蛍光灯がチカチカする!原因と解決策|照明選びのポイントも解説

部屋の蛍光灯が切れまして新しい蛍光灯に交換したんですが、電気が点くには点くんですがチカチカするんですが何がいけないんですか?買ってきた蛍光灯が悪いんでしょうか? ちなみに近くのホームセンターで買いました。

新しく購入した蛍光灯がチカチカするというお悩み、とてもよく分かります。せっかく新しい照明にしたのに、チカチカしていると落ち着かないですよね。原因はいくつか考えられますので、一つずつ確認していきましょう。蛍光灯の種類や設置場所、そしてもしかしたら既存の照明器具自体にも問題があるかもしれません。

蛍光灯がチカチカする原因

蛍光灯がチカチカする原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

  • 蛍光灯自体に問題がある
  • 照明器具との相性問題
  • 配線や電圧の問題

1. 蛍光灯自体に問題がある

まず疑うべきは、購入した蛍光灯自体です。製造過程での不良や、輸送中の衝撃などで内部の部品が損傷している可能性があります。特に安価な蛍光灯は、品質管理がしっかりしていない場合があるので注意が必要です。もし、同じメーカー・型番の蛍光灯を複数購入した場合、他の蛍光灯でもチカチカするかどうかを確認してみましょう。もし、他の蛍光灯でも同じ症状が出るのなら、蛍光灯自体の問題の可能性が高いです。

具体的な確認方法:

  • 同じメーカー・型番の蛍光灯を別の部屋で試してみる。
  • 別のメーカー・型番の蛍光灯を試してみる。

2. 照明器具との相性問題

蛍光灯と照明器具の相性が悪い場合も、チカチカの原因となります。例えば、新しい蛍光灯の消費電力や種類が、既存の照明器具と適合していない可能性があります。古いタイプの照明器具は、新しい省エネタイプの蛍光灯に対応していないことがあります。また、口金の種類(E26、E17など)が合っていないと、そもそも点灯しません。きちんと確認しましょう。

具体的な確認方法:

  • 照明器具の取扱説明書を確認し、使用可能な蛍光灯の種類・消費電力などを確認する。
  • 蛍光灯の口金の種類と照明器具の口金の種類が一致しているか確認する。
  • 可能であれば、別の照明器具で試してみる。

3. 配線や電圧の問題

配線不良や電圧の不安定も、チカチカの原因となります。古い建物や、配線が劣化している場合、電圧が不安定になり、蛍光灯がチカチカすることがあります。また、他の電化製品の使用状況によっても電圧が変動することがあります。ブレーカーが落ちたり、他の電化製品の動作が不安定になったりしていませんか?

専門家の意見:電気工事士の資格を持つ専門家に相談することをお勧めします。素人判断で配線工事を行うと、感電や火災の危険性があります。必ず専門家に依頼しましょう。

具体的な確認方法:

  • 他の電化製品の動作に異常がないか確認する。
  • ブレーカーが落ちていないか確認する。
  • 必要であれば、電気工事士に点検を依頼する。

チカチカを解消するための具体的な対策

チカチカの原因が特定できたら、適切な対策を行いましょう。以下に具体的な対策をまとめました。

  • 蛍光灯を交換する:もし蛍光灯自体に問題がある場合は、新しい蛍光灯に交換しましょう。信頼できるメーカーの製品を選び、照明器具との適合性を確認することが重要です。ホームセンターだけでなく、家電量販店なども検討してみましょう。品質の高い製品を選ぶことで、長持ちし、チカチカなどのトラブルを減らすことができます。
  • 照明器具を交換する:照明器具と蛍光灯の相性が悪い場合は、照明器具自体を交換する必要があるかもしれません。LED照明への交換も検討してみましょう。LED照明は省エネで長寿命、そしてチカチカしにくいというメリットがあります。デザインも豊富なので、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
  • 電気工事士に相談する:配線や電圧に問題がある場合は、電気工事士に相談しましょう。安全に作業を行うためには、専門家の知識と技術が必要です。安易な自己修理は危険ですので、必ず専門家に依頼しましょう。

照明選びのポイント

今回の経験を踏まえ、今後の照明選びのポイントをまとめました。

  • 消費電力と明るさ(ルーメン):お部屋の広さや用途に合わせた適切な消費電力と明るさの蛍光灯を選びましょう。明るすぎると眩しく、暗すぎると使いにくいので注意が必要です。
  • 色温度:色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。リラックスしたいリビングには暖色系、作業効率を高めたい書斎には寒色系がおすすめです。自分の好みに合わせて選びましょう。
  • メーカーと保証:信頼できるメーカーの製品を選び、保証期間を確認しましょう。万が一不具合があった場合でも、安心して対応できます。
  • デザイン:お部屋のインテリアに合わせたデザインを選びましょう。最近はデザイン性の高い照明器具もたくさん販売されています。

照明は、お部屋の雰囲気を大きく左右する重要なインテリア要素です。適切な照明を選ぶことで、快適で心地よい空間を演出することができます。今回の経験を活かし、より良い照明選びを心がけましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)