フローリングの滑り対策と原因究明

フローリングの一部がとても滑るようになってしまいました。廊下から部屋へ入ったところの出入口付近なので何とかしたいのですが、解決策はありますでしょうか?住友の相談室の人には、『ワックスを塗ってみては?』と言われたので、リンレイのワックスを買ってきて塗りましたが、塗って乾かしての手順の後すぐは確かに滑りにくくなるのですがやはり効果はイマイチです。何かオススメ商品はありますでしょうか?乳幼児がいますので、子供が通る際や抱っこして歩く時いつも注意深く通るのですが…ヒヤヒヤしっぱなしで…。しかしどうしてまた床の一部だけがあんなに滑るようになってしまったのかが謎です。出来ればこの謎解明にも知恵をお借りしたいです。よろしくお願いします。

フローリングが滑る!その原因と解決策

小さなお子さんを抱えるご家庭では、フローリングの滑り問題は深刻な安全上の問題となりますね。ワックスを塗布しても効果がイマイチとのこと、ご心配お察しいたします。「いろのくに」では、安全で快適な住空間づくりをサポートするため、今回の問題解決に全力で取り組みます。

滑る原因の特定:なぜ一部だけ滑るのか?

まず、フローリングの一部だけが滑る原因を特定することが重要です。ワックスの効果がイマイチなことから、ワックスの問題ではない可能性が高いです。考えられる原因をいくつか挙げ、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

  • 素材の劣化:経年劣化により、フローリングの表面が磨耗し、滑りやすくなっている可能性があります。特に、出入口付近は頻繁に人が通る場所なので、磨耗が加速しやすいです。
  • 水分による影響:水拭き掃除の際に、水分が床材に浸透し、乾燥後に滑りやすくなっている可能性があります。特に、木材の種類によっては、水分を吸収しやすく、滑りやすくなる場合があります。
  • ワックスの塗り方:ワックスの塗り方が不適切な場合、効果が薄れてしまう可能性があります。ムラなく薄く塗布することが重要です。また、ワックスの種類によっては、フローリングの素材に合わない場合もあります。
  • 汚れの蓄積:目に見えない汚れが蓄積し、滑りやすくなっている可能性があります。油汚れや、ペットの足跡などが考えられます。
  • コーティングの剥がれ:元のコーティングが剥がれて、下地が露出している可能性があります。特に、出入口付近は傷つきやすい場所です。
  • 異物の付着:目に見えない小さな異物が付着し、滑りやすくなっている可能性があります。例えば、砂粒などが考えられます。

効果的な滑り止め対策

原因を特定した上で、適切な対策を講じましょう。以下に具体的な対策とおすすめ商品をご紹介します。

1. 徹底的な清掃

まずは、滑る箇所の徹底的な清掃を行いましょう。

  • 掃除機:細かい砂やゴミをしっかり吸い取ります。
  • 粘着ローラー:髪の毛やホコリなどの細かいゴミを確実に除去します。
  • 中性洗剤:油汚れなどを落とすために、中性洗剤で丁寧に拭き掃除をします。その後、十分に乾燥させましょう。

2. 適切なワックス選びと塗り方

ワックスの効果がイマイチだった場合、ワックスの種類や塗り方に問題があった可能性があります。

  • 高性能ワックス:滑り止め効果の高いワックスを選びましょう。例えば、樹脂ワックスや、特殊な滑り止め成分配合のワックスなどがあります。ホームセンターや専門店で相談してみましょう。
  • 薄く均一に塗布:ワックスは薄く均一に塗布することが重要です。厚塗りすると、かえって滑りやすくなる可能性があります。説明書をよく読んで、正しい手順で塗りましょう。
  • 乾燥時間:ワックスを塗布した後、十分に乾燥させることが重要です。乾燥が不十分だと、滑りやすくなってしまいます。

3. 滑り止めシート・マットの活用

ワックスだけでは効果が不十分な場合は、滑り止めシートやマットを敷くことを検討しましょう。

  • 滑り止めシート:透明なシートタイプのものもありますので、インテリアを損なわずに滑り止め対策ができます。
  • 玄関マット:出入口付近に、吸水性と滑り止め効果のある玄関マットを敷くのも有効です。

4. 専門業者への相談

上記の方法を試しても改善しない場合は、フローリングの専門業者に相談することをおすすめします。専門家は、原因を正確に特定し、適切な対策を提案してくれます。場合によっては、フローリングの研磨やコーティングのやり直しが必要となる可能性もあります。

専門家の視点:フローリングの素材と滑りやすさ

フローリングの素材によって、滑りやすさが異なります。例えば、無垢材は、経年劣化によって表面が滑りやすくなる場合があります。一方、複合フローリングは、比較的滑りにくい素材です。

専門家によると、滑りやすいフローリングを改善するには、素材の特性を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。定期的なワックスがけや、必要に応じて研磨を行うことで、滑りやすさを軽減できます。

まとめ:安全で快適な住空間を

乳幼児がいるご家庭では、安全対策は最重要です。フローリングの滑り問題を解決することで、お子様も安心して過ごせる、安全で快適な住空間を実現しましょう。原因究明と適切な対策を講じることで、ヒヤヒヤする日々から解放され、安心して暮らせるようになります。

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