積水ハウス軽量鉄骨アパートの防音性:話し声や笑い声はどの程度聞こえる?7.9万円の1K角部屋の防音対策

H23.8月完成、積水ハウスの軽量鉄骨アパートの防音性についての質問です。同じような質問がいくつかあり、そちらにも目を通してはみたのですが、改めて質問させて頂きます。現在引越しを考えていて、複数の不動産を回っています。第一志望の物件が上記のものです。防音性に関して鉄筋コンクリートに敵わないことは承知しておりますが、実際に部屋で音楽を爆音で鳴らし、隣の部屋で防音性を確認したところ、全く音は聞こえずその優秀な壁の作りに驚きました。ただ私が本当に確認したかったのは「人の話し声や笑い声」がどの程度許されるかと言う点であって、不安は完全には解消されていません。家賃は1Kで7.9万、その土地では少しお高い家賃価格です。「住宅の防音性は年々進化していて、積水ハウスは壁を三層にしている」などの説明を受けましたが、なんの素材の三層であるかはわかりません。また別の不動産屋の方は、知恵袋に見かけるように、「結局はそこまで木造と変わらない」と仰っており、意見は様々です。体験談、もしくは積水ハウスの近年の建築情報に詳しい方、よろしくお願いします!補足書き忘れていましたが、アパートは二階建てで、全6戸。私は二階の角部屋を希望してます。よろしくお願いします。

軽量鉄骨造アパートの防音性:音楽と話し声では異なる

7.9万円という家賃で、しかも築年数の経った積水ハウスの軽量鉄骨造アパートの防音性を気にされているとのこと、ごもっともなご心配です。爆音の音楽が聞こえなかったとしても、話し声や笑い声といった生活音は、音の周波数が異なるため、遮音性能が異なってきます。音楽は低音成分が多く、遮音しやすいのに対し、話し声や笑い声は中高音域が多く、遮音しにくい傾向があります。

積水ハウスの軽量鉄骨造アパートの壁構造と防音性能

積水ハウスは、軽量鉄骨造アパートにおいても、防音性能の向上に力を入れています。具体的な壁の三層構造については、断熱材の種類や厚さ、仕上げ材など、物件によって異なるため、不動産会社に資料請求し、確認することをお勧めします。一般的には、以下の様な層構造が考えられます。

  • 仕上げ材:クロスや塗装など。吸音効果のある素材が使用されている可能性があります。
  • 断熱材:グラスウールやロックウールなどの断熱材。厚みによって遮音性能も変わります。高性能な断熱材は遮音効果も期待できます。
  • 下地材:石膏ボードや合板など。複数枚重ねることで遮音性を高めます。

築年数(H23年完成)が経過していることを考慮すると、現在の遮音性能は、建築当時の性能から多少劣化している可能性も否定できません。

話し声や笑い声の聞こえやすさ:角部屋のメリットとデメリット

二階建て、全6戸のアパートで、角部屋を希望されているとのこと。角部屋は、隣接する部屋が少ないため、生活音の影響を受けにくいというメリットがあります。しかし、完全に遮音されているわけではありません。特に、窓からの音の伝達には注意が必要です。

角部屋の防音対策

* 窓の防音対策:二重窓や防音カーテンなどを検討しましょう。二重窓は効果が高いですが、費用がかかります。防音カーテンは比較的安価で導入しやすいです。
* 壁の吸音対策:壁に吸音パネルやカーペットなどを設置することで、室内の音を吸収し、隣室への音漏れを軽減できます。
* 床の防音対策:防音マットやカーペットを敷くことで、足音などの軽減に繋がります。

専門家の意見:防音性能の評価は難しい

「木造と変わらない」という不動産屋さんの意見は、必ずしも間違ってはいません。軽量鉄骨造の防音性能は、鉄筋コンクリート造に比べると劣る傾向にあります。しかし、建築時の施工精度や使用する建材によって、防音性能は大きく変わります。そのため、一概に「木造と変わらない」と断言することはできません。

防音性能を正確に評価するには、専門業者による測定が必要となります。

具体的な確認方法と対策

不安を解消するためには、以下の方法を試してみることをお勧めします。

  • 不動産会社に詳細な資料請求:壁の構造や断熱材の種類、防音性能に関する資料を請求しましょう。資料に記載がない場合は、直接質問しましょう。
  • 現地での確認:実際に物件を訪れ、窓や壁の状況を確認しましょう。近隣の住戸の音を聞いてみるのも有効です。ただし、プライバシーに配慮することが重要です。
  • 他の入居者への聞き込み(可能であれば):もし可能であれば、既に居住している入居者の方々に、防音性について意見を聞いてみるのも良いでしょう。ただし、無理強いは避けましょう。
  • 専門業者への相談:防音性能に不安がある場合は、専門業者に相談して、測定や改善策を検討しましょう。費用はかかりますが、確実な情報を得ることができます。

7.9万円の家賃に見合う価値があるか?

家賃7.9万円は、その土地ではやや高めとのことですが、防音性能だけでなく、立地条件、設備、周辺環境なども考慮して、総合的に判断する必要があります。防音性能だけで判断せず、他の要素も考慮して、ご自身にとって最適な物件かどうかを判断しましょう。

まとめ:多角的な視点で判断を

軽量鉄骨造アパートの防音性は、鉄筋コンクリート造に比べて劣る傾向がありますが、積水ハウスの物件であれば、ある程度の防音性能は期待できます。しかし、話し声や笑い声といった生活音については、個々の物件の状況や、建築時の施工精度、経年劣化の影響を受けるため、事前にしっかりと確認することが重要です。音楽が聞こえなかったからといって、生活音が聞こえないとは限りません。複数の情報を集め、ご自身で納得できるまで確認することをお勧めします。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)