子供部屋の間仕切り:オープン、扉、壁…後悔しない最適な選択とは?

子供部屋を壁か扉で仕切るかオープンか迷ってます。新築予定があり、こちらで色々質問させて頂いてます。今回は子供部屋についてご意見お願いします。近頃は子供が小さいうち二部屋つなげた状態で使い、後で仕切る…という間取りが増えてますね。我が家にも5歳3歳の娘がおり、出来れば思春期あたりまでは二人で広々過ごして欲しいと考えています。しかしフルオープンな空間で後から壁を作るプランだと、教育費がかかる頃での出費となり結構イタイと聞きました。友人の一人は扉での仕切りを希望したらメーカー見積りが予想外に高く、結局始めから壁で仕切ったそうです。フルオープンにした友人はおもちゃ部屋として使っていて、お友達が来た時も広々遊べていいよ!と満足そう。仕切った友人は「死に部屋になった、失敗した」と残念そう。末の子はもちろん、小学生の上の子達も全く使ってなくて物置状態とか(宿題はリビング、寝るのは家族皆で和室)。一番の希望は扉で仕切るタイプですが費用が心配です。後からのリフォームは夫の年齢を考えると、その頃は教育費出すのが精一杯で難しいかも。始めから仕切るのは、たぶん部屋をあまり広くとれないだろうから娘達が個室を希望するまで「死に部屋」になるかも…。小さなお子さんをお持ちで新築された方など、どのようにされましたか?小さな事でもいいのでご意見よろしくお願いします。

子供部屋の間仕切り方法:メリット・デメリットを徹底比較

新築を検討中とのこと、おめでとうございます!子供部屋の間仕切りは、将来を見据えた重要な設計ポイントです。オープン、扉、壁、それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご家族のライフスタイルや将来の展望を踏まえた上で、最適な方法を選択することが大切です。

1. フルオープン(後から間仕切り可能)

メリット

  • 広々とした空間を確保できる:小さなお子さんには、広い空間で自由に遊べる環境が最適です。友達を呼んで遊ぶ際にも、十分なスペースが確保できます。
  • 柔軟性が高い:子供の成長や家族構成の変化に合わせて、間仕切り方法や部屋の用途を変更しやすいです。将来、個室が必要になった場合でも、壁や扉を設置できます。
  • 初期費用を抑えられる:壁や扉を設置する費用を削減できます。教育費がかかる時期に大きな出費を避けられます。

デメリット

  • 後からの間仕切り費用が高い:後から壁や扉を設置する場合は、予想以上に費用がかかる可能性があります。既存の構造を改修する必要があるため、工期も長くなる可能性があります。
  • プライバシーの確保が難しい:常にオープンな空間では、プライバシーが確保しにくいため、思春期を迎えたお子様には不向きな場合があります。
  • 生活音などが伝わりやすい:仕切りがないため、生活音などが伝わりやすく、お互いの生活に支障をきたす可能性があります。

2. 扉付きの間仕切り

メリット

  • プライバシーを確保できる:扉を閉めることで、ある程度のプライバシーを確保できます。お子様の成長に合わせて、個室としての機能を果たします。
  • 生活音などを軽減できる:扉によって、生活音などが軽減されます。お互いの生活に干渉しにくい環境を作れます。
  • 比較的安価なリフォームが可能:壁を作るよりも費用を抑えられます。既存の開口部に扉を取り付けるだけで済む場合もあります。

デメリット

  • 空間が狭くなる:扉を設置することで、空間が狭くなります。特に、小さな部屋の場合は、圧迫感を感じる可能性があります。
  • 扉の開閉にスペースが必要:扉を開閉するのに必要なスペースを確保する必要があります。家具の配置にも影響します。
  • デザイン性の制限がある:既存の開口部に合わせて扉を選ぶ必要があるため、デザイン性の選択肢が限られる場合があります。

3. 壁で仕切る

メリット

  • 完全な個室を確保できる:完全に独立した個室を確保できます。プライバシーを重視するお子様には最適です。
  • 遮音性が高い:壁によって、生活音などがほとんど伝わりません。静かな環境を確保できます。
  • 将来的なリフォームの必要がない:最初から壁で仕切っておけば、将来的なリフォームの必要がありません。

デメリット

  • 初期費用が高い:壁を作るには、それなりの費用がかかります。特に、耐震性などを考慮したしっかりとした壁を作る場合は、高額になる可能性があります。
  • 空間が狭くなる:壁を作ることで、空間が狭くなります。部屋の広さを確保するために、他の部屋を広く取る必要が出てくる可能性があります。
  • 柔軟性に欠ける:一度壁を作ってしまうと、後から変更することが難しくなります。家族構成の変化に対応しにくい場合があります。

専門家(建築士)の視点

建築士の視点から見ると、最適な方法は、ご家族のライフスタイルや将来の展望、そして予算によって異なります。

例えば、予算に余裕があり、将来的なリフォームを避けたい場合は、最初から壁で仕切るのが良いでしょう。一方、予算を抑えたい、または将来の柔軟性を重視したい場合は、フルオープンにして後から間仕切りする方法も選択肢として考えられます。

扉付きの間仕切りは、その中間的な位置づけと言えます。プライバシーと空間の広さのバランスを取ることが可能です。

具体的なアドバイスと事例

1. 子供の年齢と性格を考慮する

まだ幼いお子様であれば、オープンな空間で自由に遊ばせる方が良いでしょう。しかし、思春期を迎える頃には、プライバシーを確保できる個室が必要になります。お子様の年齢や性格、将来の希望などを考慮して、最適な間仕切り方法を選択することが大切です。

2. 将来的なリフォーム費用を考慮する

後から間仕切りを行う場合は、予想以上の費用がかかる可能性があります。リフォーム費用を考慮し、予算内に収まる方法を選択しましょう。

3. 間取りと家具の配置をシミュレーションする

間仕切り方法によって、部屋の広さや家具の配置が大きく変わります。間取り図や3Dシミュレーションツールなどを活用して、事前にシミュレーションを行いましょう。

事例:

Aさんご家族(5歳と2歳のお子さん)は、最初はフルオープンで広い空間を確保。その後、子供たちが小学校に上がるタイミングで、費用を抑え、DIYで簡単に設置できる間仕切りを設置しました。

Bさんご家族(中学生のお子さん)は、最初から壁で仕切り、個室を確保。プライバシーを重視し、静かな学習環境を作ることができました。

まとめ

子供部屋の間仕切りは、様々な要素を考慮し、ご家族にとって最適な方法を選択することが重要です。この記事でご紹介したメリット・デメリット、専門家の視点、具体的なアドバイスなどを参考に、後悔しない選択をしてください。 「いろのくに」では、様々な色のインテリアコーディネート例も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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