ドアノブの軋みと動きが重い時の対処法|潤滑剤の使い方と選び方

部屋のドアノブが軋んで動きが重くなりました。どの辺にクレ556を挿したらいいでしょうか。

ドアノブの軋みと重みに対する原因と解決策

ドアノブが軋んで動きが重くなる原因は、主に以下の3点に絞られます。

  • 潤滑不足:ドアノブの可動部分の摩擦が増加し、軋みや重みに繋がります。経年劣化によるグリスの減少や、埃や汚れの付着が原因です。
  • 部品の摩耗:ドアノブの部品、特にラッチボルトやストライクプレートなどが摩耗すると、スムーズな動作が妨げられ、軋みや重みが発生します。
  • ドア本体の歪み:ドア本体が歪んでいると、ドアノブの動作に悪影響を与え、軋みや重みの原因となります。これは、建物の経年劣化や地震などの影響で起こる可能性があります。

クレ556は、潤滑不足が原因の場合に効果的な解決策となります。しかし、部品の摩耗やドア本体の歪みが原因の場合は、クレ556だけでは根本的な解決にはなりません。まずは原因を特定することが重要です。

クレ556の使い方と注意点

クレ556は、ドアノブの可動部分に直接噴射することで、潤滑効果を発揮します。しかし、使い方を間違えると、かえってドアノブの故障を招く可能性があります。

クレ556を噴射する場所

クレ556を噴射する場所は、ドアノブの種類によって異なりますが、一般的には以下の箇所です。

  • ドアノブの軸:ドアノブを回転させる軸の部分に、少量のクレ556を噴射します。この部分は、最も摩擦が発生しやすい箇所です。
  • ラッチボルト:ドアノブを回すと出てくるラッチボルト(ドアをロックする部分)にも、少量のクレ556を噴射します。この部分も、頻繁に動くため、潤滑が必要な箇所です。
  • ストライクプレート:ドア枠に取り付けられたストライクプレート(ラッチボルトがはまる部分)にも、少量のクレ556を噴射すると効果的です。ただし、ドア枠に直接噴射すると、塗装が剥がれる可能性があるので注意が必要です。

クレ556の噴射量

クレ556は、少量ずつ噴射することが重要です。大量に噴射すると、ドアノブ内部にクレ556が流れ込み、内部の部品を傷める可能性があります。また、周囲に飛び散る可能性もあります。

クレ556以外の潤滑剤

クレ556は、一時的な潤滑効果が高いですが、油分が揮発性であるため、長期間の効果は期待できません。長期間の効果を求める場合は、シリコンスプレーや、ドアノブ専用の潤滑剤を使用することをおすすめします。これらの潤滑剤は、油膜が長持ちし、ドアノブの寿命を延ばす効果があります。

専門家への相談

クレ556を使用しても改善が見られない場合、またはドアノブの分解・修理が必要な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。無理に分解しようとすると、ドアノブを破損させる可能性があります。

インテリアとドアノブの調和

ドアノブは、インテリアの一部として重要な役割を果たします。ドアノブの色やデザインは、部屋全体の雰囲気に影響を与えます。

ドアノブの色選び

ドアノブの色を選ぶ際には、部屋全体のインテリアカラーとの調和を考慮することが重要です。例えば、ブラウン系のインテリアには、アンティーク調の真鍮製のドアノブが合います。また、モダンなインテリアには、シルバーやブラックのドアノブがおすすめです。

ドアノブのデザイン

ドアノブのデザインも、部屋全体の雰囲気に影響を与えます。シンプルなデザインのドアノブは、どんなインテリアにも合わせやすく、主張しすぎないため、落ち着いた雰囲気を作り出せます。一方、個性的なデザインのドアノブは、部屋のアクセントとなり、より個性を際立たせることができます。

ドアノブの素材

ドアノブの素材も、耐久性やデザインに影響を与えます。真鍮やステンレスなどの金属製ドアノブは、耐久性に優れ、高級感があります。一方、プラスチック製のドアノブは、軽量で安価ですが、耐久性に劣る場合があります。

まとめ

ドアノブの軋みや重みは、潤滑不足、部品の摩耗、ドア本体の歪みが原因として考えられます。クレ556は潤滑不足に効果的ですが、使い方に注意が必要です。効果がない場合は、専門家への相談も検討しましょう。また、ドアノブはインテリアの一部として重要な役割を果たすため、部屋全体の雰囲気に合った色やデザインを選ぶことが大切です。

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