猫がお布団でおしっこ…地震と引越し後のストレスが原因?解決策と予防策を徹底解説

うちで飼っている猫(♀9ヶ月)が布団の上でおしっこをします。 二匹飼っているのですがもう一匹の♀1歳7ヶ月の猫はしません。 9ヶ月の猫は、もらった猫で、1歳7ヶ月の猫は 捨てられていたのを拾ってきた猫です。 このあいだの東北太平洋沖地震を宮城県仙台市で体験し、9ヶ月の猫は洗濯機の裏へ逃げ震えてでてきませんでした。 1歳7ヶ月の猫はどこへいったのか分からなくなってしまいました。 その日私たちは、家にひびがはいり、物も散乱して寝れる状態ではなかったため。1歳7ヶ月の猫の 安否が分からないことが不安でしたが、猫を家に置き、えさをたくさん出して車中泊をしました。 次の日家にいき、二匹の名前を呼んでみると1歳7ヶ月の猫は返事をし、私のベットの布団の中から眠そうに出てきました。 おそらく寝ていたのでしょう。9ヶ月の猫はしばらくしてベットの下からでてきました。 えさは食べていた形跡はありませんでしたが、地震の次の日にはすぐに食欲がもどりました。 もともと3月末に猫たちと一緒に福岡の実家へ引っ越す予定だったので、荷物はいくらか実家に送っていました。 そのために買っていた飛行機可能で二匹一緒にはいれる大きなキャリーに猫たちをいれ、車にのせて移動し食料を買うなどしました。 そのとき猫たちは昨夜寝れなかったのか、ずっと寄り添って寝ていました。 そして3月末に福岡にいく予定だったのを、ガソリンがあるうちに、と17日(地震の6日)に仙台を出発し 新潟空港まで車でいき、そこから飛行機で福岡へいきました。 新潟空港へいくまで、猫たちはキャリーにいれて行き、途中の何回か休憩するごとに少しだけキャリーから出してあげました。 実家につくと猫専用の部屋をつくり、仙台の家から持ってきた、いつも猫たちが寝ているクッションやつめとぎきや使いかけの猫砂 などを置いておきました。 1歳7ヶ月の猫は捨てられたこと(捨てられたときにたくさんイタズラされていました)がトラウマになっているのか、しらない人間をすごく 怖がり仙台の家では、玄関のチャイムの音がなるたびにどこかへ隠れていき、30分くらいはでてきませんでした。 なので、私たち以外だれも入らないようにしました。 仙台を出発し福岡まで移動した日、猫たちはトイレを1回(おしっこ)しかしませんでした。 だんだん実家にもなれてきたように思えたのですが福岡にきて4日目で9ヶ月の猫が布団の上でおしっこをしました。 すぐコインランドリーにいき布団を洗いましたが、次の日にもおしっこをしたので、布団の上にカバーをして寝るようにしました。 すると次の日から、別の布団にするようになりました。 今までトイレ以外ですることは1回もなか補足ったので、どうすればいいのか分かりません。地震や長旅でストレスがたまったんだと思います。 1歳7ヶ月の猫はまだトイレ以外ではトイレをしませんし、する様子もないのですが 9ヶ月の猫は隙あらばトイレ以外でしようとします。 どうして猫がこのようなことをするのか、どう対処すればよいのか教えてください。 回答おまちしております。 書ききれなかったため補足を使いました。

猫がお布団でおしっこをする原因:地震と引っ越しによるストレスの可能性

愛猫が布団でおしっこをするというご相談、大変お困りのことと思います。 ご説明いただいた状況から、9ヶ月の猫ちゃんの行動は、東北太平洋沖地震と福岡への長距離移動という大きなストレスが原因と考えられます。 地震による恐怖体験は猫にも大きなトラウマとなり、安全な場所を探し求める行動、つまり、布団でおしっこをするという行動につながった可能性が高いです。 さらに、慣れた環境から離れ、長時間の移動による不安定な状況も、猫のストレスを増幅させたと考えられます。

地震と引っ越しのストレスが猫に与える影響

猫は環境の変化に非常に敏感です。地震のような突発的な出来事や、長距離移動による環境の変化は、猫にとって大きなストレスとなります。 これにより、下記のような症状が現れることがあります。

  • トイレ以外でおしっこをする:不安やストレスを感じているサインです。
  • 食欲不振:ストレスによって食欲がなくなることがあります。
  • 隠れる行動が増える:安全な場所を求めて隠れるようになります。
  • 攻撃性が増す:普段はおとなしい猫でも、ストレスによって攻撃的になることがあります。
  • 過剰なグルーミング:ストレスを解消しようと、毛づくろいをしすぎる場合があります。

9ヶ月の子猫は、特に環境の変化に敏感です。 1歳7ヶ月の猫が地震後も比較的落ち着いていたのは、年齢や性格、あるいは過去の経験による適応力の差が考えられます。 捨てられていた経験を持つ猫は、ある程度のストレス耐性を身につけている可能性があります。

猫がおしっこをする問題への具体的な対処法

猫のストレスを軽減し、トイレ以外でおしっこをする行動を改善するためには、以下の対策を段階的に試してみてください。

1. 安心できる環境づくり

  • 隠れ家を作る:猫が安心して休める隠れ家を用意しましょう。段ボール箱や猫用ベッドなどを用意し、落ち着ける場所を作ってあげることが重要です。 暗い場所を好む猫もいるので、光を遮断できる工夫も必要です。
  • 安全な場所を確保する:地震や騒音などから安全な場所を確保しましょう。猫が安心して過ごせる場所を確保することで、不安を軽減できます。
  • フェロモン製品の利用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせる効果があります。ディフューザータイプやスプレータイプなどがありますので、状況に合わせて使用してみましょう。
  • 快適なトイレ環境:トイレは清潔に保ち、猫が使いやすい場所に設置しましょう。砂の種類やトイレの数も検討してみましょう。猫砂の種類を変えることで、トイレへの抵抗感が減る可能性があります。

2. ストレス軽減のためのケア

  • 優しく声をかける:猫に優しく声をかけて、安心感を与えましょう。無理強いせず、猫自身のペースで接することが重要です。
  • ブラッシング:ブラッシングは猫のストレス軽減に効果があります。優しくブラッシングしてあげましょう。
  • 遊びの時間を作る:猫と十分に遊んで、ストレス発散を促しましょう。おもちゃを使って楽しませることで、気分転換になります。
  • 食事に気を配る:普段と違う食事を与えたり、食事の時間を変えることで、ストレスが軽減される可能性があります。

3. 獣医への相談

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、獣医への相談をおすすめします。 猫の健康状態をチェックしてもらい、病気やその他の原因がないかを確認しましょう。 特に、膀胱炎などの病気もトイレ以外でおしっこをする原因となる場合があります。

4. 布団への対策

布団でおしっこをされた場合は、すぐに洗濯して清潔に保ちましょう。 また、布団カバーを使用したり、猫が布団に近づかないように工夫することも有効です。 猫が布団の上で寝るのを好む場合は、猫が安全だと感じる別の場所を用意してあげましょう。

専門家の視点:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、猫のトイレ以外での排泄は、環境の変化やストレス、病気など様々な原因が考えられます。 今回のケースでは、地震と引っ越しという大きなストレスが、猫の行動に影響を与えている可能性が高いです。 重要なのは、猫に安全で快適な環境を提供し、ストレスを軽減することです。 そして、猫の行動をよく観察し、何が猫を不安にさせているのかを理解することが、問題解決の第一歩となります。

まとめ:愛猫のストレスを理解し、安心できる環境を

猫がお布団でおしっこをするという問題は、単なるいたずらではなく、猫が抱えるストレスや不安の表れである可能性が高いです。 今回のケースのように、地震や引っ越しなどの大きな出来事が原因となることもあります。 愛猫の行動をよく観察し、上記の対策を参考に、安心できる環境を整えてあげることが大切です。 それでも改善が見られない場合は、獣医に相談することをおすすめします。 愛猫との穏やかな生活を取り戻せるよう、根気強く対応していきましょう。

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