子猫の噛み癖対策:しつけと環境改善で解決へ

子猫がしつこく噛みつきます。ペットショップで買った2か月頃の猫を飼い始め、1か月が経ちました。一週間はケージ飼いしていたのですが、徐々に部屋に放し始め、今は何かある時以外はほぼ一日部屋に放置しています。共働きですが、帰宅するとソッコーで玄関まで降りてきてずーーーっとまとわりついてきます。すぐにご飯をあげたり遊んであげたりしていると、満足してそのうち一人でうろうろしだし、だんだん落ち着いてきて腹を出して寝てしまう時もあるのですが、ずっとテンションが上がったままの時もあり、セーターや足などに爪を出して飛びついてきたりします。また、足の指や甲、手の指や甲、ひざに噛みついてきます。それが本当にしつこくしつこく噛みついてくるんです。最初のうちはそんなに痛くなかったのですが、最近噛む力が増してきて結構痛いです。最初は「ダメ!」とかパンッと(人間の)手を叩いたりすると驚いていたのですが、もう全く効きません。ひっくり返して(お腹を上にして)「痛いでしょっ!ダメっ!」と言っても元に戻すとまた噛みつき始めます…。指を噛まれたらグッと猫さん側に指を押し付けてみても、お構いにしに噛みついています。最近は空き缶に10円玉を入れて、痛い事した時はその缶をガランガランガラン!!と鳴らしているのですが、一瞬ビックリして放しても、またすぐに噛みつきます。噛みつく→空き缶→噛みつく→空き缶→噛みつく→空き缶→噛みつく……とエンドレスです…。噛みつかれた時に、猫じゃらしで気をそらしたりするとそっちへすぐに飛びつくのですが、それをやめてしまうまた人に噛みついてきます…。あまりにひどい時はケージに入れてしまいます。数十分後に出してみるとまた噛みつきます…。手を噛まれたら腕組みして手を隠したり、足はもこもこソックスで防御したりしていますが、ちょっとでも隙を見せれば噛みついてきます。(人間が)別の部屋に移動しようにも、とにかくずっと人間について周るので一緒に来てしまいます。毎日噛まれるのは噛まれるのですが、甘噛みの時とグッと噛む時、落ち着く日とテンション上りまくりの日の差が激しすぎます…。3か月になり段々歯がかゆくなってきたのでしょうか?それとも日中人がいない分遊んで欲しくてたまらないんでしょうか?幼少期を母や兄弟と過ごさなかったせいもあると思いますが、噛み癖をなんとか治したいのですが、どうすれば治りますか?補足あの…質問文お読み頂けているでしょうか…。手をおもちゃ代りにはしていません。何もしていない時(テレビをみたり座ったりしている時)に突然噛みついてくるのです。おもちゃで遊んでいる時は、勢いあまった時以外は噛まれません。叩いたり等の体罰もしていません。「ダメッ!」も言っています。全部質問文中に書いた通りです。逆に猫を噛むのも効果がないと他で読んだので、それもしていません。

子猫の噛み癖の原因を探る

2ヶ月の子猫の噛み癖は、様々な原因が考えられます。質問者様の場合、日中留守がちで、帰宅後は猫が過剰に甘えてくる状況が、噛み癖を助長している可能性が高いです。

1. 歯の生え変わりと遊びの欲求

3ヶ月頃になると、子猫は歯が生え変わる時期を迎えます。歯茎のかゆみから、何でも噛んでしまうことが増えます。また、子猫は遊び好きで、特に日中一人ぼっちの時間が長いと、遊び相手を求めて飼い主さんに噛みつくことがあります。質問者様のお子様は、まさにこの時期に該当し、遊びの欲求が満たされていない可能性があります。

2. 適切な社会化の不足

生後2ヶ月で新しい環境に来た子猫は、まだ社会化の過程にあります。母猫や兄弟猫と過ごす時間を十分に持たずに人間社会に適応しようとしているため、コミュニケーションの取り方が未熟で、噛みつきという行動で感情表現をしてしまう可能性があります。

3. 飼い主さんの反応が強化

「ダメ!」と叱ったり、空き缶を鳴らしたりする行為は、猫にとって「注目を浴びる行動」として認識されている可能性があります。つまり、噛みつくことで飼い主さんの反応を引き出し、結果的に噛みつく行動が強化されている可能性があるのです。

効果的な噛み癖対策:具体的なステップ

子猫の噛み癖を改善するには、以下のステップを踏んで、しつけと環境改善を同時に行うことが大切です。

1. 徹底的な遊びの提供

  • 猫じゃらしや羽根つきの棒など、猫が追いかけるタイプの玩具を複数用意しましょう。 10分~15分程度の短い時間で、複数種類の玩具を使い分けて遊びましょう。猫が飽きてしまう前に遊びを終えることが重要です。
  • 獲物と狩りの本能を刺激する玩具を使用しましょう。 小さなボールやネズミ型の玩具など、猫が捕まえやすいものを選んでください。 隠したり、急に現れさせたりすることで、狩猟本能を刺激し、満足感を与えられます。
  • 日中も遊びの時間を作る工夫をしましょう。 自動で動くおもちゃや、猫が自分で遊べるパズルタイプの玩具などを活用し、日中のストレスを軽減しましょう。自動給餌器なども検討してみましょう。
  • 遊びの時間を固定しましょう。 朝、昼、晩と決まった時間に遊ぶことで、猫は遊びの時間を予測できるようになり、落ち着いて過ごせるようになります。

2. 噛みつき防止のしつけ

  • 「痛い!」と明確に伝える:噛まれたら、「痛い!」と大きな声で言い、すぐに遊びを止めましょう。猫は人間の表情や声のトーンを理解します。
  • 無視する:噛みついてきた時に、一切反応しないことも効果的です。猫は注目されないと学習し、噛みつく行動を減らす可能性があります。ただし、危険な行動でない場合に限ります。
  • 代わりの行動を教える:噛む代わりに、おもちゃで遊ぶことを教えましょう。噛みつきそうになったら、すぐに猫じゃらしなどを提示し、注意をそらしましょう。
  • 噛むと退散する:噛まれたら、数分間部屋を出て、猫を一人にしましょう。これにより、噛むと楽しい時間が終わることを猫に学習させます。

3. 環境の改善

  • 爪とぎを用意する:猫が爪とぎをする場所を確保することで、家具や衣服への攻撃を防ぎます。様々なタイプの爪とぎを用意して、猫の好みに合わせてみましょう。
  • 安全な空間を作る:猫が落ち着いて過ごせる隠れ家となる場所を用意しましょう。猫用ベッドやハウスなどを用意し、安全で安心できる場所を提供しましょう。暗い場所を好む猫もいますので、工夫が必要です。
  • ケージの使用を控える:ケージは一時的な避難場所としてのみ使用し、長時間閉じ込めるのは避けましょう。ケージに入れている間は、猫が寂しくないように、玩具や快適なベッドを用意しましょう。

4. 専門家への相談

改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫の個性を踏まえた適切な対策を立てることができます。

インテリアとの調和:猫と暮らす空間づくり

猫と快適に暮らすためには、インテリアも重要な要素です。

猫が安全に過ごせる空間

猫が自由に動き回れるスペースを確保し、高い場所も用意しましょう。猫用棚やキャットウォークを設置することで、猫は安全に過ごせる場所を確保できます。また、猫が登れない家具や、危険な場所には、猫が近づけないように工夫しましょう。

爪とぎ対策

猫が爪とぎをすることで家具が傷つくのを防ぐために、猫専用の爪とぎを用意しましょう。デザイン性の高い爪とぎも数多く販売されているので、インテリアに合うものを選びましょう。

遊び場と休息場所の確保

猫が自由に遊べるスペースと、落ち着いて休める場所を確保しましょう。猫用ベッドやハウスなどを用意し、安全で快適な空間を提供しましょう。

グレーインテリアとの相性

グレーは落ち着いた雰囲気で、どんなインテリアにも合わせやすい色です。猫の毛が目立ちにくいというメリットもあります。グレーのソファやカーペット、クッションなどを配置することで、猫との生活空間をより快適に演出できます。

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