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室内用後付シャッター:実現可能性とメリット・デメリット
はい、外壁ではなく部屋の内側に後付シャッターを取り付けることは可能です。 ただし、窓のサイズや形状、そして設置場所によって実現可能性や施工方法、費用などが大きく変わってきます。 「窓はそんなに大きくありません」とのことですが、具体的なサイズ(幅と高さ)を把握することで、より的確なアドバイスができます。
室内用後付シャッターの種類
室内に後付で設置できるシャッターには、大きく分けて以下の種類があります。
- ロールスクリーンタイプ:コンパクトに収納でき、場所を取らないのが特徴。遮光性や断熱性も比較的高い製品が多いです。価格も比較的安価です。
- 木製ブラインドタイプ:天然木の温もりを感じられるタイプ。遮光性や断熱性はやや劣りますが、インテリアに自然な雰囲気をプラスできます。高級感があり、デザイン性も高いです。
- アルミブラインドタイプ:軽量で操作性も良く、お手入れも簡単です。遮光性や断熱性もロールスクリーンタイプに次いで高いです。価格も比較的安価です。
- オーダーメイドシャッター:窓のサイズや形状に合わせて製作されるため、ピッタリとフィットした設置が可能です。デザインや機能性の選択肢も豊富です。価格はやや高めです。
窓のサイズと設置場所の確認
窓のサイズが小さい場合でも、窓枠や壁の構造によっては設置が難しい場合があります。特に、窓枠が狭かったり、壁の厚みが不足していたりすると、シャッターの収納スペースを確保できない可能性があります。 また、窓の上部や側面に十分なスペースがない場合も、設置が困難になることがあります。
具体的な窓のサイズ(幅と高さ)と、窓枠から壁までの距離を測って、写真に撮っておきましょう。 これらを参考に、専門業者に相談することで、最適なシャッターの種類と設置方法を提案してもらえます。
専門業者への相談が重要
後付シャッターの設置は、DIYで挑戦することも可能ですが、専門業者に依頼することを強くお勧めします。専門業者は、窓の状況を的確に判断し、最適なシャッターの種類や設置方法を提案してくれます。また、安全で確実な施工を行うことができます。
複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。 価格だけでなく、施工内容や保証についても確認しましょう。
室内用後付シャッターのメリット
- プライバシー保護:外からの視線を遮断し、プライバシーを守ることができます。
- 防犯対策:窓への侵入を抑制する効果があります。ただし、防犯性を高めるためには、より頑丈なシャッターを選ぶ必要があります。
- 断熱・遮光効果:室内の温度変化を抑制し、冷暖房効率の向上に繋がります。特に、断熱性の高いロールスクリーンタイプやアルミブラインドタイプがおすすめです。
- 防音効果:外部からの騒音を軽減する効果があります。特に、厚みのあるシャッターを選ぶと効果的です。
- インテリア性の向上:デザイン性の高いシャッターを選ぶことで、お部屋の雰囲気をより良く演出できます。様々なカラーや素材から選ぶことができます。
室内用後付シャッターのデメリット
- 費用:外壁に設置するシャッターに比べて、費用が高くなる可能性があります。
- 設置スペース:シャッターを収納するためのスペースが必要になります。窓のサイズや形状によっては、設置が難しい場合があります。
- 操作性:シャッターの種類によっては、操作性が悪い場合があります。電動タイプを選ぶことで、操作性を向上させることができます。
- メンテナンス:定期的なメンテナンスが必要になります。特に、木製ブラインドタイプは、定期的な清掃が必要です。
事例紹介:ブラウンの室内用後付シャッター
例えば、リビングの窓にブラウンのロールスクリーンタイプのシャッターを設置することで、落ち着いた雰囲気を演出できます。ブラウンは、どんなインテリアにも合わせやすく、高級感も演出できる色です。 また、遮光性も高く、昼間の強い日差しを遮断し、室温の上昇を抑える効果も期待できます。
専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から見ると、室内用後付シャッターを選ぶ際には、お部屋全体のインテリアとの調和を考慮することが重要です。 シャッターの色や素材は、カーテンや家具の色と合わせたり、壁の色とのコントラストを意識したりすることで、より洗練された空間を演出できます。 また、窓のサイズや形状だけでなく、お部屋の広さや天井高なども考慮して、最適なシャッターを選びましょう。
まとめ:窓のサイズを測って専門業者に相談しましょう
室内用後付シャッターの設置は、窓のサイズや形状、設置場所によって実現可能性が異なります。 まずは、窓のサイズを正確に測り、写真に撮って、複数の専門業者に見積もりを依頼することをお勧めします。 専門家のアドバイスを参考に、お部屋のインテリアに最適なシャッターを選び、快適な空間を実現しましょう。