家の中にムカデが出た!原因と対策、安心安全な暮らし方

ムカデは人のいる方に来るのですか?教えて下さい。昨夜、家の中にムカデがでました。集合住宅(3階建て住宅で各階に2部屋あります。私は101号室に住んでいます。1階なら101と102、2階なら201と202みたいな造り)今月、隣が引っ越しました。隣人がいた頃は、よく隣の部屋にムカデが家の中や外に出たと言っていました。私はここに3年くらい住んでいますが今まで遭遇したことはありませんでした。今は102号室、202号室、301号室が空き家です。今月のあたまに棟の住民と合同で草取りがありました。旦那が102号室側を刈っている時2~3匹のムカデを見たそうです。その時は退治したそうですが。よりによって昨日から旦那は出張でしばらく家にいません。妊娠しているので余計に噛まれたら嫌だし、昨夜はしばらく寝れませんでした。

ムカデの生態と行動パターン

ムカデは、湿気を好み、暗い場所を好む夜行性の生き物です。そのため、家の中の暗い場所、湿気の多い場所に潜んでいることが多いです。具体的には、浴室、洗面所、キッチン、クローゼット、押入れなどが隠れ家となりやすい場所です。 ムカデは、人のいる方に向かってくるわけではありません。 むしろ、人間を避ける傾向があります。しかし、不意に遭遇したり、身の危険を感じたりすると、防衛本能から攻撃してくることがあります。

ムカデが出やすい環境

あなたのケースでは、いくつかの要因が重なってムカデが出現しやすくなっている可能性があります。

  • 隣家の空室:隣家が空室になっていることで、ムカデの隠れ家が増えている可能性があります。空室は、湿気やゴミなどが溜まりやすく、ムカデにとって住みやすい環境となります。
  • 草むしり後の影響:草むしりによって、ムカデの生息場所が破壊され、家の中へ避難してきた可能性があります。特に、102号室側の草むしりでムカデが複数発見されたという情報は、重要な手がかりです。
  • 季節の影響:ムカデは秋頃になると活動が活発になります。気温や湿度が高くなる時期は、ムカデの活動が活発になるため、遭遇する可能性が高まります。
  • 建物の構造:集合住宅の場合、隣家との繋がりが比較的容易なため、ムカデが移動しやすい環境である可能性があります。特に、基礎部分の隙間配管などから侵入することがあります。

妊娠中の方への対策と安心安全な駆除方法

妊娠中であることから、ムカデの駆除にはより一層の注意が必要です。殺虫剤の使用は、できるだけ避けましょう。 妊娠中は、化学物質の影響を受けやすい時期です。

安全なムカデ対策

  • 侵入経路の遮断:ムカデの侵入経路となる隙間を塞ぎましょう。窓やドアの隙間、排水口、配管の穴などに、隙間テープやパテなどを利用して塞ぎます。特に、床下や壁の隙間は念入りに確認しましょう。
  • 湿気の除去:浴室や洗面所などの湿気を除去しましょう。換気をよくし、排水口を清潔に保ちましょう。除湿剤を使用するのも効果的です。浴室乾燥機の活用もおすすめです。
  • 部屋の掃除:部屋を清潔に保ちましょう。ゴミや食べこぼしなどを放置しないようにし、定期的に掃除機をかけましょう。特に、床下や家具の裏側も忘れず掃除しましょう。
  • 忌避剤の利用:ムカデが嫌がるニオイを利用して、侵入を防ぎましょう。ハッカ油柑橘系の香りは、ムカデの忌避効果があるとされています。スプレーボトルなどに水とハッカ油を混ぜて、窓枠や壁際にスプレーしましょう。
  • 専門業者への依頼:どうしても不安な場合は、専門の害虫駆除業者に相談しましょう。妊娠中であることを伝え、安全な駆除方法を相談することで、安心安全にムカデ対策を行うことができます。

ムカデを発見した時の対処法

ムカデを発見した際は、決して素手で触らないようにしましょう。ムカデは毒を持っているので、噛まれると痛みや腫れを引き起こします。

ムカデを発見したら

  • 冷静に対処:慌てず、ゆっくりとムカデから離れましょう。ムカデは、急に動きを止めると攻撃してくる可能性があります。
  • 殺虫剤の使用:どうしても自分で駆除する場合は、妊娠中でも安全な殺虫剤を選びましょう。必ず換気を十分に行い、説明書をよく読んでから使用しましょう。使用後は、手をよく洗いましょう。
  • 専門業者への連絡:自分で駆除できない場合、または不安な場合は、専門業者に連絡しましょう。専門業者は、安全かつ確実にムカデを駆除してくれます。

インテリアとムカデ対策の両立

ムカデ対策とインテリアの両立は可能です。例えば、天然素材のインテリアは、ムカデが嫌がる香りを持つものもあります。また、清潔感のあるインテリアは、ムカデの発生を防ぐ効果があります。

インテリア選びのポイント

  • 通気性の良い素材:通気性の良い素材の家具やカーテンを選ぶことで、湿気を溜め込みにくくし、ムカデの発生を防ぐことができます。例えば、天然木などの素材はおすすめです。
  • シンプルなデザイン:複雑なデザインの家具は、ムカデの隠れ家になりやすいです。シンプルなデザインの家具を選ぶことで、ムカデの隠れ家を減らすことができます。
  • 定期的な掃除:定期的に家具の移動や掃除をすることで、ムカデの発生を防ぐことができます。特に、家具の裏側は念入りに掃除しましょう。

専門家からのアドバイス

害虫駆除の専門家によると、「ムカデは、湿気と餌となる昆虫を求めて家の中に侵入します。そのため、家の周りの環境整備が重要です。草むしりだけでなく、家の周りのゴミや落ち葉などをきちんと片付けることが、ムカデの侵入を防ぐ効果的な対策となります。」とのことです。

まとめ

妊娠中でのムカデの出現は、不安な気持ちになるのも当然です。しかし、適切な対策を行うことで、安心安全な生活を送ることができます。 この記事で紹介した対策を参考に、ムカデの侵入を防ぎ、快適な生活を送ってください。 何か不安なことがあれば、迷わず専門家に相談しましょう。

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