石膏ボードの穴埋めDIY:壁紙の修復方法と最適な選択

部屋の壁の穴(縦10cm横8cm)を自分で直したいのですが、アドバイスお願いします。うちの壁は石膏ボードの上に壁紙が張ってあります。また、穴の周囲の石膏ボードはとてももろくなっています。①穴の周囲の壁紙を四角形に三辺切り取り、穴にネットシートを張り付けその上にパテを塗り紙ヤスリで平面に整え、壁紙をもとに戻す。②穴の周囲を石膏ボードごと四角形に切り取り、さらにもう少し大きく壁紙を切り取る。そして同じサイズの木(石膏ボード)を枠組みを作り嵌め込み、パテを塗り新しく壁紙を張り付ける。どちらの方法がよいのでしょうか…。パテ、ネットシートはホームセンターで購入してきたものがあります。新しく同じ壁紙を用意するのは難しそうです…。

石膏ボードの穴埋めDIY:2つの方法の比較と最適な選択

壁の穴をDIYで修復する方法はいくつかありますが、ご質問の①と②の方法はどちらも有効な手段です。しかし、状況によっては最適な方法が異なります。石膏ボードの損傷状況や、DIYスキル、そして既存壁紙の入手可能性などを考慮して、最適な方法を選択する必要があります。

方法①:ネットシートとパテによる修復

この方法は、穴が小さく、石膏ボードの損傷が軽微な場合に適しています。ネットシートで補強することで、パテのひび割れを防ぎ、比較的簡単に修復できます。既存の壁紙を再利用できるため、壁紙の調達が難しい場合にも有効です。

  • メリット:簡単、材料費が安い、既存壁紙の再利用が可能
  • デメリット:石膏ボードの損傷が大きいと効果が低い、仕上がりが不自然になる可能性がある、穴が大きいと強度が不足する可能性がある

方法②:石膏ボードの交換による修復

この方法は、穴が大きく、石膏ボード自体が破損している場合に適しています。新しい石膏ボードを埋め込むことで、強度と耐久性を確保し、よりきれいに仕上がります。しかし、作業が複雑で、新しい石膏ボードと壁紙が必要になるため、費用と手間がかかります。

  • メリット:強度が高い、仕上がりがきれい、耐久性が高い
  • デメリット:作業が複雑、材料費が高い、壁紙の調達が必要

ご質問の状況における最適な方法

ご質問では、「穴の周囲の石膏ボードがとてももろくなっている」とあります。これは、方法①では十分な強度が確保できない可能性が高いことを示唆しています。方法②、つまり石膏ボードを交換する方法が、より確実で長持ちする修復方法と言えるでしょう。

具体的な作業手順(方法②:石膏ボード交換)

1. 材料の準備

* 同じ厚さの石膏ボード(ホームセンターで購入可能。既存の石膏ボードの厚さを確認しましょう)
* 壁紙(既存の壁紙とできるだけ近いものを探しましょう。柄合わせが難しい場合は、周囲の壁紙を剥がして新しい壁紙を貼ることを検討しましょう。)
* 木工用ボンド
* パテ
* 紙やすり
* ヘラ
* カッターナイフ
* 定規
* メジャー
* 軍手

2. 穴の周囲の切り取り

穴の周囲の石膏ボードを、穴より少し大きめに四角形に切り取ります。切り取る際は、定規とカッターナイフを使用し、慎重に作業しましょう。壁紙も同様に切り取ります。

3. 新しい石膏ボードの取り付け

切り取った部分と同じサイズの石膏ボードをカットします。木工用ボンドを石膏ボードの裏面に塗り、切り取った部分にしっかりと貼り付けます。釘やビスを使用しても構いませんが、石膏ボードが割れる可能性があるので、ボンドの使用をおすすめします。

4. パテによる埋め込みと研磨

石膏ボードと壁の隙間、そして石膏ボードの表面にパテを塗り、ヘラで平らに均します。完全に乾燥させてから、紙やすりで表面を滑らかに研磨します。

5. 壁紙の貼り付け

新しい壁紙を貼り付けます。壁紙の端を丁寧に合わせ、気泡が入らないように注意しましょう。

6. 仕上げ

必要に応じて、パテを再度塗り、研磨します。最後に、修復した部分と周囲の壁紙の色をできるだけ近づけるために、色を調整するペイントなどを活用するのも良いでしょう。

専門家のアドバイス

DIYに自信がない場合、または穴が大きく複雑な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は適切な材料と技術を用いて、より美しく、そして耐久性のある修復を行います。費用はかかりますが、仕上がりの美しさや耐久性を考えると、費用対効果が高い場合もあります。

まとめ

壁の穴埋めDIYは、適切な方法と手順を踏むことで、比較的簡単に修復できます。しかし、石膏ボードの損傷が大きい場合は、石膏ボードを交換する方法がおすすめです。DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

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