ドラム式洗濯乾燥機の金属臭対策:原因と解決策

ドラム式での衣類の乾燥後、金属が焼けたようなにおいが染み付いてしまって、洗いなおしたりしてます。(洗い直すと匂いは取れるんですが、乾燥を使うとまた臭うので、結局部屋干しの匂いか、乾燥後の匂いのまま着てます…)普通に洗濯し、外に干すと匂いませんし、部屋干しの匂いともまた違います。洗濯槽クリーナーも頻繁に使ってるし、アルカリウォッシュも試しました。でもダメです…黒ずみなどは納得する理由が見つかったんですが・・・補足yossy dakodaさんからの回答を受けての補足乾燥にかけるのはTシャツとタオルのみで、ヒーターは弱にしています。

ドラム式乾燥機の金属臭の原因究明

ドラム式洗濯乾燥機から発生する「金属が焼けたような臭い」は、洗濯物に付着する厄介な問題です。原因を特定し、適切に対処することで、快適な洗濯ライフを取り戻しましょう。ご質問にあるように、洗濯槽クリーナーやアルカリウォッシュを試しても効果がない場合、以下の可能性を検討する必要があります。

1. 乾燥フィルターの詰まり

乾燥フィルターは、乾燥中に発生するホコリや繊維くずをキャッチする重要な役割を担っています。フィルターが目詰まりすると、空気の流れが悪くなり、熱がこもりやすくなります。その結果、ドラム内部の金属部品が高温になり、金属臭が発生する可能性があります。

対策:

  • 乾燥フィルターをこまめに掃除しましょう。使用後毎回、目に見えるゴミを取り除くだけでなく、月に一度は水洗いをして、完全に乾燥させてから装着することをお勧めします。
  • フィルターの掃除だけでは臭いが取れない場合は、洗濯機の内部にある熱交換器(コンデンサー)などもチェックしてみましょう。機種によってアクセス方法が異なりますので、取扱説明書をよく読んでください。汚れが酷い場合は、専門業者に依頼するのも一つの手です。

2. ドラム内部の汚れ

長期間使用していると、ドラム内部に洗濯物から出た繊維くずや洗剤カスなどが付着し、それが焦げ付くことで金属臭の原因となることがあります。特に、タオルやTシャツのように繊維の抜けやすい衣類を乾燥させると、この現象が起こりやすくなります。

対策:

  • 定期的にドラム内部を清掃しましょう。市販の洗濯槽クリーナーを使用するだけでなく、濡れた布で丁寧に拭き取ることで、目に見えない汚れも除去できます。特に、ドラムの底や側面などの隅々まで清掃することが重要です。機種によっては、ドラムを回転させて清掃できる機能が付いているものもあります。
  • 乾燥機能を使う前に、ドラム内部を軽く拭いてから使用すると、汚れの付着を防ぐことができます。

3. 乾燥温度の設定

乾燥温度が高すぎると、衣類だけでなくドラム内部の金属部品も高温になり、金属臭が発生しやすくなります。特に、デリケートな衣類を乾燥させる際は、低温設定を使用することをお勧めします。ご質問にあるように、すでに弱設定を使用されているとのことですが、それでも臭いがする場合、さらに温度を下げる、もしくは乾燥時間を短縮するなどの工夫が必要です。

対策:

  • 乾燥温度を「弱」もしくは「低温」に設定しましょう。衣類の種類や量に合わせて、適切な乾燥温度を選択することが重要です。
  • 乾燥時間を短縮するのも有効です。完全に乾燥させなくても、ある程度乾けば、後から自然乾燥させることもできます。

4. 排水口の詰まり

排水口が詰まっていると、乾燥時に発生する湿気がうまく排出されず、ドラム内部に湿気がこもり、金属臭の原因となる可能性があります。

対策:

  • 排水口の掃除をしましょう。排水口にゴミや汚れが詰まっている場合は、取り除いてください。必要に応じて、排水管洗浄剤を使用するのも有効です。

5. 洗濯機の故障

上記の対策を行っても臭いが改善しない場合は、洗濯機自体に故障の可能性があります。ヒーターの故障や、センサーの異常などが考えられます。

対策:

  • 専門業者に点検・修理を依頼しましょう。自己判断で修理しようとせず、必ず専門業者に依頼することが重要です。安全面にも配慮し、適切な対応をしてもらいましょう。

専門家の視点:洗濯機修理業者からのアドバイス

多くの洗濯機修理業者によると、ドラム式洗濯乾燥機からの金属臭は、乾燥フィルターの詰まりやドラム内部の汚れが最も多い原因です。しかし、これらの対策を行っても改善しない場合は、内部の部品に問題がある可能性も否定できません。早めの点検・修理が、洗濯機の寿命を延ばし、安全な使用につながります。

実践的な解決策と予防策

上記の点を踏まえ、具体的な解決策と予防策をまとめます。

* 乾燥フィルターの定期清掃: これは最も重要です。使用後毎回の清掃に加え、月1回の徹底的な水洗いを行いましょう。
* ドラム内部の清掃: 洗濯槽クリーナーに加え、濡れた布で丁寧に拭き取ることで、より効果的な清掃が可能です。
* 乾燥温度・時間の調整: 弱設定でも臭う場合は、さらに温度を下げるか、乾燥時間を短縮しましょう。
* 排水口の清掃: 排水口の詰まりは、乾燥効率を下げ、臭いの原因となります。定期的な清掃を心がけましょう。
* 定期的なメンテナンス: 年に一度は、専門業者による点検・清掃を検討しましょう。

まとめ

ドラム式洗濯乾燥機からの金属臭は、適切な対処によって解決できる可能性が高いです。しかし、自己解決が難しい場合は、専門業者に相談することをお勧めします。快適な洗濯ライフを送るために、日頃から清掃やメンテナンスを心がけましょう。

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