時間の経過した血液のシミ、ベビー布団のシーツとキルトパッドの洗浄方法

時間の経った血液の汚れを,キレイに落とす方法はありますか? 実家に帰省する前の日に子どもが鼻血をだして ベビー布団のシーツとキルトのパッドを汚してしまいました. 早朝の出発でしたし,外にも干していけないし, 数日間締め切っておく部屋に干いて行くのも・・・だし, 下洗いで湿ったまま(つけ置いたまま)も・・・と思い, そのまま置いていきました. 帰ってからつけ置きや手洗い(液体洗剤・ハンドソープなど.漂白剤は使用せず)をしてみましたが, かなり頑張りましたが,濃くシミになっています. ★時間が経ってしまった血液汚れをキレイにする方法はありませんjか? ★また,手洗いの際に「液体洗剤」より「ハンドソープ」の方が良く落ちたのですが これはなぜ?なのでしょうか^^? ★

時間の経過した血液汚れの落とし方

お子さんの鼻血で汚れてしまったベビー布団のシーツとキルトパッド、大変でしたね。時間の経過した血液汚れは、放置すると酸化して落ちにくくなります。しかし、諦める必要はありません。適切な方法で対処すれば、まだ綺麗にする可能性があります。

血液汚れの性質と落とし方のポイント

血液はタンパク質を主成分とするため、熱やアルカリ性の洗剤に弱いです。時間が経つと、タンパク質が固まって繊維に深く入り込み、シミとして定着してしまいます。そのため、早期発見・早期対処が最も重要です。今回は残念ながら時間が経ってしまっていますが、まだ完全に諦める必要はありません。

効果的な洗浄方法

以下に、時間の経過した血液汚れに対処するための具体的なステップをご紹介します。

  • 予洗い:まずは、流水で汚れを出来るだけ洗い流します。強くこするとシミが広がる可能性があるので、優しく洗い流すことが大切です。この段階で、かなりの汚れが落とせる場合があります。
  • 酸素系漂白剤の使用:液体洗剤やハンドソープだけでは落ちにくい場合は、酸素系漂白剤が有効です。酸素系漂白剤は、タンパク質を分解する効果があり、血液汚れの除去に役立ちます。必ず、パッケージの使用方法をよく読んでから使用してください。 ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、汚れた部分を浸け置きします。浸け置き時間は、製品によって異なりますので、指示に従ってください。数時間から一晩程度浸け置きすると効果的です。
  • 酵素系洗剤の活用:酸素系漂白剤と併用すると効果的です。酵素系洗剤は、タンパク質分解酵素を含んでおり、血液汚れの分解に役立ちます。酸素系漂白剤で予処理した後、酵素系洗剤で洗濯機洗いするのがおすすめです。
  • 部分洗い:シミの部分を丁寧に洗剤で洗い、ブラシなどで優しくこすり洗いします。強くこすりすぎると生地を傷める可能性があるので注意が必要です。歯ブラシなど、細かい部分にも対応できるブラシを使うと効果的です。
  • 洗濯:洗剤と柔軟剤を使用し、洗濯機で通常通り洗濯します。脱水後、直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しします。直射日光に当てると、シミが定着してしまう可能性があります。
  • 繰り返し:それでもシミが残る場合は、上記のステップを繰り返してみてください。一度で完全に落ちるわけではないので、根気強く対処することが重要です。

液体洗剤とハンドソープの違い

質問者様は、ハンドソープの方が液体洗剤よりも汚れ落ちが良いと感じられたとのことですが、これはハンドソープの成分が影響している可能性があります。ハンドソープには、界面活性剤が多く含まれており、油汚れやタンパク質汚れを落とす効果が高いものが多いです。一方、液体洗剤は、様々な汚れに対応するために、成分が複雑になっている場合があり、血液汚れのような特定の汚れに対しては、ハンドソープの方が効果的に作用する場合があります。

専門家のアドバイス

クリーニングのプロである、クリーニング店のスタッフに相談してみるのも良いでしょう。特に、高価なベビー布団や、デリケートな素材の場合は、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。彼らは、素材に合った適切な洗浄方法を提案してくれるでしょう。

インテリアへの影響と対策

血液の汚れは、インテリアの美観を損ねるだけでなく、衛生面にも影響を与えます。特にベビー布団は、赤ちゃんの肌に直接触れるものですから、清潔に保つことが非常に重要です。今回の経験を踏まえ、今後、同様の事態を防ぐための対策を立てておくことが大切です。

  • 予備のシーツやパッドを用意する:汚れがついた際に、すぐに交換できるように、予備のシーツやパッドを用意しておきましょう。
  • 汚れを見つけたらすぐに対応する:血液の汚れは、時間が経つほど落ちにくくなります。汚れを見つけたら、すぐに処置することが大切です。
  • 洗濯表示を確認する:洗濯する前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。素材によっては、漂白剤を使用できない場合があります。
  • 定期的な清掃:ベビー布団は、定期的に清掃を行い、清潔に保ちましょう。

まとめ

時間の経過した血液汚れは、完全に落とすのが難しい場合もありますが、適切な方法で対処すれば、かなり綺麗にすることができます。焦らず、段階的に作業を進めていきましょう。それでも落ちない場合は、クリーニング店に相談してみるのも良いでしょう。そして、今回の経験を活かし、今後の対策をしっかりと行い、清潔なインテリアを保ちましょう。

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