水槽内のグロッソスティグマの縦伸び対策:照明、肥料、トリミング、CO2添加など多角的なアプローチ

グロッソスティグマが縦伸びしてしまいます。グロッソスティグマ植栽後、2週間が経過していますがどの株も元気よく縦伸びしています^^;前景にヴォルテス、後景にネオボールZレフランプを配置しています。ヴォルテスの真下にグロッソスティグマを植栽しております。ヴォルテスは光量を稼ぐため水面から約3cmに近づけております。また、消灯時は部屋を完全に暗くしています。なお、どちらの球もメーカー寿命半年前です。肥料は、植栽時に底砂にTetraイニシャルスティック、カミハタスティック、Fe Energyを埋め、ADA beグリーンを毎日適量与えています。新しい葉の状態は細長くなく、小さいということもありません。健康そうな状態です。トリミングすれば横伸びしてくれるかと思い、試しにカットして先端部分を斜めに埋めて差し戻しましたがやはり縦伸びしてしまいます。やはり光量が足りないのでしょうか?どうすれば横伸びしてくれるようになるのかアドバイス下さい!水槽立ち上げ519日目———-水槽:30cmキューブ照明:カミハタヴォルテス30Wホワイト、東芝ネオボールZレフランプ形22W昼光色タイプ 8h/日フィルター:スドーエデニックシェルトV2x2台濾材:スドーエデニックシェルト純正濾材底床:田砂6kg流木:ブラックウェスタンSSx2深山石:Sサイズx12水温:24℃pH:CO2添加後≒6.6、CO2添加前≒7.2(ADA pH Kitで測定)KH:≒4(Tetraテスト6in1試験紙で測定)GH:≒5(〃)調整剤:Tetraコントラコロライン、Tetraアクアセイフ、ADA beソフト換水:8ℓ/7日エアレーション:なしCO2:1滴/3秒液体肥料:ADA beグリーン固形肥料:WATER PLANT FERTILIZER(N14:P6:K11)x2、Tetraイニシャルスティック(N1:P0:K25)、カミハタスティック(N8:P3:K4)、Fe Energy水草:グロッソスティグマ、オーストラリアンノチドメ、ピグミーチェーンサジタリア、クリプトコリネウェンティグリーン、タイガーロータスレッド、サンタレンドワーフニムファ、ハイグロフィラピンナティフィダ、クリプトコリネバランサエ、スクリューバリスネリア、ミクロソリウムナローリーフ、南米産ウィローモス生体:エンドラーズx5(稚魚x10)、ミッキーマウスプラティx2(稚魚x3)、ニューギニアレインボー、アフリカンランプアイx3、サイアミーズフライングフォックス、オトシンネグロ、ヤマトヌマエビx2補足cal_007123さん、kimicablackさん ご返答有難うございます!グロッソスティグマですが、他の水草の陰になっていることはなく、ヴォルテスの光が直接届く場所に植えています。やはり照明をメタハラ等に変更するしかないのでしょうか・・・

グロッソスティグマの縦伸びの原因と対策

グロッソスティグマが縦に伸びてしまう原因は複数考えられます。質問者様の場合、照明、肥料、CO2、トリミング方法など、いくつかの要素を総合的に見直す必要があります。

1. 照明の光量不足の可能性

現状の照明(カミハタヴォルテス30Wホワイトと東芝ネオボールZレフランプ形22W昼光色)は、30cmキューブ水槽に対してやや不足している可能性があります。特に、ヴォルテスの寿命がメーカー寿命半年前であることを考慮すると、光量が低下している可能性が高いです。グロッソスティグマは、低光量でも育ちますが、高光量でこそ、横に広がる美しい絨毯状の育成が期待できます。

対策:

* 照明の交換または追加: ヴォルテスの交換を検討しましょう。同じヴォルテスでも、新しいものにすることで光量が増します。もしくは、LEDライトを追加することで光量を増強できます。高出力のLEDライトや、メタハラ照明への変更も効果的ですが、水槽環境への影響やコストも考慮する必要があります。
* 照明の距離調整: ヴォルテスを水面から3cmに近づけているとのことですが、グロッソスティグマの育成状況を見ながら、最適な距離を見つける必要があります。近すぎると葉焼けを起こす可能性があるので注意が必要です。
* 光周期の調整: 8時間/日の光周期は、グロッソスティグマにとって十分な時間かもしれませんが、水草の種類や水槽環境によって調整が必要な場合があります。様子を見ながら、光周期を調整してみましょう。

2. 肥料のバランスと供給方法

底床に埋め込んだ固形肥料に加え、ADA beグリーンを毎日添加しているとのことですが、肥料のバランスが偏っている可能性があります。グロッソスティグマは、窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)のバランスが重要です。

対策:

* 肥料の種類の見直し: 使用している肥料の成分比を確認し、必要に応じて肥料の種類や量を調整します。例えば、リン酸が不足している場合は、リン酸を多く含む肥料を追加する必要があります。
* 液肥の添加方法: 毎日適量添加しているとのことですが、添加量が多すぎると、逆に水草の生育を阻害する可能性があります。少量ずつ、様子を見ながら添加量を調整しましょう。
* 底床肥料の補充: 長期的に使用していると、底床肥料の効果が薄れてきます。定期的に底床肥料を補充することで、水草の生育を促進できます。

3. CO2添加量の確認

CO2添加量は1滴/3秒とのことですが、水槽のサイズや水草の種類、生体の種類によって最適な添加量は異なります。CO2添加量が不足していると、水草の生育が阻害され、縦伸びしやすくなります。

対策:

* CO2添加量の調整: 水草の生育状況やpH、KH値などを参考に、CO2添加量を調整します。pHコントローラーなどを利用して、CO2添加量を自動制御することもできます。
* CO2拡散器の見直し: CO2拡散器の種類によっては、CO2が水槽全体に均一に拡散されない場合があります。拡散効率の高いCO2拡散器を使用することで、CO2の吸収効率を向上させることができます。

4. トリミング方法の改善

トリミングは、グロッソスティグマの横への生育を促進するために重要です。しかし、先端部分を斜めに埋めて差し戻す方法では、効果が薄い可能性があります。

対策:

* ハサミで刈り込む: グロッソスティグマは、ハサミで刈り込むことで、より多くの芽を出し、横に広がります。
* 間引き: 込み合っている部分の株を間引くことで、光が底床まで届きやすくなり、横への生育を促進します。

5. その他の要因

* 水質: 水質が悪化していると、水草の生育が悪くなり、縦伸びしやすくなります。定期的な換水を行い、水質を良好に保ちましょう。
* 水流: 水流が弱いと、光合成に必要な栄養分が行き渡りにくくなり、縦伸びしやすくなります。フィルターやエアレーションなどで、適切な水流を作りましょう。

専門家の視点:アクアリストからのアドバイス

多くのアクアリストは、グロッソスティグマの育成には、高光量CO2の適切な添加が不可欠だと考えています。また、定期的なトリミング適切な肥料管理も、美しい絨毯状のグロッソスティグマを育成するために重要です。上記で挙げた対策を総合的に行うことで、グロッソスティグマの縦伸びを抑制し、理想的な育成状態に近づけることができます。

まとめ

グロッソスティグマの縦伸びは、光量不足、肥料バランス、CO2不足、トリミング方法など、複数の要因が複雑に絡み合っている可能性があります。それぞれの要因を丁寧に確認し、適切な対策を行うことで、美しいグロッソスティグマの絨毯を育成できるはずです。焦らず、一つずつ改善していくことが重要です。

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