賃貸でも安心!カビ跡の茶色いシミを隠す壁紙補修術

壁紙(クロス)に、カビが発生したので、除去したのですが、そのあとに、茶色くシミが残ってしまいました。部屋が賃貸ですので、なるべく壁紙を替えずに、シミを隠したいのですが、壁紙に色を塗って補修するようなものってありますか?

カビ跡の茶色いシミ、賃貸でも大丈夫!隠すための補修方法

カビの発生は、湿気や通風の悪さなど、お部屋の環境に問題があるサインです。除去後も茶色いシミが残ってしまうのは、カビ菌が壁紙の繊維にまで浸透し、色素が残ってしまったためです。賃貸物件で壁紙の張り替えは難しいですが、ご安心ください!適切な補修方法で、目立たなくすることができます。

今回は、壁紙を張り替えずに、茶色いシミを隠すための具体的な方法と、その際に役立つアイテム、そして、再発防止策について詳しく解説します。

シミを隠すための補修方法:具体的な手順

賃貸物件で壁紙を補修する際は、原状回復を前提に、後から剥がせる素材を使うことが重要です。 大きく分けて以下の3つの方法があります。

1. 壁紙用補修材を使う

市販されている壁紙用の補修材は、ペンタイプやスプレータイプなど、様々な種類があります。特に、カビや汚れを隠すための補修材は、色を混ぜて調合できるものも多く、既存の壁紙の色に合わせやすいのがメリットです。

  • 手順
  • まず、カビを除去した後の壁紙を、綺麗に掃除機や乾いた布で清掃します。汚れやほこりを完全に除去することで、補修材の密着度を高め、仕上がりが綺麗になります。
  • 次に、補修材をシミの部分に丁寧に塗布します。ペンタイプの場合は、少しずつ重ね塗りすることで、自然な仕上がりになります。スプレータイプの場合は、周囲にマスキングテープを貼って、シミの部分だけに吹き付けましょう。
  • 完全に乾燥したら、仕上げに壁紙の保護材を塗布すると、より耐久性が増し、シミの再発防止にも繋がります。

ポイント: 色選びが重要です! 複数の色を混ぜて、既存の壁紙の色に近づけるようにしましょう。ホームセンターなどで、壁紙の色見本と比較しながら選ぶのがおすすめです。

2. 壁紙シールを活用する

壁紙シールは、手軽に貼って剥がせるので、賃貸物件にも最適です。茶色いシミの部分より少し大きめにカットし、シミを完全に隠せるように貼り付けましょう。

  • 手順
  • シミの部分をきれいに拭いてから、シールを貼ります。空気が入らないように、ヘラなどで丁寧に押さえながら貼ると綺麗に仕上がります。
  • シールは、木目調やレンガ調など、様々なデザインがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

ポイント: シールの端が剥がれてこないように、しっかりと圧着することが大切です。また、柄がはっきりしているシールを選ぶと、シミが目立ちにくくなります。

3. 塗り壁材で部分的に補修する

より本格的な補修には、塗り壁材を使用する方法もあります。ただし、これはある程度のDIYスキルが必要になります。

  • 手順
  • まず、シミの部分を綺麗に清掃し、下地処理を行います。必要に応じて、パテなどで凹凸を平らにします。
  • 次に、塗り壁材を薄く数回に分けて塗布します。一度に厚塗りすると、ひび割れや剥がれの原因となるため注意が必要です。
  • 完全に乾燥したら、仕上げに保護剤を塗布します。

ポイント: 塗り壁材の色選びは慎重に行いましょう。既存の壁紙の色とできるだけ近い色を選ぶことが重要です。専門店で相談しながら色を選ぶことをおすすめします。

専門家の意見:プロのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子さんによると、「賃貸物件での壁紙補修は、原状回復を最優先事項として考える必要があります。そのため、後から剥がせる素材を使用することが重要です。また、補修材の色選びは慎重に行い、既存の壁紙の色とできるだけ近い色を選ぶことが、自然な仕上がりを実現する鍵となります。」とのことです。

再発防止策:カビ対策

カビの再発を防ぐためには、以下の対策が重要です。

  • 換気をこまめに行う:湿気はカビの発生原因です。窓を開けて定期的に換気をしましょう。
  • 除湿機を使用する:梅雨時期や、浴室乾燥機を使用しない場合は、除湿機を使用し、室内の湿度を下げるようにしましょう。
  • こまめな掃除:壁や床を定期的に掃除し、汚れやホコリを取り除きましょう。
  • 防カビ剤を使用する:壁紙に防カビ剤を塗布することで、カビの発生を抑制することができます。

まとめ

賃貸物件でも、適切な補修方法を選べば、カビ跡の茶色いシミを目立たなくすることができます。今回紹介した方法を参考に、お部屋を綺麗に保ちましょう。そして、再発防止策をしっかりと行い、快適な住空間を維持してください。

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