仔犬の噛み癖とケージ嫌いへの対処法:ミニチュアシュナウザーのしつけ

仔犬の噛み癖とケージ嫌いについて。生後2ヶ月のミニチュアシュナウザー♀がいます。我が家に来て半月ほどです。すぐに家にも慣れて、元気モリモリです。元気過ぎてなかなか休んでくれず、体調を心配して強制的にケージに入れるのですが、嫌がります。噛み癖があり、遊んでいる最中に噛んできたら遊ぶのを中断して無視します。犬歯が尖っていて、結構痛いです。最近になって時々、抱き抱えた途端噛み付くことがあり、叱りますが反省する様子はありません。いつもと同じところを抱き抱えているのに何故かと考えてみたところ、おそらくケージに入れられてしまうと思って嫌がっているのではないかと思うのです。本犬的には遊び足りないのかなぁ。でもそれって完全にワガママですよね。だから勿論遊ばせ続けるつもりはないし、ケージに入れるのですが、もともとケージに入りたがらない上に、ますますケージ嫌いになってしまわないかと心配です。ケージの中でごはんをあげているし、おもちゃもいくつか入れていますが、どうもケージが嫌いみたいです。今のところ部屋の中を自由に行き来させようとは思っていないため、どうしても自分が家のことをする時やお留守番の時は、強制的に入れるしかありません。それが余計にケージ嫌いにさせてしまうのでしょうが、どうしようもありません。今はコレでもかって程可愛がって、この人に嫌われたくないってとことん思われるようにした方がいいのか、やはりある程度厳しく接していった方がいいのか、本当に迷います。性格はまだ仔犬ですが、叱られてもあまり怯えることもなく、一瞬弱気な目を見せても10秒後には遊び始めるなど、立ち直りが早いです。その性格、分けてほしいと思う程です。私としては十分声を低く大きく、目は見開いて仔犬から目を逸らさずダメッと叱っているので普通なら恐いはずだと思います。それよりも奇声を発して直近で変な顔をする方が、びっくりして黙るし恐いようですが、そんなやり方どうなのって思います。部屋を仕切って見えないようにやったつもりが、横から夫に見られていて、気まずかったことも。強い性格の仔犬でも反省させるにはどうしたらいいのでしょうか。パピー教室に通うことも検討していますが、相性のよいやり方さえ見つかれば、そんな必要もない気がしてなりません。

生後2ヶ月の子犬のしつけ:噛み癖とケージ嫌いの克服

生後2ヶ月のミニチュアシュナウザーは、まさにやんちゃ盛りの時期です。元気いっぱいで遊びたがるのは自然なことで、飼い主さんとしては大変な時期だと思います。噛み癖とケージ嫌いを克服するには、犬の気持ちと発達段階を理解した上で、適切な方法でしつけを行うことが重要です。

噛み癖への対処法

仔犬の噛み癖は、遊びの延長線上にあることが多いです。歯が生え変わり、歯茎が痒い時期でもあります。しかし、尖った犬歯で噛まれると痛みを伴うため、早期からのしつけが必要です。

  • 噛んできたら遊びを中断する:これは有効な方法ですが、完全に無視するのではなく、静かに別の部屋へ移動したり、おもちゃを与えて気を紛らわせるなど、犬が噛む行動と遊びが繋がらないようにする工夫が必要です。
  • 代わりの行動を教える:噛む代わりに、おもちゃを噛ませることを教えましょう。噛みやすいおもちゃを用意し、噛んだら褒めてあげます。おもちゃと噛む行動を結びつけることで、人の手を噛む行動を減らすことができます。
  • 「痛い!」と伝える:噛まれたら「痛い!」と大きな声で伝えましょう。ただし、怒鳴ったり叩いたりしてはいけません。犬は感情を理解するのではなく、音の大きさとトーンで判断します。高音で怒鳴るよりも、低音で強いトーンで伝える方が効果的です。
  • 適切な噛み方を知る:子犬は遊びの最中に興奮して強く噛んでしまうことがあります。優しく噛むことを教えるために、子犬が優しく噛んだらすぐに褒めてあげましょう。遊びの途中で優しく噛む練習を繰り返し行うことで、適切な噛み方を理解させることができます。
  • 専門家のアドバイス:どうしても改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医師に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、犬の性格や状況に合わせた適切な対処法を見つけることができます。

ケージ嫌いの克服

ケージは、仔犬にとって安全な空間であると認識させることが重要です。ケージを罰の場所としてではなく、休息場所や安心できる場所として認識させることが、ケージ嫌いを克服する鍵となります。

  • ケージを快適な空間に:ケージの中に、犬が落ち着けるベッドや、お気に入りのオモチャ、そして給水器と給餌器を置きましょう。快適な空間にすることで、ケージに入ることをポジティブな経験に結び付けることができます。
  • 徐々に慣れさせる:最初はケージの扉を開けたまま、ケージの中に犬がおやつを食べたり、遊んだりできるようにします。徐々にケージの中にいる時間を長くし、最終的には扉を閉めても落ち着いていられるようにします。無理強いせず、段階的に進めることが大切です。
  • ケージでの良い経験を積ませる:ケージの中で、おやつを与えたり、楽しいゲームをしたりすることで、ケージの中をポジティブな場所と認識させます。ケージの中で過ごす時間を楽しくすることで、ケージへの抵抗感を減らすことができます。
  • ケージトレーニング:専門のトレーナーによるケージトレーニングを受けるのも有効です。トレーナーは、犬の性格や状況に合わせた適切なトレーニング方法を提案し、飼い主さんの不安や疑問にも丁寧に答えてくれます。

しつけのポイント:一貫性と愛情

しつけにおいて最も重要なのは、飼い主さんの一貫性です。家族全員で同じルールを守り、同じ方法でしつけを行うことが大切です。また、厳しくしつけることだけが重要なのではなく、愛情を持って接することも非常に重要です。犬は飼い主さんの愛情を感じながら、しつけを受け入れることができます。

  • 褒めることを忘れずに:良い行動をしたら、すぐに褒めてあげましょう。褒めることで、犬は自分が何をすれば褒められるのかを理解し、良い行動を繰り返すようになります。
  • 叱り方の工夫:叱るときは、犬が何を間違えたのかを明確に伝えましょう。「ダメ!」とだけ言うのではなく、「噛むのはダメだよ」と優しく、しかし毅然とした態度で伝えましょう。奇声をあげるようなしつけは、犬を恐怖に陥れる可能性があり、逆効果になる可能性があります。
  • パピー教室の活用:パピー教室は、仔犬の社会化と基本的なしつけを学ぶのに最適な場所です。他の犬との交流を通して、社会性を身につけることができます。また、プロのトレーナーからアドバイスを受けられるため、しつけに関する悩みを解消するのに役立ちます。

専門家の意見:獣医師やドッグトレーナーの活用

しつけに悩んだ場合は、獣医師やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。彼らは、犬の行動や発達段階に関する専門知識を持っています。個々の犬の性格や状況に合わせた適切なアドバイスを受けることで、より効果的なしつけを行うことができます。特に、噛み癖やケージ嫌いが深刻な場合は、専門家の助けを借りることが重要です。

まとめ:根気と愛情で理想の犬との関係を築きましょう

仔犬のしつけは、根気と愛情が必要です。すぐに効果が出なくても、諦めずに継続することが大切です。犬の気持ちに寄り添い、適切な方法でしつけを行うことで、噛み癖やケージ嫌いなどの問題を克服し、信頼関係を築くことができます。 焦らず、犬のペースに合わせて、ゆっくりと進めていきましょう。

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