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家の中にコウモリが入ってきた!まず落ち着いて対処しましょう
家の中にコウモリが入ってきた…パニックになる気持ちもよく分かります。しかし、まずは落ち着いてください。コウモリは、見た目こそ怖いですが、むやみに人を襲ったりすることはありません。ただし、狂犬病などのウイルスを保有している可能性もゼロではないため、素手で触ったりせず、安全な方法で追い出すことが重要です。
コウモリを安全に追い出すためのステップ
コウモリを追い出す前に、以下の準備をしましょう。
- 厚手の布やタオル:コウモリを捕獲する際に使用します。軍手などを併用するとさらに安全です。
- 頑丈な箱:捕獲したコウモリを一時的に収容するために使用します。通気性のある蓋付きの箱が理想的です。
- 懐中電灯:コウモリの位置を確認するために使用します。暗い場所では動きが速く、見つけるのが困難なため、明るい光で照らしましょう。
- 長めの棒:コウモリを誘導したり、箱に誘導するために使用します。ほうきなどでも代用可能です。
- 窓を開ける:コウモリが自然に外へ出ていくための通路を確保しましょう。
ステップ1:部屋の状況を確認
まず、コウモリがどこにいるのか、そして、そのコウモリの行動を把握しましょう。天井をぐるぐる回っているとのことですので、高い位置にいる可能性が高いです。落ち着いて部屋全体を観察し、コウモリの位置を特定しましょう。
ステップ2:コウモリを誘導する
コウモリは光を嫌います。懐中電灯を窓の方に向けて、コウモリを窓の方へ誘導しましょう。窓を開けておけば、コウモリは自然と外へ出ていく可能性があります。もしコウモリが窓の方へ動かない場合は、長めの棒などで優しく誘導してみましょう。決して叩いたり、追い詰めたりしないように注意してください。
ステップ3:捕獲する
もし誘導してもコウモリが出ていかない場合は、厚手の布やタオルを使って優しく捕獲しましょう。コウモリを直接手で触らないように注意し、布で優しく包み込み、箱の中にそっと入れます。この時、コウモリが逃げ出さないように、箱の蓋をしっかりと閉めましょう。
ステップ4:専門機関に連絡する
捕獲後、コウモリをどうすれば良いか迷う場合は、地元の動物保護団体や保健所などに連絡しましょう。彼らはコウモリの安全な処理方法について適切なアドバイスをしてくれます。
コウモリ対策とインテリア
コウモリが家に入ってくるのを防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 家の周りの環境を整える:コウモリは暗い場所や、巣を作れる場所を好みます。家の周りに不要な木材や草木を放置しないようにしましょう。また、屋根裏や壁の隙間を塞ぎ、コウモリが入り込めないようにしましょう。
- 窓や換気口に網戸を設置する:コウモリは小さな隙間からでも侵入することがあります。窓や換気口に網戸を設置することで、侵入を防ぐことができます。網目の細かいものを選びましょう。
- 明るい照明を設置する:コウモリは光を嫌います。家の周りに明るい照明を設置することで、コウモリが近寄ってくるのを防ぐ効果があります。センサーライトなども有効です。
インテリアの観点からは、自然素材を多く使用した温かみのある空間は、コウモリが好む環境になりやすいと言われています。一方で、清潔で整理整頓された空間は、コウモリが住み着きにくい環境になります。定期的な掃除や整理整頓を心がけ、不要なものを溜め込まないようにしましょう。
専門家のアドバイス:害獣駆除業者への相談
コウモリの駆除に不安がある場合、害獣駆除業者に相談することをお勧めします。専門業者は、安全かつ効果的にコウモリを駆除し、再発防止策も提案してくれます。費用は業者によって異なりますが、安全を確保するためにも、専門家の力を借りるのも一つの方法です。
まとめ
家の中にコウモリが入ってきた時は、パニックにならず、落ち着いて対処することが大切です。上記の方法で追い出すことができない場合、またはコウモリを触ってしまった場合は、速やかに専門機関に相談しましょう。そして、再発防止策を講じることで、安心して暮らせる空間を保ちましょう。インテリアを考える上でも、清潔で整理された空間は、コウモリだけでなく、様々な害虫の侵入を防ぐ上で有効です。