ポインセチアを元気に育てる!選び方から育て方まで徹底解説

お花屋さんでポインセチアを昨日買いました。正しい育て方を教えて下さい。

ポインセチアの基本情報と選び方

ポインセチアは、クリスマスの時期に鮮やかな赤色の苞(ほう)が美しく、クリスマスの定番鉢物として人気です。メキシコ原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の植物です。 鮮やかな苞の色は、実は花ではなく葉が変化したものです。 真の花は、苞の中央にある小さな黄緑色の部分です。

ポインセチアを長く楽しむためには、購入時の選び方が重要です。以下のポイントに注意して選びましょう。

  • 苞(葉っぱに見える赤い部分):色鮮やかで、傷や変色がないものを選びましょう。 しおれていたり、葉に斑点があったりするものは避けた方が無難です。
  • :緑の葉は、しっかりとしていて、元気が良いものを選びましょう。 葉が黄色くなっていたり、落ちているものは避けましょう。
  • :しっかりとしていて、折れ曲がったりしていないものを選びましょう。 茎が弱々しいものは、生育不良の可能性があります。
  • :鉢の土が乾きすぎているものは避けましょう。 適度に湿っているものが理想的です。 逆に、水が溜まっているような状態も良くありません。
  • 全体のバランス:全体的にバランスが良く、健康的な株を選びましょう。

ポインセチアの育て方:置き場所と温度管理

ポインセチアは、寒さに弱いため、温度管理が重要です。

置き場所

  • 日当たり:日当たりの良い場所を好みますが、直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があります。 レースのカーテン越しの光が理想的です。冬場は、暖かい日差しを当ててあげましょう。
  • 温度:15~20℃が適温です。 10℃以下になると生育が悪くなり、5℃以下になると枯れてしまう可能性があります。 寒風や冷気にも注意しましょう。暖房の風が直接当たる場所も避けましょう。
  • 風通しの良い場所:風通しの良い場所に置きましょう。 ただし、寒風は避けましょう。

ポインセチアの育て方:水やりと肥料

水やり

  • 頻度:土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。 鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えるのがポイントです。 ただし、鉢皿に水が溜まったままにしないように注意しましょう。根腐れの原因になります。
  • 方法:ジョウロを使うと、土全体にまんべんなく水を与えることができます。 シャワーヘッドなどで水をかけると、土が流れ出てしまう可能性があるので避けましょう。
  • 冬場の水やり:冬場は、土の乾燥が遅くなるため、水やりの頻度を減らしましょう。 土の乾燥具合を確認しながら、必要に応じて水やりをします。

肥料

  • 頻度:生育期の春から秋にかけて、緩効性肥料を月に1回程度与えます。 冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。
  • 種類:液体肥料や固形肥料など、様々な種類の肥料があります。 ポインセチア用の肥料を使用すると、より良い効果が期待できます。

ポインセチアの育て方:その他

  • 剪定:花が終わった後、茎を剪定することで、翌年の生育を促すことができます。 剪定する際は、清潔なハサミを使用し、切り口を殺菌剤で消毒しましょう。
  • 病気と害虫:カイガラムシやアブラムシなどが発生することがあります。 見つけたら、すぐに駆除しましょう。 市販の殺虫剤を使用すると効果的です。
  • 植え替え:鉢が小さくなってきたと感じたら、植え替えを行いましょう。 植え替えの適期は春です。 新しい鉢に、新しい培養土を使って植え替えましょう。

専門家のアドバイス:植物医からのワンポイント

植物医の視点から、ポインセチアの管理について重要な点をいくつかご紹介します。

* 適切な湿度:ポインセチアは乾燥した環境を好みますが、乾燥しすぎると葉が落ちてしまうことがあります。 特に冬場は、加湿器などで湿度を調整すると良いでしょう。
* 日照時間の管理:ポインセチアは短日植物です。 12時間以上の暗闇が必要で、そうでないと苞が赤く色づかないことがあります。 夜間に照明を当てないように注意しましょう。
* 土壌の選び方:水はけの良い土壌を選びましょう。 市販の観葉植物用の培養土を使用するのがおすすめです。

まとめ

ポインセチアは、適切な管理を行うことで、長く楽しむことができます。 今回ご紹介したポイントを参考に、美しいポインセチアを育ててみてください。 何か問題が発生した場合は、お気軽に専門家にご相談ください。

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