観葉植物からキノコが生えた!対処法と予防策を徹底解説

部屋にある観葉植物からキノコが生えていました(泣)詳しい方是非教えて下さい。三ヶ月前に引越しを気に観葉植物を買いリビングにおいてますが、昨日まで何ともなかったのですが、先程ふとみるとクリーム色のキノコが二つ生えていました。とてもショックです。植物の名前が今どうしても思いだせませんが、確か 金○樹という名前だったと思います。水のやり過ぎでしょうか?殆ど日の当たらない場所に置いていますが、購入する時にそれで構わないと言われたので、部屋の隅に置いたままにしておりました。成長はドンドンしています。新しい茎や葉も生えてきています。キノコは引っこ抜いて良いのでしょうか?植物自体が不衛生な状態なのでしょうか?気にいっていますし、1メートル程あるので捨てるのも忍びないです。でもキノコがとても気持ち悪いです。対処法を是非教えて下さい!

観葉植物とキノコ発生の原因

観葉植物の鉢からキノコが生える原因は、主に以下の3点に集約されます。

  • 土壌の湿度が高い:キノコの発生には、湿った環境が不可欠です。水やりの頻度が高すぎたり、鉢底の水はけが悪かったりすると、土壌が過湿状態になり、キノコが発生しやすくなります。特に、日陰に置いてある植物は蒸散量が少なく、土壌が乾燥しにくいため注意が必要です。
  • 土壌にキノコの胞子が含まれている:市販の培養土には、キノコの胞子が含まれている場合があります。これらの胞子が、湿った環境で発芽し、キノコが生えてくるのです。特に、再利用した土壌を使用する場合は、胞子の混入に注意が必要です。
  • 通気が悪い:鉢の通気が悪いと、土壌の水分が蒸発しにくくなり、湿った状態が長く続きます。これはキノコの発生を促進する要因となります。密閉された容器に植えていたり、鉢と土の間に隙間が少なかったりすると通気が悪くなります。

質問者様のケースでは、「殆ど日の当たらない場所に置いています」とのことですので、通気性の悪さと土壌の過湿状態が考えられます。金○樹(おそらく、ドラセナ・マッサンゲアナのことでしょう)は比較的耐陰性が高い植物ですが、それでも全く日が当たらない状態は好ましくありません。

キノコの対処法

まず、生えてきたキノコは手で取り除きましょう。根元から丁寧に引き抜くことが重要です。キノコを取り除いた後は、土壌の状態を確認し、改善策を講じることが大切です。

具体的な対処法

1. キノコを取り除く:生えているキノコを根元から丁寧に引き抜きます。この際、土壌を必要以上に崩さないように注意しましょう。
2. 土壌の乾燥:鉢の土が湿っている場合は、しばらく水やりを控え、土壌を乾燥させます。風通しの良い場所に鉢を移動させるのも効果的です。
3. 土壌の交換:キノコが繰り返し発生する場合は、土壌を交換することを検討しましょう。新しい培養土を使用し、鉢底に軽石などを敷いて水はけを良くします。
4. 通気の改善:鉢の通気が悪い場合は、鉢底に穴を開ける、鉢を新しいものに変えるなどの対策を講じましょう。また、植物の周囲に風を通しやすいように工夫しましょう。
5. 日照時間の確保:可能であれば、多少なりとも日光が当たる場所に移動させましょう。直射日光は避けて、レースカーテン越しの光などを当ててあげると良いでしょう。

植物の健康状態と今後のケア

キノコの発生は、必ずしも植物が不衛生な状態であることを意味するわけではありません。しかし、土壌の状態が悪化している可能性はあります。

植物の健康チェックとケア

* 葉の状態:葉に枯れや変色、虫食いなどがないか確認します。
* 茎の状態:茎が腐ったり、弱ったりしていないか確認します。
* 根の状態:鉢から植物を取り出し、根の状態を確認します。根腐れを起こしていないかチェックしましょう。根腐れしている場合は、腐った根を取り除き、新しい土に植え替えます。
* 水やりの調整:土の表面が乾いてから水やりをするようにしましょう。指で土の表面を触って、乾いていることを確認してから水やりするのがおすすめです。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水を与え、その後は余分な水を捨てましょう。
* 肥料の与え方:生育期(春~秋)には、観葉植物用の液肥を規定量で与えることで、植物の生育を促進し、健康な状態を保つことができます。

専門家の意見

観葉植物の栽培に詳しい園芸家のA氏によると、「キノコの発生は、土壌環境の悪化を示すサインです。キノコ自体は植物に直接的な害を与えることは少ないですが、放置すると土壌の腐敗が進み、植物の生育に悪影響を及ぼす可能性があります。早めの対処が重要です。」とのことです。

まとめ

観葉植物からキノコが生えてきた場合、慌てずに適切な対処を行いましょう。今回ご紹介した方法を実践することで、キノコの発生を防ぎ、植物の健康を維持することができます。 植物の生育状況を観察し、適切な水やりや日照管理を行うことで、美しいグリーンを長く楽しむことができるでしょう。

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