建坪60坪の注文住宅、希望を叶えるための予算は?詳細な内訳と節約術

下記の希望を全て叶えるには、どれくらい予算が必要ですか?工務店で家を建てます。希望1.布基礎2.木造軸組構造(構造に使う木は一般的な物)3.建坪60坪(1階はLDK、タイルデッキ、和室、風呂、洗面所、トイレ、廊下収納。2階は主寝室、子供部屋2つ、ウォークインクローゼット、洗面所、トイレ、ベランダ)4.窓は、トステムかYKKの複合サッシLow-e断熱ペアガラス5.玄関ドアと室内ドアは、トステムかYKKの中級~上級ランクのもの6.メープル無垢床(節のない比較的きれいなもの)7.壁紙は普及品(1000番クロス?)8.ダウンライトとブラケットはLED、シーリングライトは蛍光灯9.水回り設備はTOTOの中級~上級ランクのもの10.外壁にINAXのタイル11.寄棟で、ケイミューの平板瓦補足希望を追加します12.外壁の断熱(一般的によく使用されているもの)13.床暖房(LDK23帖と1階の廊下)14.エコキュート15.吹き抜けありで、個別空調16.外構工事込み(土地90坪)建坪60坪というのは、述べ床面積のことです(1階が約35坪、2階が約25坪)再度質問すると思いますので、そちらも宜しくお願いします。

希望を叶えるための概算予算

建坪60坪、希望条件を全て満たす注文住宅の建築費用は、土地代を除いて4,000万円~6,000万円と予想されます。これは、使用する資材のグレードや工務店の価格設定、地域差などによって大きく変動する可能性があるため、あくまで概算です。

この金額の内訳を、項目別に詳しく見ていきましょう。

費用内訳と解説

以下は、質問に挙げられた項目ごとの費用を、一般的な価格帯を参考に概算で示したものです。

1. 布基礎

布基礎は一般的な基礎工法なので、特別な追加費用はかかりません。全体の基礎工事費用に含まれます。

2. 木造軸組構造

一般的な木造軸組構造であれば、特別な追加費用はかかりません。

3. 建物本体(延床面積約60坪)

木造軸組工法、60坪規模の建物本体工事費用は、1,500万円~2,500万円程度と予想されます。これは、使用する木材のグレードや工法、内装の仕上げなどによって大きく変動します。

4. 窓(トステム/YKK 複合サッシ Low-E断熱ペアガラス)

窓の費用は、窓の大きさや数によって変動しますが、60坪規模の住宅では100万円~200万円程度を見込んでおきましょう。

5. 玄関ドア・室内ドア(トステム/YKK 中級~上級ランク)

玄関ドアと室内ドアの費用は、デザインや素材によって大きく異なりますが、中級~上級ランクのものを選べば50万円~100万円程度になります。

6. メープル無垢床(節のない比較的きれいな材)

節のないきれいなメープル無垢床は、高価な部材です。60坪規模の住宅では、200万円~300万円程度の費用を見込む必要があります。

7. 壁紙(普及品:1000番クロス)

1000番クロスは比較的安価な壁紙なので、費用を抑えることができます。60坪規模の住宅では、30万円~50万円程度でしょう。

8. 照明器具(LEDダウンライト、ブラケット、蛍光灯シーリングライト)

LEDダウンライトとブラケット、蛍光灯シーリングライトの費用は、使用する器具の種類や数によって異なりますが、30万円~50万円程度を見込んでおきましょう。

9. 水回り設備(TOTO 中級~上級ランク)

TOTOの中級~上級ランクの水回り設備は、高機能でデザイン性も高いですが、費用も高くなります。150万円~250万円程度を見込んでおきましょう。

10. 外壁(INAXタイル)

INAXタイルは、デザイン性と耐久性に優れていますが、費用は高めです。60坪規模の住宅では、150万円~250万円程度を見込む必要があります。

11. 屋根(寄棟、ケイミュー平板瓦)

寄棟屋根にケイミューの平板瓦を使用する場合、100万円~150万円程度の費用を見込んでおきましょう。

12. 外壁断熱

一般的な外壁断熱材を使用する場合、50万円~100万円程度の費用を見込んでおきましょう。

13. 床暖房(LDK23帖、1階廊下)

LDK23帖と1階廊下の床暖房は、面積が広いので費用がかかります。100万円~150万円程度を見込んでおきましょう。

14. エコキュート

エコキュートの費用は、容量によって異なりますが、一般的な家庭用であれば50万円~80万円程度です。

15. 吹き抜けと個別空調

吹き抜けと個別空調は、設計や施工が複雑になるため、追加費用がかかります。50万円~100万円程度を見込んでおきましょう。

16. 外構工事(土地90坪)

外構工事の費用は、内容によって大きく異なりますが、土地90坪規模であれば、300万円~500万円程度を見込んでおきましょう。

合計費用と節約ポイント

上記の内訳を合計すると、土地代を除いて4,000万円~6,000万円という概算になります。

この金額を削減するためには、以下のポイントに注目しましょう。

* **建材のグレードを見直す:** 無垢材ではなく、合板フローリングを使用する、壁紙をより安価なものにするなど、建材のグレードを見直すことで費用を抑えられます。
* **設備機器のグレードを見直す:** 水回り設備や照明器具を、より安価なモデルに変更することで費用を抑えられます。
* **オプションを減らす:** 吹き抜けや個別空調などのオプションは、費用がかさむため、本当に必要かどうかを検討しましょう。
* **工務店を比較検討する:** 複数の工務店に見積もりを依頼し、価格を比較検討することで、費用を抑えることができます。

専門家の意見

建築費用は、地域差や工務店の価格設定、設計内容によって大きく変動します。正確な費用を知るためには、複数の工務店に見積もりを依頼することが重要です。また、建築士や住宅アドバイザーに相談することで、予算に合わせた最適なプランを提案してもらうことも可能です。

まとめ

建坪60坪の注文住宅を希望条件全て満たして建築するには、土地代を除いて4,000万円~6,000万円程度の費用が必要となる可能性が高いです。しかし、建材や設備のグレード、オプションなどを調整することで、費用を抑えることが可能です。複数の工務店に見積もりを依頼し、専門家のアドバイスを受けながら、予算と希望を両立できるプランを検討しましょう。

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