人感センサー付き照明とDIY設置方法|廊下や部屋を明るく安全に

部屋のメインの照明で、人感センサーが付いたものはありますか?廊下とかのスポット的な照明ならありますが、なければ、センサーを繋げて照明をつくように出来ますか?

この記事では、部屋のメイン照明として使える人感センサー付き照明について、その存在や選び方、そしてDIYによるセンサー取り付けの可能性について解説します。廊下などのスポット照明とは異なり、リビングや寝室といったメインスペースに最適な照明選びは、快適な生活空間を作る上で非常に重要です。安全性や省エネルギー性も考慮しながら、最適な照明環境を実現するための情報を提供します。

人感センサー付きメイン照明は存在する?選び方のポイント

結論から言うと、部屋のメイン照明として使える人感センサー付き照明は存在します。 ただし、スポットライトタイプに比べて種類は少ないかもしれません。 選び方のポイントは下記の通りです。

  • 照度: メイン照明として使うには、十分な明るさ(ルーメン数)が必要です。部屋の広さや用途に合わせて適切な照度を選びましょう。一般的に、リビングは100~150ルクス、寝室は50~80ルクスが目安と言われています。
  • センサーの感度と検知範囲: センサーの感度が高すぎると、ちょっとした動きにも反応して点灯し、逆に低すぎると反応が鈍くなってしまいます。検知範囲も部屋の広さに合わせて適切なものを選びましょう。また、ペットの動きにも反応するかどうかも確認しておきましょう。
  • デザイン: 部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。シーリングライト、ペンダントライト、スタンドライトなど、様々なタイプがあります。素材や色にも注目し、統一感のある空間を演出しましょう。例えば、北欧風のインテリアには木製の暖色系の照明、モダンなインテリアにはスタイリッシュな金属製の照明などがおすすめです。
  • 設置場所: 天井に取り付けるシーリングライトタイプが一般的ですが、スタンドライトタイプなど、設置場所の制約が少ないものもあります。部屋の構造やレイアウトに合わせて選びましょう。
  • 消費電力: 省エネルギー性の高いLED照明を選びましょう。長寿命でランニングコストを抑えることができます。

人感センサーを既存照明に取り付けるDIYは可能?

既存の照明に人感センサーを取り付けるDIYは、電気工事の知識と経験がある場合に限り可能です。電気工事は専門知識と技術が必要であり、誤った配線を行うと感電や火災の危険性があります。専門知識がない場合は、絶対にDIYで取り組んではいけません。

もしDIYに挑戦する場合は、以下の手順を踏む必要があります。

DIY手順(専門家による指導のもと行ってください)

  1. 電源を切る: 作業前に必ずブレーカーを落として電源を切りましょう。
  2. 適切なセンサーを選ぶ: 既存の照明器具と互換性のあるセンサーを選びます。電圧やワット数などを確認しましょう。専門店で相談することをお勧めします。
  3. 配線を行う: これは非常に危険な作業です。専門家の指導がない限り、絶対に自分で行わないでください。間違った配線は感電や火災につながる可能性があります。
  4. 動作確認: 配線が終わったら、ブレーカーを上げて動作確認を行います。正常に動作しない場合は、すぐに電源を切り、専門家に相談しましょう。

専門家への依頼が安心安全

DIYに不安がある場合、または電気工事の知識がない場合は、電気工事士などの専門業者に依頼することを強くお勧めします。 専門業者であれば、安全かつ確実に人感センサーを取り付けてくれます。費用はかかりますが、安全面を考えると、専門業者への依頼が最も安心です。

業者を選ぶ際には、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。また、口コミや評判なども参考にしましょう。信頼できる業者を選び、安心して作業を依頼しましょう。

インテリアデザインとの調和

人感センサー付き照明を選ぶ際には、機能性だけでなく、インテリアデザインとの調和も考慮することが重要です。例えば、リビングルームに設置する場合は、部屋全体の雰囲気に合うデザインの照明を選びましょう。モダンなインテリアにはスタイリッシュなデザインの照明、ナチュラルなインテリアには木製の温かみのある照明などがおすすめです。

照明の色温度も重要な要素です。暖色系の照明はリラックス効果があり、寝室などに適しています。一方、白色系の照明は明るく作業に集中しやすいので、リビングや書斎などに適しています。部屋の用途や雰囲気に合わせて、適切な色温度の照明を選びましょう。

まとめ

部屋のメイン照明に人感センサーを取り付けるには、人感センサー付き照明を選ぶか、専門業者に依頼して既存の照明に取り付けるかの2つの方法があります。DIYは危険が伴うため、専門知識がない場合は絶対に避けるべきです。安全で快適な生活空間を実現するためには、適切な照明選びと安全な設置方法を心がけましょう。

本記事が、皆様の快適な住空間づくりに役立つことを願っております。

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