賃貸の壁に壁掛け時計!穴を開けて大丈夫?安心安全な設置方法とおすすめ時計

賃貸の部屋の壁に壁掛け時計をかけたいのですが、穴あけて大丈夫ですか?

賃貸で壁に穴を開けるのはOK?NG?

賃貸住宅で壁に穴を開けることに関して、多くの入居者は不安を感じているのではないでしょうか。結論から言うと、賃貸物件で壁に穴を開けることは、原則として禁止されています。 契約書をよく読んでみましょう。多くの賃貸契約書には、「原状回復義務」という条項が含まれています。これは、退去する際に部屋を借りた当初の状態に戻す義務を指します。壁に穴を開けて時計を掛け、そのまま退去すると、原状回復費用を請求される可能性があります。

しかし、全く穴を開けてはいけないというわけではありません。事前に大家さんや管理会社に許可を得ることで、壁掛け時計の設置が可能になるケースもあります。許可を得る際には、以下の点を伝えましょう。

  • 設置場所
  • 時計のサイズと重さ
  • 穴を開ける箇所の数
  • 退去時の補修方法(パテ埋めなど)

許可を得られれば、安心して壁掛け時計を設置できます。しかし、許可が下りない場合もありますので、その場合は、後述する穴を開けずに済む方法を試してみましょう。

穴を開けずに壁掛け時計を設置する方法

賃貸で壁に穴を開けることに抵抗がある、または許可が下りなかった場合でも、壁掛け時計を設置する方法はあります。いくつか具体的な方法をご紹介しましょう。

1. 粘着フック・粘着テープを使う

様々な種類が市販されている粘着フックや粘着テープは、手軽に壁掛け時計を設置できる便利なアイテムです。時計の重さや壁の材質によっては使用できない場合もあるので、耐荷重を確認し、必ず目立たない場所でテストしてから使用しましょう。特に壁紙の種類によっては剥がす際に壁紙が一緒に剥がれてしまう可能性があるので注意が必要です。

  • メリット:手軽で賃貸でも使いやすい、跡が残りにくいものもある
  • デメリット:耐荷重に制限がある、剥がれやすい場合もある、壁紙によっては剥がす際に壁紙が傷む可能性がある

2. 吸盤式フックを使う

吸盤式のフックも、穴を開けずに壁掛け時計を設置できる方法の一つです。ただし、吸盤の吸着力は、壁の材質や温度、湿度によって大きく変化します。ガラスやタイルなどのツルツルした面であれば比較的しっかり吸着しますが、壁紙などでは吸着力が弱く、落下する可能性があります。使用する前に、必ず吸着力を確認しましょう。

  • メリット:手軽で跡が残りにくい
  • デメリット:吸着力が弱く、落下する可能性がある、壁の材質に依存する

3. 壁掛け時計スタンドを使う

壁に穴を開けずに済む方法として、壁掛け時計スタンドもおすすめです。様々なデザインのスタンドがあり、時計を置くだけでなく、インテリアとしても楽しめます。

  • メリット:穴を開ける必要がない、自由に位置を変更できる、インテリアとしても楽しめる
  • デメリット:スタンド自体のスペースが必要、時計のデザインによっては合わない場合がある

4. 賃貸OKの壁掛けフックを使う

最近では、賃貸住宅でも安心して使えるように設計された壁掛けフックも販売されています。石膏ボード専用のピンや、特殊な粘着剤を使用したフックなど、様々な種類があります。商品パッケージに「賃貸OK」と明記されているか、必ず確認しましょう。

  • メリット:賃貸でも安心して使える、比較的強い接着力
  • デメリット:価格がやや高めな場合がある、使用できる壁の種類が限定される場合がある

時計を選ぶ際のポイント

賃貸住宅に合う壁掛け時計を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. 時計の重さ

軽い時計を選ぶことで、粘着フックや吸盤などでも安心して使用できます。重い時計は、壁に穴を開けるか、しっかりとしたスタンドを使用する必要があります。

2. 時計のデザイン

部屋のインテリアに合わせたデザインを選びましょう。シンプルで落ち着いたデザインの時計は、どんな部屋にも合わせやすくおすすめです。ベージュの壁には、ブラウンやアイボリー系の時計が良く合います。

3. 時計のサイズ

部屋の広さに合わせた適切なサイズの時計を選びましょう。小さすぎる時計は存在感が薄く、大きすぎる時計は圧迫感を与えてしまう可能性があります。

専門家(インテリアコーディネーター)の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「賃貸住宅でも、工夫次第で素敵なインテリアを実現できます。壁掛け時計は、部屋の雰囲気を大きく左右する重要なアイテムです。上記の方法を参考に、安全に、そして楽しく時計選びをしてください。」とのことです。

まとめ

賃貸住宅で壁掛け時計を設置する際には、事前に大家さんや管理会社に許可を得ることが重要です。許可が得られない場合は、穴を開けずに済む様々な方法があります。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解し、部屋の状況や時計の重さなどを考慮して、最適な方法を選びましょう。素敵な時計で、快適な空間を演出してください。

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