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モルモットの睡眠と懐かせるためのコツ
モルモットを飼い始めて3日、まだ慣れていない様子で心配ですね。まずはモルモットの生態と、懐かせるためのポイントを解説します。
モルモットは目を開けて寝ますか?
はい、モルモットは目を開けたまま眠ることがあります。 人間のように深い睡眠をとるのではなく、浅い眠りの状態を繰り返すためです。パッチリ目を開けているからといって、必ずしも起きているとは限りません。 警戒心が強い個体や、まだ新しい環境に慣れていない場合は、常に周囲を警戒して目を開けていることが多いです。 心配であれば、そっと近づいて様子を観察し、呼吸や体の動きで眠っているかどうかを確認してみましょう。 もし、全く動かず呼吸が穏やかであれば、眠っている可能性が高いです。
モルモットと仲良くなるには?
モルモットは警戒心が強い動物ですが、根気強く接することで、あなたを信頼し、懐いてくれるようになります。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて関係を築いていきましょう。
- 毎日一定の時間、声をかけて観察する: モルモットにあなたの存在を覚えさせるために、毎日同じ時間にケージの前に座り、優しく声をかけてあげましょう。「おはよう」「おやすみ」など、簡単な言葉で構いません。 最初は警戒して逃げるかもしれませんが、続けていれば徐々に慣れてきます。
- 手の匂いを覚えさせる: ケージの掃除や餌やりをする際、素手で触れて、あなたの匂いを覚えさせましょう。 いきなり触ろうとせず、ケージの近くに手を置いて匂いを嗅がせることから始めます。 徐々に距離を縮めていくことが重要です。
- おやつでコミュニケーション: お気に入りの野菜やペレットを、手のひらにのせて与えてみましょう。 最初は警戒して食べないかもしれませんが、何度も繰り返すうちに、手から餌を食べるようになるかもしれません。 無理強いせず、モルモットのペースに合わせて進めてください。
- ケージの掃除を丁寧に行う: 清潔な環境は、モルモットの健康と安心感に繋がります。 毎日ケージ内の排泄物を処理し、定期的にケージ全体を清掃しましょう。 清潔な環境は、モルモットのストレスを軽減し、あなたへの警戒心を和らげる効果があります。
- 隠れ家を用意する: モルモットは隠れ家のある環境を好みます。 ハウスやトンネルなどをケージ内に設置して、安全で落ち着ける場所を与えましょう。 隠れ家があることで、安心して休息し、あなたに慣れてくれる可能性が高まります。
モルモットの食事とトイレ事情
うんちやオシッコの量が多い、餌箱がすぐに空っぽになる、という状況は、モルモットが健康で活発に活動している証拠です。心配する必要はありません。
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食事について
モルモットは草食動物で、チモシーなどの牧草を主食とします。 ペレットは補助食として与え、野菜は少量を毎日与えるのが理想的です。 餌箱がすぐに空っぽになるのは、食欲旺盛な証拠です。 常に牧草が十分にあるように注意し、ペレットも適量を補充しましょう。 新鮮な水を常に用意することも忘れずに。
トイレについて
モルモットは決まった場所で排泄する習性があります。 トイレを設置し、排泄物の処理をこまめに行いましょう。 トイレの場所を覚えさせるには、排泄した場所にトイレを設置する、または、排泄物をトイレの中に移すなどの工夫が必要です。 それでもトイレ以外に排泄してしまう場合は、ケージ内の広さやトイレの数を検討してみましょう。 床材は、吸収性の高いものを使用すると、掃除が楽になります。
インテリアとモルモット飼育環境
モルモットを飼育する部屋のインテリアを考える際には、モルモットにとって安全で快適な環境を優先しましょう。
ケージの設置場所
ケージは、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に設置しましょう。 床に直接置くと、底冷えしやすいため、マットや台の上に置くことをおすすめします。 また、騒音や振動が少ない場所を選ぶことも大切です。 ブラウン系の落ち着いた色合いの家具やインテリアは、モルモットにも穏やかな印象を与えます。
ケージ周りのインテリア
ケージの周りに、ブラウンやベージュといった落ち着いた色合いのインテリアを配置することで、モルモットにとってリラックスできる空間を作ることができます。 派手な色や柄は、モルモットを刺激してしまう可能性があるため避けましょう。 また、モルモットがケージから脱走しないよう、ケージの周囲に危険な物がないか確認しましょう。
専門家のアドバイス
獣医さんやペットショップのスタッフに相談することも有効です。 飼育に関する疑問や不安があれば、遠慮なく相談しましょう。 彼らは専門家として、あなたのモルモットの健康と幸せを守るためのアドバイスをくれます。
まとめ
モルモットとの生活は、喜びと学びに満ちた日々となるでしょう。 焦らず、モルモットのペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。 この記事が、あなたのモルモットとの幸せな生活の一助となれば幸いです。