フローリングの剥がれをDIYで修復!原因と具体的な対処法

自分の部屋はフローリングなのですが、つい先日気が付いたら床の一部がはがれていました。現在も写真のようになっているのですが、これは素人でもうまく修復することができるのでしょうか?そして、そもそもなぜこのようなことが起きてしまったのか、原因もご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

フローリングの剥がれ、DIY修復は可能?

フローリングの一部が剥がれてしまった…それはショックですよね。しかし、ご安心ください。写真の状態にもよりますが、軽度の剥がれであればDIYで修復できる可能性は十分にあります。ただし、完全に元の状態に戻すのは難しい場合もありますので、まずは剥がれの状況を正確に把握することが重要です。

剥がれの状態をチェック!DIY可能か判断しましょう

まず、剥がれている箇所の広さや深さを確認しましょう。小さな剥がれで、基材(合板など)まで達していない場合は、DIYで修復できます。しかし、大きな面積が剥がれていたり、基材まで損傷している場合は、専門業者への依頼がおすすめです。また、剥がれが原因で床鳴りが発生している場合も、専門家に見てもらう方が安心です。

DIY修復に必要なもの

DIYで修復する場合、以下のものが必要になります。

  • 木工用ボンド:フローリング材を接着するために必要です。
  • ヘラ:ボンドを均一に塗布するために使用します。小さなヘラと大きなヘラの2種類があると便利です。
  • クランプ(万力):剥がれた部分をしっかり固定するために使用します。大きさに合わせて適切なクランプを選びましょう。
  • サンダー(研磨機):修復後、表面を滑らかにするために使用します。電動サンダーが効率的ですが、手動でも可能です。
  • やすり:サンダーがない場合、やすりで研磨します。番手の異なるやすりを用意すると、より綺麗に仕上がります。
  • パテ:大きな剥がれや欠けを埋めるために使用します。木製のフローリングに合う色を選びましょう。
  • 塗装:修復箇所の仕上げに必要です。フローリングの色に合った塗料を選び、必要であれば下塗りもしましょう。
  • マスキングテープ:塗装する際に、周囲を汚さないように保護するために使用します。
  • 雑巾:ボンドや塗料を拭き取るために使用します。

DIY修復の手順

1. 剥がれた部分を清掃する:ホコリや汚れを取り除き、接着面をきれいにします。
2. 木工用ボンドを塗布する:剥がれた部分と床面にボンドを薄く均一に塗布します。
3. 剥がれた部分を接着する:剥がれた部分を元の位置に戻し、クランプでしっかりと固定します。ボンドが完全に乾くまで数時間待ちます。
4. パテで穴を埋める(必要に応じて):大きな剥がれや欠けがある場合は、パテで埋め、乾燥させます。
5. サンダーまたはやすりで研磨する:パテや接着剤が乾燥したら、サンダーまたはやすりで表面を滑らかに研磨します。
6. 塗装する:修復箇所に、フローリングの色に合った塗料を塗布します。必要であれば下塗りを行い、乾燥させます。

フローリングが剥がれる原因

フローリングが剥がれる原因は様々です。主な原因をいくつかご紹介します。

  • 水分による影響:水漏れや湿気によって、フローリング材が膨張したり、接着剤が劣化したりすることで剥がれることがあります。浴室やキッチンなどの水回り、または雨漏りのある場所では特に注意が必要です。
  • 経年劣化:長年使用していると、接着剤の劣化や木材の乾燥によって剥がれやすくなります。特に、築年数の古い建物では注意が必要です。
  • 衝撃:重いものを落としたり、強い衝撃を与えたりすることで、フローリング材が剥がれることがあります。家具の移動時にも注意が必要です。
  • 施工不良:当初の施工が不適切だった場合、フローリングが剥がれやすくなります。接着剤の量や乾燥時間などが適切でなかった可能性があります。
  • 温度変化:急激な温度変化も、フローリング材の収縮や膨張を引き起こし、剥がれの原因となることがあります。

専門家の意見:原因特定が重要

「フローリングの剥がれは、原因を特定することが最も重要です」と、住宅リフォーム会社「住まい快適工房」の担当者は言います。「原因によっては、部分的な修理では根本的な解決にならない場合もあります。例えば、水漏れが原因であれば、まずは水漏れを直さなければ、再び剥がれる可能性が高いです。」

予防策

フローリングの剥がれを防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • こまめな清掃:ホコリや汚れをこまめに掃除することで、水分による劣化を防ぎます。
  • 湿度管理:除湿機や換気扇などを活用し、室内の湿度を適切に保ちましょう。
  • 衝撃に注意:重いものを落とさないように注意し、家具の移動時は慎重に行いましょう。家具の脚には、床を保護するパッドを付けることをおすすめします。
  • 定期的な点検:定期的にフローリングの状態をチェックし、小さな剥がれを発見したら、すぐに修復しましょう。

まとめ

フローリングの剥がれは、軽度のものならDIYで修復できますが、広範囲の剥がれや床鳴りなどがある場合は、専門業者に相談することをおすすめします。原因を特定し、適切な対処をすることで、美しいフローリングを長く保つことができます。

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