北欧風リビングの床と建具選び:メイプル、オーク、そして理想の空間

新築で北欧系のリビングを目指しているのですが、床と建具で悩んでいます。床をメイプルなど白目にして、家具をオークなどの濃い目にするのと、逆に床を濃くして家具を白目にするのと、床と家具をどちらもオークなどの濃い目にするのと、どれが一番北欧っぽさを出せるでしょうか?今はまだ買いたい家具などは全然決まっていないません。あまり薄い色の家具を見ないので(パインは節が苦手なので考えていません)床をメイプルにしようと思っているのですが白すぎるような…メイプルでもオイルやワックスを塗れば少し濃くなりますか?着色は考えていません。アドバイスをお願いします!!

北欧風リビングの床と建具:3つのパターンとそれぞれの魅力

北欧インテリアは、自然素材を生かした温かみのある空間づくりが特徴です。そのため、床と建具選びは、リビング全体の雰囲気を大きく左右します。質問者様は、メイプルやオークといった木材を候補に挙げていらっしゃいますが、それぞれの特徴を理解した上で、最適な組み合わせを選びましょう。 ここでは、質問者様が挙げられた3つのパターンに加え、より北欧らしさを引き出すための提案を含めてご説明します。

パターン1:床(メイプルなど白系)+家具(オークなど濃い系)

  • メリット:明るく開放的な空間になり、広く感じられます。濃い色の家具が、空間のアクセントとなり、メリハリのあるインテリアに仕上がります。北欧インテリアでは、白を基調とした明るい空間の中に、黒や濃い茶色の家具を配置することがよくあります。このパターンは、その典型的なスタイルと言えるでしょう。
  • デメリット:家具選びに失敗すると、部屋全体がごちゃごちゃとした印象になる可能性があります。また、白系の床は汚れが目立ちやすいという点も考慮が必要です。床材の素材や仕上げによって、汚れに対する耐久性も変わってきますので、事前に確認しましょう。

パターン2:床(オークなど濃い系)+家具(白系)

  • メリット:落ち着いた、シックな雰囲気になります。白系の家具は、空間に軽やかさを与え、圧迫感を軽減します。濃い色の床は、高級感も演出できます。家具の配置も比較的自由にできます。
  • デメリット:部屋が暗く感じられる可能性があります。採光を良くするために、窓の大きさやカーテンの素材、照明計画などをしっかり検討する必要があります。また、白系の家具は汚れが目立ちやすいので、素材選びが重要になります。

パターン3:床と家具(オークなど濃い系)

  • メリット:統一感のある、落ち着いた空間になります。高級感があり、リラックスできる雰囲気を演出できます。家具選びも比較的容易です。
  • デメリット:部屋が暗く感じられる可能性が高いため、明るさを確保するための工夫が必要です。照明計画はもちろん、壁やカーテンの色選びも重要になります。また、濃い色の家具ばかりだと、空間が重く感じられる可能性もあります。

北欧らしさを最大限に引き出すためのポイント

どのパターンを選ぶにしても、北欧インテリアの雰囲気を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。

素材選び

北欧インテリアでは、天然木やリネン、ウールなどの自然素材が好まれます。床材や建具、家具には、可能な限り天然木を使用することをおすすめします。オークやメイプル以外にも、パイン材なども北欧らしい雰囲気を演出できます。節が気になる場合は、節が少ないものを選んだり、塗装で目立たなくするなどの工夫も可能です。

色選び

北欧インテリアの色使いは、自然の色を基調とした、落ち着いたトーンが特徴です。白、ベージュ、グレー、ブラウンなどのニュートラルカラーをベースに、アクセントカラーとして、ブルーやグリーンなどの自然の色を取り入れると、より北欧らしい雰囲気になります。

照明

照明計画も非常に重要です。北欧は冬が長く、日照時間が短いことから、照明にこだわることが多いです。間接照明を効果的に使用し、温かみのある光で空間を演出しましょう。ペンダントライトやフロアスタンド、テーブルランプなどを組み合わせることで、より立体的な空間を演出できます。

家具選び

家具は、シンプルで機能的なものを選びましょう。無駄な装飾を省いた、すっきりとしたデザインの家具が北欧インテリアには合います。また、素材感にもこだわると、より北欧らしい雰囲気になります。

メイプル材の着色について

質問者様は、メイプルの床が白すぎることを懸念されていますが、オイルやワックスを塗ることで、多少の色味を調整することは可能です。ただし、劇的に濃くなるわけではありません。オイルやワックスは、木材の保護と、自然なツヤを出すためのものです。着色したい場合は、専用の着色剤を使用する必要があります。着色を検討する場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、北欧風リビングを実現するには、床と建具、家具のバランスが重要です。 明るい床に濃い色の家具を組み合わせるパターンは、メリハリがあり、現代的な北欧スタイルに適しています。しかし、家具選びが重要になります。 濃い色の床に白い家具を組み合わせるパターンは、落ち着いた雰囲気になりますが、採光に注意が必要です。 どちらも、全体のバランスを見て、明るさや落ち着きなどを調整することが大切です。 例えば、濃い色の床を選んだ場合は、白いソファやラグ、明るい色のカーテンなどを組み合わせることで、明るさを補うことができます。逆に、明るい床の場合は、濃い色のラグやクッションなどをアクセントとして加えることで、空間を引き締めることができます。

まとめ:理想の北欧リビングを実現するために

北欧風リビングの床と建具選びは、全体の雰囲気を左右する重要な要素です。 今回ご紹介した3つのパターンを参考に、ご自身の好みやライフスタイル、そして採光条件などを考慮して、最適な組み合わせを見つけてください。 そして、素材や色、照明、家具選びにもこだわり、温かみのある、居心地の良い空間を創り上げてください。

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