引っ越し後の電気トラブル解決!天井埋め込み型照明器具への対応方法

部屋の電気についての質問です。今日引っ越しをしたのですが、電気のスイッチがない部屋があります。天井には(写真)に写っている物が付いています。この状態から、何を購入すれば、この部屋で電気を使えるようになるのでしょうか?

天井埋め込み型照明器具とスイッチの確認

引っ越し先の部屋に電気のスイッチがなく、天井に照明器具が設置されているとのこと。写真がないため断定はできませんが、多くの場合、天井に埋め込まれているのは天井埋め込み型照明器具です。このタイプの照明器具は、壁のスイッチではなく、専用のスイッチやリモコンが必要となる場合があります。

まず、確認すべき点は以下の2点です。

  • 他の部屋のスイッチを確認する: もしかしたら、その部屋の照明スイッチは別の部屋にあるかもしれません。廊下や隣の部屋などに、該当する部屋の照明を操作できるスイッチがないか探してみましょう。特に、古い物件ではこのような配線がされているケースがあります。
  • 照明器具本体を確認する: 照明器具自体に、スイッチやリモコンの操作部がないか確認しましょう。中には、器具に直接スイッチが付いているタイプもあります。また、器具の側面や裏側に、リモコン受信部などがないか確認してみましょう。

必要なものの特定と購入方法

上記の確認でスイッチが見つからない場合、必要なものは以下のいずれか、もしくは両方です。

1. 壁スイッチと配線工事

もし、既存の配線が壁スイッチに対応している場合、壁スイッチ電気工事が必要です。これは、専門知識と資格が必要な作業なので、電気工事士に依頼することが必須です。安易なDIYは感電や火災の危険性があるため、絶対に避けてください。

  • 電気工事士への依頼: お近くの電気工事会社に連絡し、見積もりを依頼しましょう。工事費用は、配線の状況やスイッチの種類によって異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。
  • スイッチの種類: 壁スイッチには、様々な種類があります。例えば、単極スイッチ、2極スイッチ、3路スイッチなどがあります。どのスイッチが必要かは、電気工事士が判断します。

2. 照明器具一体型リモコン

既存の照明器具がリモコンに対応している場合、新しい照明器具を購入する必要はありません。リモコンが紛失している、もしくは故障している可能性があります。メーカーに問い合わせるか、家電量販店などで同機種のリモコンを購入しましょう。

しかし、リモコンが対応していない、もしくはリモコン自体が故障している場合は、リモコン対応の照明器具への交換が必要になります。

3. 新しい照明器具(リモコン付き)

既存の照明器具が古く、交換を検討する場合、リモコン付きの新しい照明器具を購入するのが最も簡単な解決策です。ただし、既存の照明器具と新しい照明器具のサイズや配線方法が異なる可能性があるため、注意が必要です。

  • サイズ確認: 天井の開口部のサイズを測り、新しい照明器具が取り付け可能かどうかを確認しましょう。サイズが合わない場合は、開口部を拡張する工事が必要になる可能性があります。
  • 配線確認: 新しい照明器具の配線方法が既存の配線と適合するか確認しましょう。不適合な場合は、電気工事士に相談する必要があります。
  • デザインと機能: 照明器具を選ぶ際には、部屋のインテリアに合うデザインと、必要な機能(明るさ調整、調光機能など)を考慮しましょう。LED照明は省エネで長寿命なのでおすすめです。
  • 購入場所: ホームセンター、家電量販店、オンラインショップなどで購入できます。価格や機能を比較検討し、最適な照明器具を選びましょう。

専門家のアドバイス:安全第一で

電気工事は、専門知識と技術が必要な作業です。感電や火災の危険性があるため、DIYは絶対に避けましょう。必ず、資格を持った電気工事士に依頼してください。

電気工事士は、適切なスイッチや照明器具の選定、安全な配線工事、そして工事後の動作確認まで、責任を持って対応してくれます。安心して任せられる信頼できる業者を選びましょう。

まとめ:安全で快適な照明環境を

部屋の照明が使用できない状況は、生活に大きな支障をきたします。しかし、適切な手順と専門家の力を借りることで、安全かつ快適な照明環境を実現できます。焦らず、一つずつ確認し、必要に応じて専門家への相談を検討しましょう。

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