプロバイダを選べる可能性を示唆しています。しかし、契約書に明記がない場合は、必ずしも自由にプロバイダを選べるわけではありません。

入居者にとってのメリットとデメリット

プロバイダを選択できるメリット：

料金プランの比較：複数のプロバイダから最適な料金プランを選ぶことができます。データ容量、速度、オプションサービスなどを比較し、自分のニーズに合ったプランを選択できます。
サービス内容の比較：各プロバイダは、セキュリティ対策、カスタマーサポート、付加サービス（動画配信サービスとの連携など）などに違いがあります。自分の利用状況や好みに最適なサービスを提供するプロバイダを選ぶことができます。
速度や安定性の向上：プロバイダによっては、回線速度や安定性に違いがあります。より高速で安定したインターネット接続を求める場合は、適切なプロバイダを選ぶことで改善できる可能性があります。

プロバイダを選択できない、もしくは変更できないデメリット：

手続きの煩雑さ：プロバイダの変更には、解約手続き、新規契約手続きなど、手間と時間がかかります。
費用負担：場合によっては、プロバイダ変更に伴う費用が発生する可能性があります。
サービスの低下：現状のサービスに満足している場合、変更によってサービスが低下する可能性もあります。

具体的な行動と確認事項

現状に満足しているなら、特に変更する必要はありません。しかし、将来的な選択肢を広げるためにも、以下の確認をしてみましょう。

1. 賃貸契約書を確認する：インターネット利用に関する条項が記載されていないか確認します。プロバイダの選択に関する規定があるかもしれません。
2. 管理会社に問い合わせる：管理会社にインターネット接続に関する詳細を問い合わせます。プロバイダの選択が可能かどうか、変更した場合の手続きや費用について確認します。
3. e-broadのサービス内容を確認する：e-broadのウェブサイトで、提供されているサービス内容、料金プランなどを確認します。他のプロバイダと比較検討する材料になります。
4. NTTフレッツ光公式サイトを確認する：NTTフレッツ光の公式サイトで、マンションタイプでの接続方法や利用可能なプロバイダについて確認します。

専門家の視点：不動産会社からのアドバイス

不動産会社に相談することで、より正確な情報を得ることができます。賃貸契約書の内容や、マンションのインターネット回線に関する情報を詳しく教えてもらえます。また、プロバイダの変更に関する手続きや注意点についてもアドバイスをもらえるでしょう。

まとめ

ネット代込みの賃貸マンションでは、回線事業者とプロバイダが別々の事業者である場合が多く、プロバイダの選択が可能であるケースも少なくありません。しかし、契約内容によって制限がある場合もあります。現状に満足しているなら、変更する必要はありませんが、将来的な選択肢を検討する際には、賃貸契約書を確認し、管理会社に問い合わせることをお勧めします。自分のニーズに合ったプロバイダを選択することで、より快適なインターネット環境を実現できるでしょう。