マンション騒音問題からの引っ越し:納得できる解決策と快適な新生活へのステップ

マンションの騒音に耐えらえず引っ越しします。10か月位前に、現在のマンションの上の部屋の人が変わりました。40前位のお母さんと高校生位の息子さんです。この日以降、上からの騒音が激しく管理人さんに何度も お話しをしてもらいましたが駄目です。2~3日は静かになるのですが、またすぐに元通りです。夜中の1時に掃除機をかけたかと思うと、次の朝に7時にもかけたり。玄関の扉の開け閉めの音も恐ろしくうるさいです。しかも度々で昼間でもうるさい様な音です。夜中に大声でけんかの様な言い合いをするような声が聞こえて、床をどんどん蹴ったり。上から靴の泥を落として靴を手すりにのせて乾かしたり。泥が風にのって色んな部屋へ飛んで汚いですし、靴が3階から落ちたら下の人にもそ当たったら危ないです。小さな子どもも住んでます。足音もかかとで歩く様な音?で部屋の中を走ったり。しかも乱暴な感じで、ガタガタずっと音が聞こえてきて、落ち着かないです。ずっと夜は耳栓をして寝ています。長くなってすみません。。。これが耐えられなくて、今度引っ越します。賃貸契約書に近所迷惑な音をたてない等の項目があるのですが、これを守って無い人の為に出て行くのに、やはり黙って出ていくしかないのでしょうか?文句を言うとかそういう事ではなくて、引っ越し代をわざわざ出して時間も使って出ていかなければならず、何か納得できない気持ちが有ります。上の人たちは全く変わらないです。同じような経験のある方、この様な事に詳しいかた、なにか助言御願い致します。細かい事でも結構です、御願いします。

騒音問題による引っ越し:あなたの気持ちは当然です

長期間にわたる騒音問題は、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。夜間の睡眠不足による疲労、日中の集中力の低下、そして何より精神的なストレスは無視できません。管理会社への相談も効果がなく、引っ越しという決断に至ったこと、そして「納得できない気持ち」を抱えていることは、全くもって当然のことです。 あなたは決して一人ではありません。多くの賃貸居住者が、同様の騒音問題に悩まされています。

賃貸契約と騒音問題:法的観点からの検討

賃貸契約書には「近隣への迷惑行為をしない」という条項があるとのことですが、これは家主が借主に求める義務規定です。借主である上階住民がこれを守っていない場合、家主には是正を求める義務があります。しかし、家主が適切な対応を取ってくれない場合、借主であるあなたは、契約解除を検討することもできます。

家主への最終通告:内容証明郵便で記録を残す

まず、家主に対して、これまでの騒音問題と管理会社への相談履歴、そして騒音によるあなたの精神的・肉体的苦痛を詳細に記した内容証明郵便を送付することをお勧めします。内容証明郵便は、送達記録が残るため、証拠として有効です。この段階で、具体的な改善策(例えば、上階住民への注意喚起の強化、騒音計による測定など)を求め、改善が見られない場合の契約解除を検討することを明確に伝えましょう。

弁護士への相談:専門家の意見を聞く

内容証明郵便を送付しても改善が見られない場合、または家主との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの状況を的確に判断し、法的観点から最善の解決策を提案してくれます。引っ越し費用や精神的損害賠償請求の可能性についても検討できます。

引っ越し費用負担:交渉の可能性を探る

引っ越し費用は、通常、借主の負担となります。しかし、今回のケースのように、家主の対応不足が原因で引っ越しを余儀なくされた場合、交渉次第では家主が一部または全額を負担してくれる可能性があります。弁護士に相談することで、交渉の有利性を高めることができます。

騒音対策:引っ越し先での再発防止策

新たな住まいでは、騒音問題を二度と経験しないように、以下の点を考慮しましょう。

  • 物件選び:防音性能が高い物件を選ぶことが重要です。具体的には、二重窓、遮音性の高い床材、厚い壁など、防音対策が施された物件を探しましょう。物件見学時には、実際に音を立ててみて、音の反響具合を確認するのも有効です。
  • 階数:高層階は、上階からの騒音の心配が少ない傾向があります。ただし、低層階は地面からの振動の影響を受けやすい可能性があります。
  • 周辺環境:静かな住宅街を選ぶことはもちろん、近隣住民の生活スタイルも考慮しましょう。小さなお子さんやペットを飼っている世帯が多い地域は、騒音発生の可能性が高まります。
  • 契約内容の確認:契約書に騒音に関する条項が明記されているか、また、騒音トラブル発生時の対応について規定されているかを確認しましょう。不明な点は、家主または管理会社に確認することが大切です。

専門家の視点:建築音響の観点から

建築音響の専門家によると、マンションの騒音問題は、建物の構造や素材、そして居住者の生活習慣など、様々な要因が複雑に絡み合っています。防音性能の高い建材を使用したり、適切な遮音設計を行うことで騒音問題を軽減できますが、完全に防ぐことは困難です。そのため、物件選びの際には、防音性能だけでなく、周辺環境や居住者のマナーなども考慮することが重要です。

まとめ:新たな一歩を踏み出すために

騒音問題による引っ越しは、精神的にも経済的にも大きな負担となりますが、あなたの気持ちは正当です。まずは、家主への内容証明郵便、弁護士への相談を検討し、引っ越し費用負担の交渉に臨みましょう。そして、次の住まいでは、騒音対策をしっかりと行い、快適な生活を送れるようにしましょう。今回の経験を活かし、より良い住環境を選び取ることで、心穏やかな毎日を手に入れることができます。

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