築7年賃貸アパートの地震による壁紙ひび割れ:原因と対処法、保険適用について

私は埼玉県にある築7年の賃貸アパート(鉄筋)に住んでいます。先程の大地震で外壁に接する部分の壁紙がひび割れしています。ひび割れは、部屋の一部で天井からはばきの部分まで縦に入っています。これは壁紙だけなんでしょうか?このまま住んでいて大丈夫なのか、修繕は地震という事で入居時に入った保険で賄えるのか、とっても不安です。どなたか教えて頂けませんか?よろしくお願いします。

地震による賃貸アパートの壁紙ひび割れ:原因と危険性

築7年の鉄筋アパートで発生した地震による壁紙のひび割れ、大変なご心配ですね。まず、ご安心ください。このような状況は、地震によって建物に何らかの影響が出た可能性を示唆していますが、必ずしも深刻な事態を意味するとは限りません。しかし、放置して良い問題でもありません。

ひび割れの原因は、壁紙だけの問題とは限りません。 地震によって建物の構造部分に影響が出ている可能性も考慮する必要があります。特に、外壁に接する部分のひび割れは、建物の揺れが集中しやすい箇所であるため、注意が必要です。ひび割れが天井から巾木まで縦に伸びているとのことですので、建物の構造躯体(鉄筋コンクリート)にまで影響が及んでいる可能性も否定できません。

考えられる原因

* 壁紙の伸縮:地震による揺れで壁紙が伸縮し、接着力が弱まった結果、ひび割れが発生した可能性があります。これは比較的軽微なケースです。
* 下地ボードの損傷:壁紙の下にある石膏ボードなどに亀裂が入っている可能性があります。この場合、壁紙のひび割れは表面的な症状に過ぎず、下地の補修が必要になります。
* 建物の構造躯体の損傷:最悪の場合、地震によって建物の鉄筋コンクリート構造自体に亀裂が入っている可能性も考えられます。これは専門家による調査が必要です。

このまま住んでいて大丈夫?

ひび割れの程度や原因によって異なります。軽微な壁紙のひび割れであれば、見た目だけの問題かもしれません。しかし、下地ボードや構造躯体に損傷がある場合は、居住の安全性が脅かされる可能性があります。特に、ひび割れが拡大したり、新たなひび割れが発生したりする場合は、危険信号です。 すぐに管理会社または大家さんに連絡し、状況を説明して専門家による調査を依頼しましょう。

専門家による調査と修繕

地震による建物の損傷は、素人が判断するのは困難です。必ず、建築士や不動産会社などの専門家に状況を説明し、調査を依頼しましょう。 専門家は、ひび割れの原因を特定し、適切な修繕方法を提案してくれます。

調査の流れ

1. 管理会社または大家さんへの連絡:状況を写真付きで報告し、専門家による調査を依頼します。
2. 専門家による現地調査:専門家が現場を調査し、ひび割れの原因と程度を診断します。
3. 修繕計画の提案:調査結果に基づき、必要な修繕内容と費用が提示されます。
4. 修繕工事の実施:修繕計画に合意したら、専門業者による修繕工事が行われます。

地震保険の適用について

地震保険の適用については、契約内容によって異なります。契約時に加入した保険証券や約款をよく確認しましょう。 多くの場合、地震によって建物に損傷が生じた場合、保険金が支払われます。ただし、保険金が支払われるためには、以下の条件を満たす必要があります。

* 地震による損害であること:今回のケースでは、地震による損害であることは明らかです。
* 保険の対象となる損害であること:契約内容によって、対象となる損害範囲が異なります。
* 保険金請求の手続きが適切に行われていること:保険会社が定める手続きに従って、必要な書類を提出する必要があります。

保険金請求の手続き

1. 保険会社への連絡:地震による被害を報告します。
2. 損害状況の報告:専門家による調査結果や写真などを提出します。
3. 保険金請求書類の提出:保険会社が求める書類を提出します。
4. 保険金の支払い:保険会社の審査を経て、保険金が支払われます。

保険金請求は、専門家(例えば、保険代理店)に相談するのも有効です。 手続きが複雑な場合、専門家のサポートを受けることでスムーズに請求を進めることができます。

具体的なアドバイス

* 写真や動画を撮影:ひび割れの状況を記録しておきましょう。これは保険金請求や修繕の際に役立ちます。
* 管理会社や大家さんへの連絡を迅速に行う:早めの対応が、被害拡大を防ぎ、スムーズな解決につながります。
* 専門家の意見を重視する:素人判断は危険です。専門家のアドバイスに従いましょう。
* 保険証券を確認する:保険の適用範囲や請求手続きを確認しましょう。

まとめ

地震による壁紙のひび割れは、軽微な場合もあれば、建物の構造的な問題を示唆する場合もあります。安全を確保するためにも、専門家による調査と適切な対応が不可欠です。 管理会社や大家さんへの連絡、そして保険会社への相談を迅速に行い、安心して生活できるよう努めましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)