壁を撤去して部屋を広く!DIYで2部屋を1つにまとめる方法

部屋の壁を抜いて2つの部屋を1つにしたい小さなタンスだけが置いてある部屋と、その隣に押入れと言うか、別の部屋用の収納スペースがあります。この2つの間の壁を取り払って、1つの部屋にしたいと思っています。(業者に頼まず自分で行いたいと思っています。当方電気系以外は素人です。)何か参考になる意見や参考になるホームページを教えてください。

DIYで壁を撤去する際の注意点と手順

2つの部屋を1つにする壁の撤去は、DIYでも不可能ではありませんが、安全面構造上の問題を十分に考慮する必要があります。専門知識や経験がない状態での作業は危険が伴うため、無理せず専門業者に依頼することを強くお勧めします。しかし、それでもDIYにチャレンジしたいという方のために、可能な範囲で安全に作業を進めるための手順と注意点をご紹介します。

1. 事前調査と準備:壁の構造確認が最重要

まず、壁の構造を正確に把握することが不可欠です。壁が耐力壁(建物の強度を支える壁)であるか、間仕切り壁(強度を支える役割を持たない壁)であるかを判断しなければなりません。耐力壁を撤去すると建物の強度が低下し、倒壊の危険性すらあります。

* 壁の材質の確認:壁が石膏ボード、コンクリートブロック、木造など、どのような素材でできているかを確認します。
* 柱や梁の位置の確認:壁の中に柱や梁が隠れている可能性があります。柱や梁の位置を特定するために、壁の内部構造を調べることが必要です。
* 配管・配線の確認:壁の中に電気配線や水道管、ガス管が通っている可能性があります。事前にこれらの位置を確認し、損傷しないように注意しましょう。近隣の配管・配線に影響を与えないかどうかの確認も必須です。
* 必要な工具・資材の準備:壁の材質によって必要な工具や資材が異なります。石膏ボードカッター、ハンマー、スクレーパー、のこぎり、防塵マスク、保護メガネ、手袋などを準備しましょう。廃材の処理方法も事前に確認しておきましょう。

2. 壁の解体作業:慎重かつ安全に

壁の構造が確認でき、安全に作業できると判断できた場合のみ、解体作業を開始します。

* 石膏ボードの撤去:石膏ボードカッターやハンマーを使って、石膏ボードを丁寧に剥がしていきます。この際、配管や配線に注意し、傷つけないように慎重に作業しましょう。
* 下地材の撤去:石膏ボードの下にある下地材(木造の場合は木材、軽量鉄骨の場合は鉄骨など)を撤去します。この作業も、配管や配線に注意しながら行います。耐力壁の場合は、専門家に相談しましょう。
* 開口部の作成:壁を撤去した後に、開口部(ドアや窓の枠など)を設置する場合は、適切なサイズに開口部を加工します。この作業は、正確な寸法を測り、正確に作業する必要があります。

3. 後処理と仕上げ:安全性を確保し、美しく仕上げる

壁を撤去したら、残ったゴミや廃材をきちんと処理します。

* 開口部の補強:必要に応じて、開口部を補強します。耐力壁を撤去した場合は、必ず専門業者に相談し、適切な補強工事を依頼しましょう。
* 仕上げ作業:壁を撤去した部分に、新しい壁や建具を設置するなど、仕上げ作業を行います。
* 清掃:作業終了後、丁寧に清掃を行い、安全な状態にしましょう。

4. 専門家への相談:安全第一!

DIYで壁を撤去する場合、安全面を最優先に考えましょう。少しでも不安を感じたり、作業に自信がない場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。専門業者は、安全な作業方法を熟知しており、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。費用はかかりますが、安全を確保し、安心して作業を進めるためには、専門家の力を借りることが重要です。

インテリアデザインへの影響と具体的なアドバイス

2つの部屋を1つにすることで、空間が広く感じられ、より自由なインテリアレイアウトが可能になります。

広々とした空間を活かすレイアウト例

* オープンなリビング空間:小さなタンスがあった部屋と収納スペースを一体化させ、広々としたリビング空間を創り出せます。ソファ、テレビボード、テーブルなどを配置し、快適なリビングを実現しましょう。
* 多目的ルーム:ワークスペース、書斎、趣味の部屋など、多目的に使える空間として活用できます。
* ダイニングとキッチンの一体化:収納スペースをパントリーとして活用し、キッチンとダイニングを一体化することで、開放的でコミュニケーションが活発になる空間が生まれます。

アイボリーを基調としたインテリアコーディネート

壁を撤去したことで広くなった空間には、アイボリーを基調としたインテリアがおすすめです。アイボリーは、明るく清潔感があり、どんなスタイルにも合わせやすい万能カラーです。

* 壁の色:アイボリー系の壁紙や塗装で、明るく開放的な空間を演出します。
* 家具の色:アイボリー、ホワイト、ベージュなどの明るい色の家具を選ぶことで、空間を広く見せる効果があります。
* カーテンやラグ:アイボリーやオフホワイトのカーテンやラグを合わせると、統一感のある空間になります。
* アクセントカラー:アイボリーをベースに、アクセントカラーとしてブラウンやグリーンなどを加えることで、より洗練された空間を演出できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、壁の撤去によって生まれる空間は、可能性に満ち溢れています。しかし、単に広くするだけでなく、空間の使い勝手を考慮したレイアウトが重要です。例えば、収納スペースをどのように活用するか、動線はスムーズか、採光は十分かなどを考慮し、快適で機能的な空間をデザインすることが大切です。

まとめ:安全を第一に、理想の空間を実現しましょう

壁の撤去は、DIYでも可能ですが、安全面を十分に考慮し、無理のない範囲で作業を進めることが重要です。専門家のアドバイスを得ながら、理想の空間を実現しましょう。アイボリーを基調としたインテリアコーディネートは、明るく開放的な空間を演出するのに最適です。

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