新築マイホームのリビング・ダイニング照明計画:オレンジ色の電球色で理想の空間を実現するには?

これから家を建てる者です。みなさんのアドバイスお願いします!質問はリビング、ダイニングの照明の色についてです。リビング部分は調光可能のシーリングライトにしようと思っています。ダイニング部分は電球色のペンダントライトにしようと思っています。リビングダイニングについては電球色のオレンジな感じが理想なのですが、その場合料理などする際に暗過ぎるということはありませんかね?キッチンは手元に2つ、通路に2つ照明がつく予定です。また、手元の照明は電球色のペンダントライトにしたいと思っています。もしくは通路側が昼白色、手元が電球色にし、料理をする際は通路側のみを使い、食事の時は手元の電気をつけるだとおかしいですかね?なにせ初めてのことでわからないことだらけなのでみなさんの知恵を貸していただけると嬉しいです!

新築マイホームを計画中とのこと、おめでとうございます!照明選びは、空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。特にリビングとダイニングは家族が集まる大切な場所ですから、最適な照明計画は快適な暮らしに直結します。今回は、リビング・ダイニングの照明、特に電球色のオレンジ色を基調とした照明計画について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

電球色オレンジの照明と、料理や作業への影響

リビング・ダイニングに電球色のオレンジ色の照明を採用したいとのことですが、料理など作業をする際に暗すぎるかどうかがご心配ですね。これは、照明器具の種類、配置、明るさ(ルーメン)、そして空間の広さによって大きく変わってきます。

電球色(オレンジ色)は温かみのある柔らかな光で、リラックス効果が高い反面、作業にはやや不向きな場合があります。特に細かい作業や料理をする際には、十分な明るさが確保されていないと、目が疲れたり、作業効率が低下したりする可能性があります。

明るさを確保するためのポイント

  • 高ルーメンの照明器具を選ぶ:同じ電球色でも、ルーメン(lm)の数値が高いほど明るくなります。ペンダントライトやシーリングライトを選ぶ際には、パッケージに記載されているルーメン値を必ず確認しましょう。一般的に、リビングダイニングでは1000lm以上の明るさが推奨されます。ただし、広さや天井高によっても必要なルーメン数は変化します。
  • 複数の光源を組み合わせる:リビング全体を照らすシーリングライトに加え、ダイニングテーブルの上にはペンダントライト、キッチンには作業用照明を配置するなど、複数の光源を組み合わせることで、明るさと陰影のコントラストを調整できます。これは、空間の奥行き感を演出する効果もあります。
  • 調光機能を有効活用する:リビングのシーリングライトに調光機能が付いているとのことですので、状況に応じて明るさを調整できます。料理中は明るく、食事中は落ち着いた明るさにするなど、柔軟に対応できます。
  • 間接照明をプラスする:壁や天井に光を反射させる間接照明を取り入れることで、柔らかな光で空間全体を照らし、電球色のオレンジ色の暖かさをより一層引き立てます。また、影を和らげる効果もあります。
  • 色の反射率を考慮する:壁や床、家具の色も明るさに影響します。明るい色の壁や床は光を反射するため、同じ明るさの照明でも明るく感じられます。逆に、暗い色の壁や床は光を吸収するため、暗く感じられます。

キッチン照明の計画:昼白色と電球色の使い分け

キッチンの照明は、通路側を昼白色、手元を電球色にする案も検討されているとのこと。これは非常に良いアイデアです!

昼白色は、作業に適した明るくクリアな光です。キッチンの通路に昼白色の照明を設置することで、安全に作業を進めることができます。一方、電球色の手元照明は、食事の準備や食事中の温かい雰囲気を演出します。

通路側を昼白色、手元を電球色にすることで、作業時と食事時で照明を切り替える必要がなく、それぞれのシーンに最適な明るさと雰囲気を確保できます。これは、使い勝手の良い、そして居心地の良いキッチンを実現するための賢い方法です。

専門家(照明デザイナー)の視点

照明計画は、専門家の意見を聞くことで、より洗練された空間を実現できます。照明デザイナーは、空間の広さ、天井高、使用する家具、そしてお客様のライフスタイルなどを考慮し、最適な照明計画を提案してくれます。特に、電球色と昼白色のバランスや、間接照明の配置などは、専門家のアドバイスが非常に役立ちます。

具体的な照明器具の例

ここでは、オレンジ色の電球色を基調とした照明器具の例をいくつかご紹介します。

  • リビング:調光機能付きシーリングライト(パナソニック、オーデリックなどから様々なデザインと明るさのものが選べます)。
  • ダイニング:電球色LEDペンダントライト(ヤマギワ、Artemideなど、デザイン性の高いものが豊富です)。
  • キッチン:昼白色LEDダウンライト(通路用)、電球色LEDペンダントライト(手元用)。

これらの例はあくまでも参考です。実際に照明器具を選ぶ際には、それぞれの空間の広さや高さ、インテリアのスタイルなどを考慮して、最適なものを選びましょう。ショールームを訪れて実際に見て、触れて、光の色や明るさを確認することをお勧めします。

まとめ:理想のオレンジ色の空間を実現するために

新築マイホームのリビング・ダイニングの照明計画は、慎重に進めることが大切です。電球色のオレンジ色を基調とした照明は、温かみのあるリラックスできる空間を演出しますが、作業性も考慮する必要があります。複数の光源を組み合わせたり、調光機能を有効活用したり、間接照明を取り入れたりすることで、明るさと雰囲気の両方を満たすことができます。必要に応じて照明デザイナーに相談し、専門家の意見を参考にしながら、理想の空間を実現しましょう。

この記事が、あなたの素敵なマイホーム計画のお役に立てれば幸いです。

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